1949年。アメリカ。
ニコラス・レイ監督。
ハンフリー・ボガート、
ジョン・デレク主演。
何という暗いタイトル。何という絶望感。
しかし裁判モノは好きなので、面白かった。
因みにボガートは、弁護士の役です。
物語は、強盗と警官殺しの容疑で捕まった、ベビーフェイスの青年の弁護から始まり、彼と出会った昔を回想していく、という形。
ボガートは忙しさのあまり、青年の父親が無罪なのに有罪にしてしまった、という過去があり、獄中で青年の父親は死亡。青年一家はスラム街で生活するハメに。そして、そこから青年はワルになっていく。
映画の中で、ちゃんと働こうとするシーンもあるのですが、雇い主は たまたま一息ついてた青年を、サボっていると決めつけるあたり、運が悪いと言うか何と言うか…。会社でもよく居るのが、相手が失敗してないのに失敗したと仮定して威圧的な態度をとってくる人とかね、まず そういう人が一番失敗してるっていう…苦笑。
ボガートは、青年の無実を証明する為に頑張るのですが、最後の最後には有罪。流れ的にも無罪になると思って見てたから、驚いた。そして死刑宣告。このような青年を生み出した社会も悪いのだ、と訴えます。まあ…そうなんだけどね。ただ、同じ境遇の中でも犯罪に手を染めない人も居るので、やはり心の弱さが大きかったんだと思う。
貧しさや恨み、寂しさから来る犯罪は、この映画を見てればヒシヒシと伝わってくるのですが、昨今は別に貧しくなくても万引きをするし、無差別に人を傷つけるしで、理由の無い病的なパターンが多くなってる。
誰の一生においても、運命の分かれ目となる瞬間があります。
青年期の ある時、右の道に進めば名誉と富に。
そして、左に進めば被告人のような人生に。
そうだよな~。
一寸先には人生が変わってしまう事も。
そう考えると、怖くなってくる。勿論良い方向に考えれれば、怖いものナシだけど。
う~ん。なかなか考えさせられる映画。
これまで見たボガート主演作の中でも、上位の方に来るかも。アメリカ映画的にも珍しい展開なんじゃないかな、と。
面白かった。
さて、今日は疲れた為、帰りにマッサージへ。
が。10分位で気持ち悪くなり、即 家に帰る。
顎関節症もagain。オーマイパスタ。オオウマイ~♪
