暑い・・・。名古屋はこのエントリーを書いてる時点で気温35℃。本当にここは地球なのであろうか。知らない間に火星かなんかにワープしたのではないか。アメリカ政府かなんかが、極秘裏に火星をテラフォーミングしていて、わたしたちはいつの間にか眠らされ拉致され、記憶を改ざんされて地球そっくりに改造された火星で実験的に生活させられているのではないか。CIAとかFBIの陰謀だ。そのうち週刊文春かなんかがスッパ抜いて、『ここは火星?米国政府の驚くべき陰謀!』なんていう記事をスクープ扱いで掲載するに違いない。女性自身がスッパ抜くかもしれない。って、女性自身がヌクとかって結構アレですね。卑猥ですね。あ、でもそういうオカルト記事は『ムー』の担当か。そんくらい暑い。
これが沖縄とかハワイとかで暑いならウエルカムなのだが、都会の夏っていうのはどうもなんというか、人為的な熱を感じる。なんちゅうか、食べ物に例えるならば、同じ塩味でも都会の暑さは化学調味料で、田舎の暑さは天然の塩といった感じなのだ。え~、なに言っているのか解らないと思うけど、わたしにだってわからない。
まぁそんなわけでですね、夏の暑さを吹き飛ばすロミ夫のワイヤーレシピ、は・じ・ま・る・YO!
今回作るのは写真のスチームパンク風のバングル。っていうか最初にワイヤーとかのレシピ書き始めた頃は『初心者向け』というコンセプトがあったのだが、写真を見る限り全然初心者向けじゃないね・・・。
わたしが数年前にワイヤー・ワークを始めるにあたって初めて教本として買った本は、小沼美紀さんのワイヤービーズアクセサリー って本だったのだけれども、今になって思えば完全な初心者があの本見てワイヤーでなんか作ろうなんて無謀にも程があるわけで、確かに掲載されている小沼さんのワイヤー・ワークは凄いんだけど、まったくもって一個も1ミリとてわたしには綺麗には作れませんでした。そりゃそうだよ。でも、そのあとにふつーの初心者向けの本買ったら、メガネ留めってなんて簡単なんだ!なんて思いましたので、最初から難しいのにチャレンジしておくとのちのち楽になるもかもしれません。
小沼さんの本はamazonで試し読みできるよ
つくる前に
まず、初心者の方は以下のエントリーを参照して、基本的な道具の使い方と、ちょっとしたテクニックを覚えておきましょう。
ワイヤーの基礎知識その1(道具編) ワイヤー・アートで使う基本的な道具の紹介。 |
ワイヤーの基礎知識その2(メガネ留めを作ってみよう) ワイヤーで眼鏡留めを作ってみよう。 |
ワイヤーの基礎知識その3(そら豆モチーフを作ろう) ワイヤーと石でそら豆モチーフを作ろう。 |
基本的に眼鏡留めもこのバングルも工程の数がチガウだけでやっていることはたいして変わらない。初心者さんにも作れることは作れると思うのだが、問題はディティールが綺麗に作れるかどうかになってくる。けれどもそれは、数をこなしていいくしかないと思うので、失敗を恐れずどんどんチャレンジしちゃいましょう!
