2023.10.31 NEX_FEST -Extra- KOBE WORLD HALL | 関西音楽フェスアラフォー体験

関西音楽フェスアラフォー体験

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また時間が開いてしまって申し訳ないです。

SUMMER SONICも行ったんですけど、今更書くのも大変なので、One Music Campのブログと同じようにとりあえず箇条書きでアップしてしまおうかと思います。

 

しかし、単発のフェス、さらに言えばフェスのExtra公演で小規模のものになりますので、なにか参考になるものでもないんでしょうが。

 

■■■■【OMCのデータ】■■■■

 

正式名称:NEX_FEST -Extra- KOBE WORLD HALL
開催場所:兵庫県神戸市 神戸ワールド記念ホール
開催日程:2023年10月31日(火)

開催時間:15:00 OPEN 16:00 START 21:40 CLOSE

価格  :GOLD \14,000 / 一般 \9,500

 

世界で人気のUKバンド「Bring Me The Horizon」がキュレータ―とする初開催の音楽フェスで、11月3日に幕張メッセで「NEX_FEST」というものが開催されましたが、それの小さい奴(Extra)の1つです。

神戸ワールド記念ホール、日本ガイシホールでExtraとして開催されるとアナウンスされましたが、後日追加で本家翌日に同じ幕張メッセでもExtraを開催すると発表されました。

全てに共通してキュレータ―である「Bring Me The Horizon」、盟友の「BABYMETAL」が出演、幕張追加以外は「I Prevail」「YUNGBLUD」が出演してくれました。

本家NEX_FESTは完売しましたが、残念ながらExtraは完売することはありませんでした。

神戸と愛知は東京に比べれば小さいホールですが、平日ということで苦戦したのでしょうか。

幕張追加は土曜日なので埋まりそうなのですが、何故か叶いませんでした。後出しでの発表のため、1度は見たいという人たちが本家に集中してしまったのでしょうか。

 

■■■■【到着】■■■■

 

朝早く、というほどではありませんが、グッズ販売が13時からという時間を考えると早いと思います。

そういうわけで朝から自動車を飛ばして8時15分頃に会場のあるポートアイランドに到着しました。

 

島内には駐車場は結構ありますが、さすがにこの時間に埋まることはないでしょうし、ワールド記念ホールに近い場所に停めることにしました。

一番便利なのはワールド記念ホールの隣にある国際展示場の地下駐車場になるのですが、そこの営業時間が22時までであり、今回のフェスのクローズが21時40分であるため、下手すると出せない危険もあることから、「下水処理場 屋上駐車場」というホール隣の歩道橋からすぐ行ける場所にします。

 

グッズ販売はワールド記念ホールではなく、国際展示場のさらに向こうで車道を挟んだ市民広場での実施となります。

とりあえず、軽く眺めながらの移動となります。

 

 

とちらはワールド記念ホールの前に出された看板です。

 

 

グッズ売り場の前でポスターを準備していたお兄さんです。

 

 

結果的にこんな感じのポスターになっていました。

 

 

■■■■【グッズ待機列】■■■■

 

さて8:30くらいから並びました。

実にグッズ開始4時間半前ですが、すでに並んでいる方がいらっしゃいました。

 

 

グッズ列は4グループに分けられており、GOLDチケットを購入した方のファストレーンで「BABYMETAL」のみと「それ以外」の2グループと、一般チケット用の同2グループになります。

基本的にGOLDチケットが優先となりますので、一般のチケットはGOLDが捌けてからの購入となるそうです。(実際の流れを見ていたわけではないので、Xで見た情報ですが)

なので写真の通り、この時点で並んでいたのはGOLDの方のみでした。

 

8:30時点では「BABYMETAL」列は20人程度、「それ以外」列は10人程度でしたが、時間経過とともに「それ以外」の人の方が増えていきました。

ちなみに平日です。

並んでいる年齢層や男女比も違いがあり、なかなか面白い傾向がありました。

 

 

■■■■【販売価格】■■■■

 

 

 

非常に円安を感じる値段でした。

5,500円のTシャツのあの頃だったら4,000円くらいかなぁという。
 

 

■■■■【販売】■■■■

 

