(紅組うちわ及び観客席に投げられたボール---サイン入り)
無事2025年の大晦日を迎えることができた。迎えることができなかった人も少なくないので、感謝するのみである。31日の相田みつをさんの日めくりカレンダーには「おかげさん」と書かれているがまさにそんな思いである。大晦日の年中行事は、大体決まっていて、家の掃除をした後、16時から家の前の自分たちの納骨堂がある徳川家ゆかりのかっては五重塔も建っていた天妙国寺で除夜の鐘を突き、午年の粗品をもらった。例年は、年越しそばを食べ、紅白を見てから近くにある品川寺(ほんせんじ)で1867年のパリ万博に出展された由緒ある梵鐘で除夜の鐘を突いていたが、今年は108人に限定するということで諦めた。最近の紅白は、知らない歌手や知らない歌も多く、かってほど魅力がないのが残念である。今は、歌手次第で他局の番組を見ることも多い。また、今回、韓国グループaespa(エスパ)の出場を巡って、大きな問題を引き起こすという不祥事があり、NHKの前途に暗雲もこもる。
大晦日といえば、やはり自分にとっては26年前の1999年の大晦日のNHK紅白歌合戦の生観戦に始まる一連の出来事が一生の思い出である。ニューミレニアムに切り替わるこの記念すべき年に紅白歌合戦のチケットが200倍の倍率の中、見事当選し、しかも、1階席の前から12列目の中央席という超特等席であった。あまりにいい席だったので、最後に勝敗決定のために会場に投げられたボールを2個もゲットすることになり、事後、NHKにいる知り合いに頼み、司会者の久保純子さんのサインをもらうというオマケもあった。今年は76回目だが、この年の紅白は、50回目という節目であったこととニューミレニアムということもあって、紅白が終わっても出演者が全員残り、会場でいっしょにカウントダウンするというスペシャルイベントもあった。生観覧はテレビとは雲泥の差があるので、その感動は経験した者でないとわからないと断言できる。
カウントダウンが終わった後、NHKホールから明治神宮に移動し、初詣を行ってから、品川に戻り、そこでニューミレニアムにちなんだ2000番の切符をたまたまゲットするという更なる奇跡が訪れた。家に一旦戻ってから、その足で羽田空港に向かい、千歳行のニューミレニアムの初飛行便(5時50分発)に搭乗した。天気がよかったこともあって、富士山頂より早く、ニューミレニアムの初日の出を上空から拝むことができた(6時44分)ことも感慨深い思い出である。紅白観覧チケットは1回当たるだけでも奇跡的であるが、その後、2011年にも再度当たるという奇跡が起こった。この時の競争倍率は約1000倍であったので、まさに奇跡の復活である。このチケット2枚は、子供にプレゼントしたが、これで完全に自分の一生分の幸運(ツキ)を使い果たしたといえる。それでも、無事2026年を迎えることができることに新ためて感謝したい。









