グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。

 

またまたハローワークに通うことになり、今度はどんな仕事とめぐり会えるかと楽しみになりました。

 

もちろん毎回の願いは「長男の特性に合った仕事に出会えますように!」「長続きする仕事に出会えますように!」の二つでした。

 

でも考えてみたら、長男の特性に合った仕事なら、自然と長続きするわけですから、最終的には仕事に長男が合わせるのではなく、あるがままの長男がその特性を活かした仕事に出会えるように!と祈るだけでした。

 

もちろん遠くても良いので、大田区の町工場とか、求人があれば応募して面接へ通いましたが、ダメでした。

 

なかなか電気工事士第2種で探しても、求人の数は多くありませんでした。

 

それでも長男が向いていない、接客や営業の仕事は出てこないので、それだけでも資格を取っておいて良かったと思いました。

 

今は変わったかもしれませんが、当時の求人を見ていると、飲食関係のホールやキッチンの仕事が多く、その次が営業が多かった記憶があります。

 

やはり特性のある発達障がいグレーゾーンの子どもたちは、他の子と少しでも同じことができるようにと時間と努力を重ねるよりも、何が好きか?何が得意か?を追求して、それに合った資格を取ることが有意義だと思います。

 

今ならゲームクリエイターやコンピューター関連の仕事など、好きなことが仕事に繋がるチャンスがあるかもしれません。

 

長男が求職活動をした20年前は、まだまだ発達障がいの概念もあやふやで、ましてグレーゾーンになると、どこまでが普通でどこまでが変なのか分からない状態でした。

 

でも先日、茂木健一郎さんから、「脳に普通も異常もない。あるのは統計的な典型的な脳とユニークな脳だけです」と言われて、目からウロコが落ちました。

 

 

大事なのは、普通か異常かではなく、その子がユニークかどうかだけで、その子のユニークさを活かせる仕事を探すことなのです。