 

13:00開始予定でしたが15分ほど前の12:45頃から列の移動が開始。
今回はチケットによって買えるタイミングが異なっているため、チケットのチェックがあります。
誘導員のお兄さんが待機列の前方にあるチケットチェック場所へと列全体を誘導し、一人ひとりの確認を行います。
まぁチケットの確認を行うだけなので、それほど時間をとらえるわけでもなく、スムーズにグッズ売り場の前まで誘導され、開始まで待機となりました。

 

 


売り子の方々にいろいろと最終チェックをしているのを尻目にひたすら待ちの状態でした。
物販の現場責任者っぽいおじさん(同世代)が最後に電子決算の確認をさせてから、13:02頃に販売開始です。
柵が開いて物販前の柵で区切られたエリアに入っていきますが、私はその他物販の8人目に並んでいたので、第一陣として入ることができ、サクサクサクッと購入し、いの一番に退場しました。

 


最終的にバタバタっと増えたため正確ではないですが、会計する窓口はオフィシャルで6~8、Bring Me The Horizonで6~8、I PrevailとYUNGBLUDで4くらいだったと思います。
BABYMETALは別エリアとなっており、買っていないのでわかりません。
1度にそれほど物販エリアに入れている雰囲気はなく、20~30人程度で溢れないように調整されていました。

知り合いのかたは13:40頃にGOLDその他に並んで買えたのが1時間後だったようです。
BABYMETAL専用の方が早く掃けたようです。

 

 

 

■■■■【戦利品】■■■■

 

Bring Me The Horizon Tシャツ(D)
 ――5,500円
Bring Me The Horizon トートバック
 ――2,500円
NEX_FEST公式 タオル
 ――2,000円



過去にTシャツを買い過ぎて扱いに困っているため最近はあまり買っていなかったのですが、やはり洋楽で1番好きなバンドなので1枚だけ購入。
公式でも良かったのですが、バック面のバンドロゴの並び方が好みではなかったためアーティストグッズに。
現場には分かりやすくTシャツにはアルファベットが振ってあったのですが、Cの黒Tシャツでも良かったのですが、バンド名書いていないのでなんのTシャツか分からないことからこちらにしました。

トートバックはTシャツを買わない代わりによく買っていますが、次はこちらが家で溢れてきています。

タオルは買わなくてもよかったのですが、公式グッズを買わないのもさみしいという理由で購入しました。

BABYMETALも良いグッズがあれば買いたかったのですが、琴線に触れる物がなかったので止めました。
前のツアーの時みたいにコラボっぽいものを出してくれていたら買ったのでしょうけど、残念です。
扇子が売ってれば買ったんですけどねぇ。
 

 

■■■■【入場待機列】■■■■

 

会場であるワールド記念ホールへの入場待機列は、Goldの1~1000がワールド記念ホール前のスペースで、1001番以降や一般はグッズ販売をしていた市民広場での集合となります。
私は車で着替えや休憩をしていたため序盤どんな感じであったか分かりませんが、開場30分前の14:30には1~500の整理番号はリストバンド交換の前まで移動していました。

15時から入場開始でGOLDチケットの整理番号が若い順に入っていきます。
焦る気配もなく、番号を1つずつ読んでいました。

諸般の事情で整理番号呼び出しから少し遅れて入場。
後に遅れて入ってくる人のことは考慮されておらず、ごった返す人混みをかき分けてなんとか入場することができました。

 

 

 

■■■■【キッチンカー】■■■■

 

こちらについては全く書くことがありません。
何故なら入場時に通り過ぎただけだからです。
会場図とは並びが逆でしたが、ともかくクロークと並んでキッチンカーが出ていたようです。



ワールド記念ホールの外に設営されているため、会場内からすると大回りして行かなければいけないので利便性はなさそうでした。
もしかしたら開場後は直通で行けるようになっていたのかもしれませんが、中に入ったら出ませんでしたので。



クロークもすみません、値段も確認していません。
神戸は途中出し入れ不可だったと聞いています。
 

 

