富岳

 

1月10日夜、テレビ東京の「新美の巨人たち」という番組で、伊豆の長八による漆喰と鏝の芸術である「鏝絵(こてえ)」の作品を紹介していた。彫刻のように精密な立体と鮮やかな色彩の両方が同居する芸術である「鏝絵」は、漆喰と鏝を用いて作られる立体的な絵画である。その鏝絵の世界で神様と呼ばれたのが「伊豆の長八」である。江戸末期、伊豆国松崎村(現・静岡県松崎町)に生まれた長八は江戸で左官の腕を磨きながら、狩野派の絵師にも学び、空前絶後の技によって技術と表現力を融合させ、鏝絵を「芸術品」として昇華させたという。

 

「新美の巨人たち」は、夜遅い10時からの番組なのであまり見ることのない番組であったが、伊豆の長八の「鏝絵」というタイトルに惹かれて、しっかり見た。なぜ興味を持ったかというと、家から徒歩15分位のところにある漁師町の鎮守である寄木神社という神社(1598-1614年創建)の本殿の扉に描かれている「鏝絵天鈿女命功績図」という長八による漆喰鏝絵(品川区指定文化財)を何回も見ていたので、好奇心がそそられたものである。

 

この番組を見て、鏝絵とは何か、鏝絵を製作する工程、各地で保存されている長八のいろいろな作品などがよくわかった。平面の絵画と違って、立体的な鏝絵は迫力があることがよくわかる。まだあまり知られていない分野の絵画である鏝絵がもっと注目される日が来るのも遠くないかも知れない。

 

 

寄木神社にある「鏝絵天鈿女命功績図」

 

 

 

AIによると、ブルーベリーは、アントシアニン(強力な抗酸化作用)を筆頭に、ビタミンC・E、食物繊維などを豊富に含み、目の健康(眼精疲労軽減)、生活習慣病(動脈硬化、高血圧、糖尿病)予防、脳機能(記憶力・集中力)向上、脳梗塞防止、腸内環境改善、美肌効果、抗炎症作用など、多岐にわたる健康効果が期待されるスーパーフードの王様と解説されている。

 

目のトラブルを抱えているので、目にいいフルーツという認識から、ブルーベリーを時々食べていたが、最近、冷凍食品として売っており、いつでも手に入ることがわかった。近くのスーパーで早速買い込み、毎朝食べることにした。また、ブルーベリーの食べ方について、ネットでいろいろ紹介されていることがわかり、参考にすることにしたい。

 

危険な食べ合せワースト3: 1 牛乳   2 きゅうり  3 パイナップル

 

最強の食べ合せベスト3:  1 バナナ  2 くるみ   3 無糖ヨーグルト 

 

現在、毎朝食時に、無糖ヨーグルトにブルーベリーとバナナとオメガ3脂肪酸とビフィジス菌サプリと蜂蜜を加えて食べているが、理想的な食べ方のようで意を強くした。冷凍のまま食べるのは避けた方がよいとのことなので、今後、食べる前に常温にしてからヨーグルトに混ぜようかと思う。

 

 

ブルーベリーの危険な食べ方TOP3と健康効果を10倍にする最強の食べ方!:

 

https://www.youtube.com/watch?v=Fi5qOOwdKpA

 

韓国の2大航空会社である大韓航空とアシアナ航空が2026年末に完全統合するというニュースを目にした。調べてみたら、コロナ禍で経営悪化が進んでいた韓国1位の大韓航空が2位のアシアナ航空を吸収し、2024年12月に子会社化が完了しており、2026年末までには、アシアナブランドを段階的に廃止し、完全統合するというものである。航空連合は、大韓航空が加盟しているスカイチームに統一されるという。

 

こんな合併劇が進んでいたとは、あまりよく知らなかったが、JALとJASの統合の失敗の二の舞にならなければいいと思うが、心配される向きもあるようである。自分の理解では、アシアナ航空は、1988年の大韓航空の民営化にあたって、不満のグループが大韓航空から独立して、新しく作った航空会社であったと思うが、コロナ禍あたりから経営危機に陥っていたのかも知れない。日本の航空会社にとって脅威となる恐れもあるが、大韓航空と言えば、今から10年ちょっと前、女性の副社長が「ナッツ姫」と揶揄され、評判を落としたことが記憶に新しいが、その後サービスがどんな風に向上したのであろうか?

