「ジャパンフーズ株式会社公開買付ご案内」という封書が届きました。なかなかレアですね。



わたしはすでに売却済みですが、3月末時点で株主だったので送付されました。


書類が三通入っていました。


  1. JAFホールディングス株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
  2. ジャパンフーズ株式会社(証券コード:2599)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
  3. 非公開化に向けた公開買付けの実施に関するご案内
1はジャパンフーズ側、2は買収するJAFホールディングス側、3は両者名義の書類でした。

1の書類の写真です。
ひな型があるのかもしれませんが写真のような文字びっしりの書類が33ページも続きます。こういう文書仕事をする人を尊敬します。
わたしには絶対できない。

書類を読むと買収に応じた理由の一つが書かれていました。

・建物の改修などの設備投資が39億円必要。しかし短期的なコスト増にも関わらず必ずしも儲けに直接関与しない。そのため株主の利益最大化が妨げられる可能性がある。

上場会社だと大胆な経営がやりにくいってことですね。

あと、TOB価格の変遷について、面白い記述がありました。
・4月10日に1610円で提案受ける→再提案要求→4月17日1780円で提案→再度見直し要求→4月25日1860円で提案→もう一声→5月7日1994円提案→妥結。

ボーナスの労使交渉を彷彿とさせますね。昔の話ですが、組合本部と会社の交渉速報を支部の会議室で待っていたことを思い出しました。
ジャパンフーズが頑張ってくれたお陰でわたしの売却益も大きくなりました。ありがたいです。


そういえばTOBに応募するハガキみたいのがありませんがまた別で届くのでしょうか。


ジャパンフーズ関係の投稿です。