■■■■【会場内】■■■■


入るときと出るときしか見ていないため、あまり構成を把握できていませんが、だいたいこんな感じだったのではないかと思います。




一般チケットとGOLDチケットの価格差が4,500円ですが、スタンドの後方でゆっくり見るのが好きという方以外はなかなかシビアのエリア割りですね。
4,500円が高いとみるか安いと見るかはそれぞれでしょうが、最近のクリエイティブマン主催フェスのエリア割りはこういう傾向が強く、SUMMER SONIC以外のフェス(LOUD PARKやPUNK SPRING)は高いチケットを買わないと前方で見ることができません。
以前はフェスでは高い方のチケットを買えばVIP待遇というイメージでしたが、今は高い方のチケットを買わなければ超遠方から見るしかないという感じです。
コンサートとかでは普通でしたが、フェスもついに来たかという印象です。

ともあれ、最前エリアの上手(図の右上)に入り、後は待機となりました。

 


椅子有のキャパが8000人のワールド記念ホールですが、スタンディングなのでもっと入れることができるはずですが、上記図の通り結構大きめの通路を用意し、更にPAも結構なスペースを確保している上に平日のためかソールドアウトしていませんでしたので、動員はおそらく1万人程度だったのではないかと思います。
私は1000番が呼ばれたあたりで入場したのですが、その時点で15:18でした。
しかし1発目のI Prevailの開始は16:00からで、もしかしなくても入場しきれない状況でしたが、Xでクレームとか見かけませんでしたので、無事に入れたのだろうと思います。



 

 

■■■■【I Prevail】■■■■

 

(写真は設営時です)

 

開始予定時間から遅れること5分程度ライブが開始されました。

普通のフェスだと「NEXT ARTIST IS... I Prevail!!」などのアナウンスがサイドのスクリーンに映し出されることが多いですが、残念ながらそれはありませんでした。(幕張でもなかったんでしょうか?)

BGMが流れて会場の観客は手拍子を始め、メンバーがステージに登場すると同時にステージが暗転。

ブルーの照明の中ボーカル2人を残して「Bow Down」の演奏をはじまり、2人が「Get on your knees and Bow Down!!」のシャウトと同時にボーカルが登場、会場のボルテージが一気に上がります。

クリーンボイスのBrianは前面に「JAPAN」、背面に「OTANI 16」と書かれたベースボールシャツを着ての登場で、時折「オ~タニサ~ン」という歓声が上がっていました。

正直SLAYERを聞いていない私は「Raining Blood」でポカーンでしたが、おおむね代表曲だらけで分かりやすいセットリストだったっと思います。

「Judgement Day」では「デカイサークルを作れ!」とのあおりを受け、会場はサークルモッシュが発生!

最後の「Gasoline」では煽りでEric(シャウト)が「俺たちは帰ってくる、なぜ帰ってくるべきか見せてやる!」挟み、最後は「ミシガンのI Prevailだ」「アリガト、Thank You So Fxxkin Much」と締めくくりました。

 

え、もう終わったの?と感じましたが、ちゃんと予定の時間を全うしていました。

 

■セットリスト

01.Bow Down
02.Body Bag
03.Self-Destruction
04.Bad Thing
05.Hurricane
06.There's Fear In Letting Go
07.Raining Blood (SLAYER Cover Intro Only)
08.Judgement Day
09.Choke
10.Gasoline
 

■■■■【YUNGBLUD】■■■■

 

 

(写真は設営時です)

 

スクリーンに嵐の中で雨が降り続ける光景が映し出され、さながら本当に大雨の中なのではないかと錯覚させられている中、突然1人の人影が映し出され、その人影からやがて2本の角が生えて羽が生えて、スクリーンに突き破って登場か!と思わせておきながら、ドム(Yungbludの本名Dominicの愛称)が上手より走って登場。

女性の「●房」がプリントされたTシャツを着ており、破廉恥な雰囲気かと思いきや全体的にかわいらしい仕草で愛嬌のあるステージでした。

「fleabag」では花道?(中央の通路)を通ってくれましたが、残念ながら触れることはできませんでした。

 

新曲の「Happier」を歌ってくれましたが、コラボ相手であるオリーは出てこず、1人で歌いあげました、、、え、裏にいるのに出てこないの、とこれには落胆しました。

最後は「アリガトウゴザイマス」(たぶん)で締めくくってくれました。

 

