Campania便り④~アマルフィの街で一息
ポジターノからはバスで30分。
アマルフィの街に近付くと断崖に突き出した高級そうなホテルが次々と見え始め、
細い道を海岸のところまで降りていくとバスターミナルがあります。
かつて地中海に君臨した海洋共和国だったアマルフィ。
ヴエネチアよりも先んじて11世紀に栄えたとされ、
当時の地中海は「アマルフィ航海法」なる法典によって規制されていたほど。
海洋王国としてコンスタンティノープルと通商していたときに運ばれたものだそうです。
ドゥオーモ広場にあるケーキ屋さんで売っている名物のDelizia al Limoneが美味♪
レモンケーキにカスタードクリームが挟んであって、全体がレモンクリームで包まれています。
アマルフィはソレントとサレルノの両端からのバスの終点。
サレルノに向かう前にここから小さなバスに乗ってラヴェッロの町へ向かいます。
Campania便り③~魅惑のアマルフィ海岸
アマルフィ化海岸とは
ナポリの南50キロ、サレルノからソレントまでの約40キロの美しい海岸線のこと。
複雑に入り組んだ入江、岩がちな急斜面に張り付くように広がるカラフルな住宅、海へと傾斜する傾斜畑にはレモンやオレンジの畑が棚田のように広がっていて、その先の断崖には塔や教会が見え隠れしています。
ナポリからの電車は海岸の両端にあるソレントかサレルノまでで、
そこからは車か小舟かバスでしか中に進むことはできません。
交通が不便である分、昔からの美しさが保全されているそうです。
今回の旅行では、ナポリから電車とバスを乗り継いで丸一日のエクスカージョン。
アマルフィ海岸のバス・電車に共通して使えるUnico Campaniaの一日券を購入すると
と~~~ってもお得&楽に周遊することができます。
アマルフィ海岸への観光コースはいくつもありますが、
ろみゆはナポリ→(ヴォスヴィオ周遊鉄道)→ソレント→(バス)→ポジターノ→(バス)→アマルフィ→(バス)→ラヴェッロ→(タクシー)→アマルフィ→(バス)→サレルノ→(国鉄)→ナポリというコースで途中たっぷり散策しながら周りました。
夏の時期であれば、途中のバス移動を一部船に替えてみたりしてもいいかもしれません。
ちなみにろみゆが旅行している間、一度も船は見かけませんでした。この時期は運行数も限られているみたいです。
まずは、ナポリからヴォスヴィオ周遊鉄道でソレントへ。
ナポリの喧騒を抜けると、しばらくして遠くに海が見え始め、
普通の落書きだらけの電車だったのが山を走り抜ける山岳鉄道のようになります。
海を見下ろして空を走っているような気分を味わえます。
ソレント観光はせずに、すぐに駅前からバスに乗って一路ポジターノへ。
くねくねした山肌の道をぐんぐん上り下りしながら進んで、
バスの車窓から海に浮かぶ小さな島Li Galliが見えたら、ポジターノの町に間もなく到着です。
この街は本当に可愛い!
家も店もホテルもすべて、街全体が階段状に山にへばりついていて、
だんだん畑に家が立ち並んでいるような感じ。
白、黄色、ベージュ、オレンジ、ピンクなどのカラフルな家々が
海に向かってみっちり並んでいる様子はとってもキュートで、
この街が「アマルフィ海岸の宝石箱」と呼ばれている所以です。
バス停は二つありますが、いずれも高台の上の方なので、
一つ目で降りて、『Beachはこちら」という標識を便りに、細~~い階段をひたすら下りていくと海岸につきます。海岸から見上げる街並みと緑の山の風景はとっても美しいです。
海岸でしばし休憩。夏のバカンス時期は海水浴客でにぎわうんでしょうね。
景色を楽しんだ後は、再び石の階段をくねくねひたすら上ります。。。。
途中両脇には可愛らしいお土産物屋さんがいっぱい。陶器のお店やレモングッズなどなど。
気温17度。
太陽日差しを全身に感じて体感温度はもっと高かったでしょうか。
階段の上り下りで二人とも汗だく・・・
バスに乗って、次はアマルフィの町へ向かいます。
Campania便り②~美味しいナポリ
今回の南イタリア旅行では
星付きレストランではなく、ジモッティが集まるカジュアルなお店を中心にセレクト。
日本にあるそこらじゅうのイタリアンレストランの紹介で良く聞きますよね。
「ナポリのピザ世界一選手権で優勝」って。
