伝説のクリアーでコートしてみた | 想起 PART2

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ケイSTYLE!製品の告知等は不定期ながら書きます。模型製作は続てますが個人的に趣味で製作することはもうありません。

数か月前にクリアーコートをどうにかしたいって書いたのですが、サフの方で上手く行かずもういいやって感じになってました。

 

やりなれないことをすれば、それはそれでまた失敗率が上がるわけで余計なことはしない方が良いのだろけど水性ウレタンクリアーを試してみたかった。新に買ってまでは試したくないけど手元にあるものならいいかなって感じで数年前に購入したウエムラ塗料店から発売されていた(今も製造して販売してるのかな?)一液性水性ウレタンクリアーでコートしてみました。

使用した後の写真なのでかなり減ってますし、水性とはいえ購入時に本来のメッキ塗料のコートに使ってましたので未開封状態ってわけでもなく濃度も多少なりと濃くなっていかかもしれません。吹いていて吹き辛さもあったし水性塗料なので乾燥も遅く慣れてないこともなり難しい塗料だと思いました。

 

水性なので塗った直後は少しでも塗膜が厚くなると白く濁りますし、ザラつきもありこれは駄目だろうって感じでした。

 

ただ乾燥してしまえば半日程度で硬い塗膜になりウレタン特有の厚みもありまして、上手く吹けていればそれなりには使えるクリアーなんだと感じました。本当に塗膜が硬くてアシレックスの#800で研いでも地が出ることはなかっですが平滑にするのが大変かな。水性なんでデカールに対してはどんな吹き方でもきっとノーダメージですね。

 

研ぎ切れてない状態なんですが、上手く吹けていればそれなりだったと思いますね。元のボディが何度も塗っては落としてましたのでCピラーに亀裂が入り折れてしまったので最後まで研いでないこともあります。完成目指すというよりは実験なんでこれはこれで良いです。デカールも使う気がなかったハセガワの純正ですし。これがルネッサンスの別売りだったら痛かったけど(これ使わなくてよかったです)

 

それであまりにも平滑にならないから2回目も塗ってみたんですが綺麗にもならなくて、更にエアブラシがのノズルが壊れるという落ちまでついてしまって最悪でした。

ネジ部が折れてしまって悲惨な状況に折れた部分は丸ヤスリで取り出せたから良かったとげ、もしまた修理に出さないといけないなんことになったら時間はかかるわ余計な出費がかかるわけで代替えパーツの注文のみで助かりました。私は頻繁に分解してから洗浄するのでが20年以上使っていたこの部分が折れてしまうことは初めてでしたよ。

 

この一液性水性ウレタンクリアー、現行で販売されてるのか微妙で(ネット通販でも見つからないですし)もう一回くらいは試してみたい気もします。デカールには優しいし塗膜の硬さも評価は出来ます、臭いも水性なのでたいして気にならないし(乾燥中はブース内で嫌な臭いがしましたけど)完全に硬化してしまえばないです。ただ慣れないと上手く塗れないかなと思うしデカールのない市販車ならホルツのクリアーの方が楽かな。ウレタン特有の塗膜の硬さはモーターツールで研いでも大変だし最初から最後まで手で研いで磨き込むのには無理がある様にも感じます。

 

現在、この伝説のクリアー、入手難易度が高いと思われますし結してお勧め出来る品ではないです。もう一度試してから結論を出したいのですがはたして入手できるか疑問ですし試せないかもしれません。これと同じ様な品も探しては見たのですが、なんかちょっと違うような気がして買ってないです。もし使えなかったら捨てるのも大変なんでね。