夏真っ盛りの灼熱地獄のなつやすみ、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。わたくしことロミ様は、富士の樹海から無事生還し、南伊豆地方は下田市のハンドメイド御殿に滞在中です。暑いですね。一周回ってキモチイイネ。情熱☆熱風!

セミさんの抜け殻

諏訪湖

無骨な夏の富士
そんなもんでここ数日を徹底的にダラダラと過ごしてきたわけです。完璧主義者のわたしとしては、ダラダラすんのも完璧にしないと気がすまない。他の追随を許さぬダラダラっぷり。もし、オリンピックに『ダラダラ』って競技があったとしたら、もう金メダル間違いなし!ってくらいの堕落。か、カンペキだ!
経済優先のゲンダイシャカイでは、合理性と効率性ばっかが重視されて、ムダを省いてコツコツと努力し、オカネという結果を産み出してゆくのが『正義』とされてるわけですが、そんなねぇ、学校のテストじゃないんだから。大人になったら100点満点じゃー面白くないわけですよ。子供は普段から遊ぶんだからテストでは100点を取る努力しろよ、思いますけども、大人は普段から働いてるんだから、結果は50点くらいでいい。大人が100点求めちゃったら大変だよ。

そんなもんでハンドメイド御殿にて朝早く起きて、草刈りして、9時くらいに朝ごはんを食べたら、てくてくと山を降ります。

5分で、う~~~み~~~!水着も浮き輪もボードも持ってこないのが、ツウです。粋だね!ってなもん。

ほ~、水温、気温、波の感じ、全部いーじゃんかー。泳がないけどな!

海水浴客いいね!

海辺のカップルと、はしゃぐ子供達いいね!

わたしくらいのバケーションとダラダラの達人ともなると、ビーチに行っても海に入らずとも楽しめる。水着なんかいらない。浮き輪もパラソルもクーラーボックスもいらない。ポケットに小銭と鍵をいれて、あとはカメラもっていくだけでオッケー。楽しそうにしているバケーション中の人々を見て、そのサーファーやらカップルやらファミリーに憑依して楽しめます。
そして・・・極めつけはコレ。
海の家のまっずいラーメン!

どうですか、見てくださいよ、このチープな感じ。よくある中華そば屋の『地味だけどいい仕事してる』みたいなのとはワケが違う。地味でそして美味しくないっていうもう、これぞザ・海の家のラーメン!ていうテイのシロモノです。繰り返しますが、マズイ。都会のラーメン屋入ってコレが出てきたら「カネ返せ」って言いたくなるレベル。
けれども海の家のラーメンはこれでいい。ってか、これがいい。
きっとこれは一種のノスタルジーです。子供の頃に食べた味。わたしの脳に原体験としてインプットされている親と一緒に海水浴にきて楽しかった思い出の味が『海水浴場のまずいラーメン』なんだと思う。
だから、わたしのバケーションはこんなもんでいいのだ。高級旅館に宿泊する必要も、特別なご馳走食べる必要もない。
楽しいなぁ~~~!
あしたも海いくぞ!(スキューバー)