 

大韓航空もアシアナ航空も乗ったことがあるが、値段は安くても特にサービスが悪かったという印象は持っていない。航空サービスは、飛行機というハードは、各社ともほぼ共通で、差別化が難しいので、勝負は、予約発券・チェックインシステム、機内食、座席、マイレージなどのソフト及びCAやスタッフなどのヒューマンのサービスである。今回の完全統合にあたって、経営ファクターだけで見ていくとうまくいかない恐れもあるので、ソフト特にヒューマンサービスの面がどれだけ改善されていくかがポイントになろう。

 

読売新聞オンライン(12/25): https://www.yomiuri.co.jp/adv/article/koreanair_251225y/

 

1月8日、年の初めのイベントとして今年も七福神めぐりに行ってきた。2020年は東海七福神、2021年は荏原七福神、2022年は元祖山手七福神、2023年は池上七福神、2024年は谷中七福神、2025年は港七福神とここ数年続けているが、今年は七福神めぐりを15日(他はどこも7日まで)までやっている日本橋七福神を選んだ。

 

ルートはモデルコースに従い、縁があるように5円玉を7枚持ち、まず人形町駅から歩き始め、椙森(すぎのもり)神社(恵比寿)からスタートし、笠間稲荷神社(寿老人)→末廣神社(毘沙門天)→松島神社(大黒天)→水天宮(弁財天)→茶ノ木神社(布袋尊)→小網神社(福禄寿・弁財天)という順で歩いて回ったが、歩行距離は、約3.3㎞で、日本一短時間で回れる七福神だそうである。また、古い歴史を持つ神社だけで構成されている江戸情緒あるコースとも紹介されている。お寺が入っていないコースは初めてであった。

 

今回は、先日スマホ講習で習ったグーグルマップを活用して、ナビの案内に従って歩くことを実践してみたが、悪戦苦闘しながらも何とかナビに従い歩くことができた。初体験であったが、ナビで後何メートルで右折とかはいいが、例えば南西の方向に進めと言われても方向がわからないので、無意味で不親切な案内にかなり惑わされた。慣れればもっと有効に使えるものとは感じた。グーグルマップの練習をしながらだったので、全部回るのに2時間ちょっとかかった。昨年に比べるとだいぶ肌寒く、風もあり、穏やかな七福神巡りとは行かなかった。都心にあるせいか、水天宮を除き、どの神社も狭い敷地に鎮座している予想よりこじんまりした神社ばかりであった。

 

8日の平日ということもあって、全般的に人出はまばらであったが、唯一一番最後の小網神社だけは、大勢の人が参拝するために列を作っていて、寒い中15~20分位待つ羽目となった。ここは七福神の中で一番人気があるようである。1466年創建で、もともと萬福寺と神仏融合であったが、1866年から廃寺となり、福禄寿と弁済天の両方をこの神社で祀るようになったとのことである。近年は、「強運厄除の神」「東京銭洗い弁天の社」として信仰を集め、人気のある神社となっているようである。また、水天宮は、何十年も前に子供のお宮参りで参拝したことがあるが、今や改修されて神社の周りが無機質な壁で囲まれており、当時の雰囲気が損なわれていてちょっと残念であった。お宮参りで有名な社なので、何組かの生まれたばかりの赤ちゃんを連れたカップルも見かけた。

 

七福神をめぐった後、例年通り、おめでたい「福よ来い」のメロディーの乗せたユーチューブを作成した。7年連続で作成しているが、2026年にも福が来てほしいものである。

 

七福神の信仰は室町時代の末期に幸福をもたらす「福神」として始まり、七福神めぐりは一年の福を願う風習として江戸時代に広まり、現代まで続いている。ちなみに、七神様とは、