本当にたくさんの日本人が毎年のように参加して優勝しているようので
一体毎年いくつの大会があって、どれがどの程度のものなのか、正直不明です。
今回の旅行中にも修業(下働き?)をしている風の日本人の若者を何人か見かけました。
その点、こちらは正真正銘「本場」のナポリ。
町中のいたるところにこれでもかってくらいにピッツェリアがあります。
そしてもちろんこちらでも、ほとんどの店内に額縁に入れられた「賞状」がべたべた飾ってあります。
イタリア人としては日本人に負けていられませんよね。
ピザ以外にも新鮮なシーフードを使ったお料理にも期待が高まります。
やはり、ろみゆトラベルの中心は美食美酒でございます。
まず一軒目は中央駅から徒歩5分ほどの裏通りにある老舗店。
Mimi alla Ferrovia
Via Alfanso d'Aragona 21
小奇麗な店内。
ワインリストは特にありませんが、棚に並んだワインから選ぶ感じ。
陽気なおじ様が「ワインは白だったらハウスの白でいいね」と。
南イタリアの地場品種ファランギーナを使った白ワイン。きりっとしていてシーフードに合います。
そのほかお店の名前の入ったワインもいくつかありました。
お料理はシーフードの盛り合わせを前菜に、パスタをそれぞれチョイス。
ボンゴレのスパゲティとトマトベースのリングイネ・マリナーラ。
どれもシンプルですが、そこが美味。外れのないお味です。
続いて二軒目はお待ちかねのピッツァ。
Spacca Napoliと言われる下町エリアを東西に走っているTribunali通りには
ピッツェリアがた~~くさんあって、どこもかしこも結構混んでいます。
Sorbillo
Via Tribunali 32
リズミカル&丁寧に引き延ばされたピザ生地に具材がさっとのせられ、
大きな釜にひっきりなしにピザが送り込まれ、窯の中で絶えずくるくる回されています。
定番マルガリータと4種類のクワトロ・スタッジオーネをオーダー。
焼き立てにオイルをたっぷりかけて、サーヴされます。
これで美味しくないわけないですよね。
生地に程よい塩味が効いていて、本当に美味しい!
トマトソースの甘みもたまりません。
それにしてもかなりの大きさ。
当初いくつか有名なピッツェリアをはしごしよう!と意気込んでいたものの、
一軒目で大満足&大満腹。
ピザの耳の部分も最終的には食べきれない始末。
周りを見渡すと、地元のマダムグループが
ピザをカットせずに奇麗に周りの耳の部分だけ残してフォークとナイフで中身だけ食べるという、斬新な食べ方をしてました。
3軒目のお店はピッツェリア&リストランテ。
Lombardi a S. Chiara
Via Benedetto Croce 59
こちらはマルゲリータをベースにしたピザがメニューで3ページ分くらいあって
いろんなアレンジが加えられていて面白いです。
こちらでは水牛モッツァレラをつかったマルゲリータをチョイス。
奥のワインボトルと比べると、その大きさがお分かりになるかと。
こちらも、軽い生地なのにもちもち&しっとり。絶品です。
水牛モッツァレラも伸び伸び~~、すごい弾力。
ワインはこちらも地場品種アリアニコAglianicoを使ったハウス赤。
〆は名産リモンチェッロ。トロットしていて美味しいんですよね。
今回のナポリのお食事は、気がつけばFarina(小麦)尽くし。。。
意外とすぐお腹いっぱいになってしまいましたが、ピッツァはさすが本場ナポリというだけあって、極ウマでしたし、何といっても安い!!!
結果的にはかなりリーズナブルにおさまり、ブルゴーニュなどフランスを旅行する際の通常の一食分のお値段で3回食事が食べられました(笑)。
ナポリっ子たちにとってピザってどんな位置づけなんでしょうかね。
おにぎり?お菓子?5ユーロほどであんな満足度の高いものが食べられるんですからね。
二人でそれぞれピザを一枚ずつペロリと前菜として平らげ、
メインとして、ピザを折りたたんだ感じの具たっぷりカルツォーネをしっかりと残さず食べていた隣に座っていた地元のドン的風格のご夫婦は、二人揃って、でんで~んとご立派なおなか周りでした(笑)。
















