■セットリスト

01.21st Century Liability
02.The Funeral
03.King Charles
04.parents
(間奏)
05.strawberry lipstick
06.fleabag
07.Happier
08.I Think I'm OKAY
09.Lowlife
10.Loner
 

 

■■■■【BABYMETAL】■■■■

 

開始前に係のおじさんがいらっしゃって「ここからは撮影禁止で~す」と声を上げていました。

え、今までも禁止だったんじゃないの、とみんなから突っ込まれていましたが、どうにも洋タレは黙認していたようです。
 

さて、私は上手の3列目で見ることが出来ましたが、正直BABYMETALでこんなに前列で見たのは初めてでした。

もう準トリでもあるし、ステージ全体を使用するのだろうと思っていました1段目しか使用しておらず、10mくらい先で歌っていたのでSUMETALの顔もしっかりと見ることができました。

MOMOMETAL正式加入後初の鑑賞になるので期待していましたが、一番年下のはずが一番大人びている感じでした。
(Yumetalが居た頃もそうでしたが)3人とも息があった様子で、「Road of Resistance」の時などに顔を見合わせて笑っていたのが愛らしいものでした。

何故か煽りで英語が多く、多少もやっとしましたが、単独でもそんな感じなのでしょうか。

 

正直、「メタり!!」でTom Morelloが出てくるのを期待しましたが、残念でした。

Tom MorelloはBMTHともコラボしているので、もしかしたらと思っていましたが。

 

最後に告知でWORDL TOURの後に横浜アリーナでMOMOMETALの生誕祭が行われることが発表されました。(この告知前に情報が出ていたかは知りませんが)

 

■セットリスト

01.BABYMETAL DEATH
02.ギミチョコ!!
03.PA PA YA!!
04.Distortion
05.BxMxC
06.Monochrome
07.メタり!!
08.メギツネ
09.Road of Resistance

 

しかし、公演が終わったのでBABYMETALファンが帰るかと思いましたが全く動く気配はありませんでした。

やっぱり皆アレ待ちだったのだと思われます。
 

逆に私が酸欠および脱水気味で後ろに下がることに。

後ろにいた人たちから前の柵からセキュリティに持ち上げてもらうように勧めてくるが、そしたらこの前方エリアに戻れないのは分かっていたのですみませんすみませんと言いながらいい感じに呼吸できる場所へと舞い戻ります。

いいか悪いか分かりませんが、エリアごとに人数制限をかけているので、10人分も下がれば全然圧迫されることはありませんでした。

SUMMER SONIC大阪から抜け出そうとしたときは本当に100人以上に謝りながら抜け出たものですが。

 

 

■■■■【Bring Me The Horizon】■■■■

 

ステージが始まる前から、いつの間にやらサイドスクリーンになんかバイオハザードとかみたいな雰囲気の「POST HUMAN」と記されたものが映しだされます。

そして会場が暗転し、「POST HUMAN」はホラーゲームのスタート画面のように「EASY」「NORMAL」「EXTREME」が表示され、「EXTREME」を選択して開始されます。

ゲームの進行のようにストーリーテラーの映像が流れ始め、オープニングを彩ってくれます。

最近のBMTHのライブで使用されている演出ですが、各国向けに現地語の翻訳が付けられており、内容は明白でした。すべてが共通というわけではなく、多少演出が異なるようですが。

 

(写真は開始前です)

 

「こんにちは そして ようこそ」「BRING ME THE HORIZON ポスト」「ヒューマンライブ体験へ」

Hello Everyone, Welcom to BRING ME THE HORIZON Post Human Experience.

「人生最高の夜の準備」「は出来ているかい?」

 

Are you ready for the best night of your life?

「反応のレベルの分析」

Analyze Reaction...

「メッチャ弱い」「もう一度やってみましょう」

Let's try again

「人生最高の夜の準備」「は出来ているかい?」

Are you ready for the best night of your life?

