4月は新生活の季節です。
近所では入学式に向かう親子連れを見ましたし、ニュースでも入社式の模様がやってました。
だいぶ前の話になりますが、私が新入社員のころのお金の使い方、特に資産運用について話したいと思います。
新社会人の参考になれば幸いです。
資産運用といっても今のように投資信託や個別株をバリバリ買い付けてはおらず、普通の(?)社会人でした。
株取引の経験は学生時代からあったものの、リーマンショックで損失を出して株からは遠ざかっていました。
やっていたのは次の5つです。
・会社の持ち株会
・個人年金保険
・労働金庫の積立預金
・財形貯蓄
・確定拠出年金
会社(東証一部→プライム)の持ち株会
月1万円、ボーナス払い3万円
持ち株会で買付すると会社から10%の奨励金をもらえました。
1万円積み立てると1.1万円分買い付けてくれます。
奨励金は付与率は違えどどこの会社もやっているようなので、自社の制度を見てみてください。
持ち株会で次の4点を経験できたことで、その後の投資信託積立も不安感なく始められました。
- 高いときも安いときも毎月勝手に買われる→積立投資のドルコスト効果
- 配当をもらえる→配当の楽しみ
- 配当は再投資→複利の効果
- ほっといたらいつの間にか増えていた→長期投資の実感
幸いにも株価は入社時点よりは上がっており、含み益も大きく乗っています。
やっていてよかったです。
個人年金保険(日本生命のハッピーライフ)
月々1万円、ボーナス払い3万円
会社の人事か総務あたりから募集があり加入しました。毎月一定額を積み立てて老後に年金をもらう商品です。
利回りはたしか確定で年利1%ちょっと。
手数料負けの期間があり、契約後数年は含み損でした。いま契約するとほぼゼロ%運用で加入する意味がないように思います。
わたしは11年間契約ののち解約しました。
投信の方がパフォーマンスが良いと考えたことと、含み益になっていたためです。
給付金額1,813,477円から支払額1,722,000円を引いて91,477円が運用益でした。
保険は利益に対して一時所得の税金がかかります。今回の場合は非課税の枠内だったので支払いはありませんでした。
積立複利なので年利の計算は面倒でしていませんが、最終の運用益で5.3%でした。
この商品は生命保険控除が使用可能で年末調整による還付がありましたので、実質リターンはもうちょっと高いです。
下の保険は損切りでしたが、こっちの方は微プラスで終えられました。
リターンは大したことはなかったですが、
この保険の加入で良かったことは、年末調整時の書類提出の方法を学べたことです。
その後、自分で確定申告をするときに役立ちました。
②に続きます。