それでは、始めます。
チャームの基本ラッピング
まず、材料は アーティスティックワイヤー のgunmetal#22、24とnon-tanish brassの#22。石はホワイトバロック(穴あき)。ビーズもいくつか使うけど、それはまあ適当に。っていうかワイヤーの色とかもお好みで。
まず、アーティスティックワイヤー gunmetal#22を30センチほど ニッパー で切り出す。
ワイヤーの片方5cm程のところに 丸ヤットコ(丸ペンチ) で円を作る。
短いワイヤーを円の下の芯線に巻き付けてコイルを作り留金を成形する。
10回ほど巻いてコイルを作ったら、ニッパー で余ったワイヤーを切除し、ストレーナー で全体の形を整える。
ワイヤーを石に通す。
逆側に先ほどと同じ要領で留め具をつくる。
石に届くまでしっかりワイヤーを巻きつけて ストレーナー で全体の形を整える。
残ったワイヤーは切除せず、反対側の留め具まで石沿いに這わせて、逆側の留め具に巻き付ける。
それを2回繰り返す。
ワイヤーを重ねると仕上がりが汚くなるので、平行に石をラッピングする。
余ったワイヤーを ニッパー で切除し、全体の形を整えたら、基本の石のラッピングは完了である。
チャームの装飾
次にチャームを装飾する。ここから難易度がちょっと上がる。
アーティスティックワイヤー gunmetal#22を30cmを4本、#24を20cmを1本を ニッパー で切り出す。
gunmetal#22を平行にセロファンテープで留める。
ずれないようにセロファンテープでしっかり固定したら、gunmetal#24を束ねたワイヤーの端5cm程の所からワイヤーを巻き付けコイルを作り4本の#22ワイヤーを束ねていく。L字ヤットコ 等でコイルのスキマを詰め、ストレーナー でコイルを潰しながらしっかり留める。
3cmほどコイルを作ったら、残ったワイヤーを切除し、セロファンテープを剥がす。
基本の装飾をした石にコイル部分ではない4本をえいやっ!と巻き付ける。
コイル部分を少しひねって石のサイドを這わせ、逆側の留め具に巻きつける。
4本のワイヤーを平行に巻き円を作る。
円の終点をgunmetal#24で束ねて固定する。
4本のワイヤーが重なり合わないようにしながら、逆の留め具にワイヤーを巻き付ける。
チャームに4本のワイヤーを巻きつけたら、gunmetal#24で束ねる。
ワイヤーを2本づつ2つにわける。
下になる2本をgunmetal#24で15mm程束ねる。
コイルを作り終えたら、 ニッパー で#24を切除し、ストレーナー で形を整える。
適当なメタルビーズをワイヤーに通す。
ビーズを通し終えたワイヤーをgunmetal#24で束ねる。
片側のチャームの留め具に巻き付ける。
余ったワイヤーにビーズを通し、丸ヤットコ(丸ペンチ) で円を整形する。
2本のワイヤーで円を作り石をラッピングし、上部のワイヤー2本にビーズを通す。
gunmetal#24でワイヤーを束ねる。
上部にも円を作る。
上部の2本を装飾する。ワイヤーで円を作り石をラッピングする。
次に最初に巻いたワイヤーの残りの部分を使ってチャーム左側のウイングを作る。
メタルビーズ等をお好みで通し、gunmetal#24でウイングの骨組みを作る。
どんどん巻き付けていく。
芯線が少し余っている状態でgunmetal#24を ニッパー で切除し、L字ヤットコ で全体の形を整える。
丸ヤットコ(丸ペンチ) で余った部分を円形に整形する。
全体の形を整えてチャームの完成である。
アームの整形とチャームの固定
次にバングルのアームを整形し、チャームを固定する。
アーティスティックワイヤー gunmetal#22を20cmほど8本とnon-tanish brass#22を同じ長さで2本切り出す。
10本のワイヤーをセロファンテープで写真の順番に束ねる。
gunmetal#22で10本のワイヤーをしっかり束ねる。
5センチ感覚で2箇所束ね、5本づつにワイヤーを分ける。
わけたワイヤーをそれぞれgunmetal#24で束ねる。
一番内側のワイヤーにチャームの留め具を通す。
逆側の丁度いい位置をgunmetal#24で固定する。
10本を再度束ねる。強度を確認しながら何か所かにコイルを作る。
ストレーナー や L字ヤットコ で形を整える。
アームの両端を 丸ヤットコ(丸ペンチ) で丸めていく。
このように形を整える。
完成!
アームを適当に曲げて・・・
完成!
いやー。大変だった。実際にバングルつくるより、このブログ書くほうが時間かかった。
みんなもチャレンジしてみてねっ!!!(←ひでぼっちさん風)
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