「素晴らしい!」

Excellent!
「NexGen研究プログラムへの」「皆様のご協力に感謝します」
Thank you for your volunteering NexGen Research Program.
「私はE.V.E」「貴方達の生物学的、」「社会的活動を観察します」
I'm E.V.E. (すみません、私の英語力だとここまでしか聞き取れません)
「そしてNexGenの人類」「進化の研究を進める為」「のデーターを収集します」
「唯一無二の聴覚実」「験へのご参加、あり」「がとうございます」「しばらくお待ちください」
「最終チェッ」「クを行います」
「モッシュピットのスキャン」
「目立ったモッシュピット なし」
「この場所を あけてください」
「診断チェック完了」
「BRING ME THE HORIZON より」「心からお礼申し上げます」
「今夜ここに来て下さ」「った皆さん一人一人が」「お互いを気遣いながら」「お好きなように」「楽しんでいってください」「重要なことは」「自分がどうすべきか」
「準備は出来ていますか?」
「大変 よろしい」「A.P.E.バージョン」「666の初期化」
「素敵な体験を」「お楽しみください」
 
少し紅色で照らされたステージにオリーが上手から登場し、サイドスクリーンと共に
 

「Initializing Can You Feel My Heart」

 

ステージ全体が照らされてやっと全貌が見えました。

前の3組が使用しなかったステージ全体で、教会というかドラキュラ城の内部のような荘厳なセットを組んでいました。教会内装は布でできており、LEDスクリーンの前にかぶせて窓の外の映像を動かせるようなイメージです。

3段に組まれたセットで3段目上手にドラム、下手にベース、2段目中央にボーカル、1段目にギター2人という配置です。

1曲目から紅色の紙吹雪が舞う演出で、会場は一気にボルテージ最高潮。手拍子のよう音からの2曲目「AmEN!」では、火炎放射器での火の演出が行われ、本当に椀飯振舞のスタートでした。

 

6曲目の前にナレーションがはいります。世界観がイマイチわかりませんが、「ケロべロス計画」なるものがあるそうで、それが失敗した様子のまま「MANTRA」が始まります。次の曲間では暗転した中で真っ赤なサイレンが流れ、再度ナレーションになります。緊急事態のようなナレーションがDamm it!と叫ぶとステージ中央のスクリーンに3本首の犬のシルエットが現れ、曲の開始とともに全貌が明らかになり、会場が歓声で満たされました。

暗転の間に教会風の幕は取り除かれており、スクリーンでは縦横無尽に3本首の犬(たぶんケロべロス)が暴れまくっていました。もちろん会場はモッシュピットで暴れまくりです。

 

8曲目の「Parasite Eve」では民族音楽のようなアカペラからイントロへと流れ込みました。スクリーンにはドラキュラ城のようなお城が映し出されていました。

次もステージの雰囲気が変わり、全面凍てつく氷の世界になっていました。案の定の「Shadow Moses」でした。そりゃ氷の演出があればこの曲と誰でも予想するでしょう。

 

ライブも中盤となりここにきてコラボ曲が来ました。(正直アンコールでやるのだと思っていました。)

YUNGBLUDが登場し、オリーと軽くハグをしてからの「OBEY」です。これをするためにYUNGBLUDが呼ばれたんじゃないかと思っていたので、正直嬉しいです。こちらもモッシュが似合う曲だったので、私も暴れさせてもらいました。

オリー「Make some noise for this XXX」(聞き取れず)

ドム「Make some fxxkin' noise for Bring Me The Horizon!」「アリガートー」

 

「Follow You」では2段目中央にメンバー全員が集まり、アコースティックバージョンが奏でられました。オリーから「友達を見つけて肩に乗せてくれ」という指示が出ましたが、残念ながらみんなわからなかったのか乗せている人が少なかったため、近くの兄ちゃんに声を掛けて肩車をして差し上げました。

いや、冷静に5分近く成人男性を肩車するのは辛く、下した後も肩がしびれて危なかったです。正直、曲のことはほとんど覚えておらず、早く終わってくれとしか考えていませんでした。

一番好きなバラード曲なのに、もう少し軽い人に声を掛けるべきでした。

 

