コトバ囚人 | 天然石ジュエリーのCanecryのブログ

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和製英語というコトバがある。

この言葉自体、なんだかおかしな感じ(和製で英語?日本語でしょ?)であるが、要はニッポン人が開発した英語っぽいカタカナ語である。わたしはこの和製英語が大好きだ。

昔のお年寄りなんかが例えば、松下電器が『ナショナル』とか『パナソニック』とかに改名すると、「なんでもかんでも外来語にして、マッタク・・・」等と仰っていたものであるが、よくよく考えれば漢字だって外来語(5世紀くらいに中国から渡来)なワケで、コトバは時代と共に変化していくものであるという事実が浮き彫りになる。こういう一連の流れを時系列で追って見ていくのが好きなのだ。

だって、古文の『いとおかし』なんて、現代人は使わないでしょ?きっと1000年後にはわたしたちが今現在話している口語ですら通じなくなっていると思う。

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『ミシン』という単語がある。言うまでもなく布や革などを縫い合わせる機械だ。正式名称はソーイング・マシン(:sewing machine)。なんでこれが日本で『ミシン』と呼ばれるようになったのかって?

ミシン
ミシン

答えは簡単『machine』の聞き間違いからだ。マシーンがミシーンと聞こえた。そんでもって日本でのソーイング・マシンの正式名称がミシンになったのである。なんか笑える。聞き間違いかよ。

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動物園にいる『カバ』。英語ではヒポポタマス(:hippopotamus)。

カバ
カバさん

カバを最初に見た当時の日本人はあの動物は何!?って外人に聞いたのだろう。しかしヒポポタマスという単語の聞き取りは彼には難しすぎたに違いない。メンドクサクなったカバの命名者はもうバカの反対でいいや、ってなって『カバ』という日本語名がついたのである。実に素晴らしい!

これで、いいのだ!

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どうにもこうにも現代人は言葉の端々や瑣末な事柄に囚われて、正しいか間違っているかの二元論で以ってして物事を捉えがちである。わたしはどうにもそれが気持ち悪い。『言葉囚人』とわたしが命名したこの現象は年々加速していっているように思え、何もかもが窮屈になってゆく。一種の牢獄である。

いいじゃないの。ちょっとくらい間違ってたって。学校のテストじゃーないんだからさ。

ユーモアさえも法則にしてはいけない。ふとしたことでちょっと笑える、そういうのがダイジ。

や、ほんとに。


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さて、新人社員や大学の新入生の皆さん、新しい環境に対応できているだろうか?まぁ何かと大変だとは思うが、誰もが一度は通る道である。かくいうわたしも過去10年間の勤め人生活では色々あったのだ。厳しい上司、苦手な取引先、君臨するお局先輩。しかし、社会とはそんなものだ。色々な人がいて、いろいろな事が起こる。やがて慣れていくので過労死しない程度にやるがいい。ぶっちゃけ、わたしには関係ないので頑張ってくれたまえ。

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月曜日だ。頑張りたまえよみなのしゅう。