グレーゾーンのミカタのマツジュンです。
担任の先生もそうですが、親だってそもそも子どもに呪いの言葉をかけようとは思っていません。
でもそれが祝福の言葉ではなく、条件付きの「これをしないと、あなたの将来は真っ暗よ!」と言い続けるのは呪いになってしまいます。
私がゴードンメソッド(親業)に出会って衝撃的だったのは、息子のためと思って言っていた言葉がほとんど呪いの言葉で、息子を祝福していなかったことに気がついたことです。
長男は今から思うと発達障がいのグレーゾーンなので、親としては彼の行動にハラハラドキドキすることが多くて、なんとかして彼を普通にしてあげないといけないと思い込んでいました。
相手の行動をコントロールするには、権力を使うことが一番簡単です。
勉強しないと、ご飯を食べさせない!とか、勉強しないとディズニーランドに連れていかないなど、親はアメとムチでなんとか子どもを自分たちの思うように動かそうとします。
私もまさしくそのタイプの親でした。
なんとか長男を良い子にしたい!普通にしたい!との思いが強かったので、体罰もしましたし、恐怖で動かそうと怒ってもいました。
でもよほど親が怖ければ別ですが、子どもは自分で目標を見つけたり、夢を持っていないと自分から勉強したいとは思いません。
呪いの言葉は関係を壊すだけでなく、自己肯定感もなくして、自分から動こうとしない子を作ってしまいます。