グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。
長男は自宅の近くでアルバイトを探し出しましたが、やはり都会と違って求人の数が少なくハードルが高いことが分かりました。
本人のこだわりで、本が好きだから本屋さんで働けたら嬉しい!が一番目にあり、川崎市の自宅の近くの本屋さんの求人に応募しました。
その時にはっきりしたのが、人間関係が下手という特性は、面接には向いていないことでした。
町の本屋さんは三軒が全部だめでしたし、そこから範囲を広げて、ブックオフや本の下取り関係のお店にも面接に行きましたが、とうとう二軒ともだめでした。
さすがに面接の不採用が続くと、本人も応援している親もガックリするのですが、きっと採用される店があるはずと前向きに考えました。
困難や苦難をはねのけて回復する力のレジリエンスは、変えられない状況を受容することが大事です。
なぜ採用されない?どうしてダメなのか?とクヨクヨ考えないで、今は不採用が続いていると現実を受け入れるのです。
そして現実的な目標「次はこの店に応募しよう!」を考えて、それに向かって行動する。
このプロセスを続けていったので、合計で5軒の連続不採用にもメゲないで親子で頑張ることができました。
本人が一番ショックなので、親としては私が大事にしている元気、のんき、やる気、時々勇気をフルに活用してサポートしました。
特に親に必要なのは、根拠のない自信「この子は大丈夫!なんとかなる!」だと痛感しました。
もう採用されることは無いのでは・・・と不安になる中で、親の「きっとあなたに合った職場があるはず」という根拠のない自信は、本人のレジリエンスを強くしたようでした。