初期ギリギリデスコアをやっていた時代の名曲の「Chelsea Smile」からの「Lost」で暗転します。普通の待ち時間だと思っていたのですが、どうやらいったんここで〆ていたようで、ここからがアンコールのようです。会場から「トゥ、トゥル、トゥ、トゥ、トゥールトゥールー」と叫ぶ声が聞こえてきます。

やがて、サイドスクリーンに映し出されたナレーションが「それはPROJECT KINGSLAYERと呼ばれる」と表示し会場から割れんばかりの歓声が上がります。そりゃこのために残ってたBABYMETALファンも多かったでしょうし。

BABYMETALの3人が上手から現れて2段目中央に陣取り、オリーの「トゥ、トゥル、トゥ、トゥ、トゥールトゥールー」で曲が始まりました。ちょっと歌い方が可愛かったです。

コラボ曲を出してから実に3年目で初めてのライブでのコラボです、神戸が史上初のコラボとか胸熱すぎてやばかったです。

オリー「Make some noise for BABYMETAAAAAL!」

SUMETAL「THANK YOU BRIMG ME THE HORIZON!」

いつものライブでは3人とも歩幅を合わせてきれいに退場していきますが、今回はテンションが上がっているのか3人とも勝手に手を振ったり飛び跳ねる感じで退場していきました。本人たちもうれしかったのでしょうね。

 

曲が終わったら帰り始めるおじさんたちがチラホラ。(自分も含めて)体力の限界でしょうし、見たいものみたら帰りますよね。

 

「Drown」では花道というか通路をオリーが歩きながらの歌唱になります。普通に一般エリアまで行っていたのでなかなかのファンサービスです。

でもカメラで終えておらず、前方客からはどうなっているのか全く不明でした。

「Japan, This is very very special Place for us」「アリガト, Good Night」からの「Throne」で締めくくります。

「Thank you Good Night」「Make some noise!」

 

その後再度ナレーションが始まりスクリーンに

「BRING ME THE HORIZON JUST BLEW MY MIND」

で終了です。

 

■セットリスト

1.Can You Feel My Heart
02.AmEN!
03.Teardrops
04.Happy Song
05.The House Of Wolves
06.MANTRA
07.Dear Diary,
08.Parasite Eve
09.Shadow Moses
10.Obey feat. YUNGBLUD
11.DiE4u
12.DArkSide
13.Follow You Acoustic
14.Sleepwalking
15.Chelsea Smile
16.LosT
アンコール
17.Itch For The Cure (When Will We Be Free?)
18.Kingslayer feat. BABYMETAL
19.Drown
20.Throne
 

 

 

■■■■【まとめ】■■■■

 

演出を含めて最高のライブでした。
もちろんBMTHのライブをこれまでも単独で見たことあるけど、その時はZepp Baysideで所詮デカ箱のため、そこまで仰々しいステージではなかった。
SUMMER SONICのも多少ステージを組んでくれていたけど、今回のは段違いにしっかりとしたものでBMTHが今出来るライブのうち最たるものを見せて貰えたと思う。ドイツの「Rock am Ring 2023」の映像も見たところほぼ演出の規模は同じでしたが、生のKINGSLAYERが見れたことを考えると断然こちらの方が上でした。

 

始めの方は最前で見ようと進んでいき、BABYMETALまでは3列目くらいで見ることができましたが、圧迫が酷く「こんな辛い思いをして何してるんやろ」と下がり、後は最高のライブをみることができました。そもそもチビおっさんなので密集する場所だとステージがほぼ見ることができません。もちろん、前方で見るもの捨てがたいですが、私はモッシュピットにいるのが性に合っているようです。

なので前に進むのを止めます。(というのを忘れないようにここに書きます)
 
モッシュピットといえば、モッシュピットは毎度の勢いでできていましたが、ダイバーは非常に少なかったと感じました。

パンクロックではないので、ちょっと雰囲気がちがったというのもあるのかもしれませんが。


あと、水2本じゃ足りませんでした。

次は夏じゃなくても4本くらい持って行ってジャンジャン飲めるようにしたいと思います。

そもそもペットボトル持ち込み不可って書いてたんですが、全くそういう雰囲気はありませんでした。そもそもホール内に入ったらドリンク買うところありませんでしたし。