  • 恵比寿(えびす): 日本古来の神様で、漁業・商売繁盛の神
  • 大黒天(だいこくてん): 五穀豊穣・商売繁盛・財福の神(インド由来)
  • 毘沙門天(びしゃもんてん): 財宝・武運の神(インド由来)
  • 弁財天(べんざいてん): 芸術・芸能・金運の神(インド由来)
  • 布袋尊(ほていそん): 夫婦円満・子宝・福徳の神(中国由来)
  • 福禄寿(ふくろくじゅ): 長寿・幸福・財産の神(中国由来)。
  • 寿老人(じゅろうじん): 長寿延命の神(中国由来、福禄寿と同体異名の説も) 
で、日本の神様は恵比寿様だけであるとは驚きである。

  

日本橋七福神めぐり:https://www.youtube.com/watch?v=FEvyJVPW2Fo

 

1月6日、ソフトバンクの光回線を1ギガから10ギガに変更する工事を行った。工事に来たのは、NTTの下請けの会社で、NTTとソフトバンクの二つのルーターを交換し、無事10ギガに変更され、ネットの速度も従来は、8~13Mbps程度だったものが、今や130~160Mbpsとなり約15倍速くなった。10ギガ変更のため、やむを得ず電話回線を年末に一旦アナログに変更した後から、不思議なことに、ネット回線の速度が急に速くなり、40~50Mbpsにまで改善されていたが、それでも、その時より3倍位速くなった感じで、切換えにより回線速度は大幅に向上されたものと思われる。

 

しかし、6日で無事開通と思いきや、説明されていない諸問題がいろいろあることが判明した。まず、10ギガに変更したので、電話回線もアナログから光に戻るかと思いきや全くそうではなく、別途手続きが必要であることが判明した。古いルーターの取り扱いについても、工事に来た業者は無関係で、諸手続きはすべてソフトバンクに問い合わせてほしいとのことであった。NTTとソフトバンクとの冷たい関係を肌で感じながら、やむを得ずソフトバンクに電話したが、そこでさらにいろいろな手続きや問題があることが判明した。1ギガから10ギガに乗り換える当たって、ソフトバンク側から詳しい説明が一切なかったものばかりであった。

 

当日電話の問い合わせて初めて分かったことは下記の通り。

 

1      10ギガに乗り換えても1ギガを解約をしないと重複したまま、1ギガの契約が継続されて二重に課金されること。基本料金は、日割りだが、BBユニットレンタル料(513円)とWi-fiマルチパック料金(1089円)は、月単位なので、減額なくまるまる請求されること。1→10ギガへの切換えをやっているのに、解約申請しない限り1ギガも継続され課金されるなんて、常識では考えられない。

 

2 従来の固定の電話番号を継続するには、電話回線を一旦アナログに戻す必要があると説明され、年末にアナログに変更したものの、10ギガへの変更工事で、光電話に戻るものと思っていたが、別途光電話への申し込み手続きが必要であること。しかも、申請から切り替えまでに6営業日を要し、その間はアナログのままでNTTから別途アナログでの料金が課金されること。NTTもソフトバンクへの嫌がらせからかアナログに戻さないと工事ができないとか一時的であってもアナログの料金は日割りせず、毎月まるまる徴収するということなのでその無法ぶりがよくわかる。

 

3 従来の光電話でナンバーディスプレイのオプションを付けていたが、今回すべてリセットされ、新たに、オプションの申請手続きが必要であること。必要なので、慌てて、オプション追加を申請した。

 

4 光電話への切換えは15日を予定するが、その時点で電話の線をソフトバンクルーターに接続し直すという作業をユーザーが行う必要があること。時間は不明だが、メールが届いてから作業せよと指示されたが、初めて聞いた話である。

 

5 取り外した古いルーターは、NTTの物は、宛先伝票付きで別途収納袋が届くのでそこに返送する一方、ソフトバンクの方は、自分で何らかのパッケージ処理して、料金着払いで返却する必要があること。送り先は、切換え完了メールから自分でスマホで調べてほしいとのことで、通常は元払いだが、今回は迷惑をかけたので、着払いでいいということであった。ということは、通常はユーザーが自分で梱包して自分の費用で返却する必要があるとのことだが、それも理不尽で、NTTのほうがまだましか?

 

上記はすべて、6日にこちらから問い合わせて初めてわかったことで、本来は、最初にきちんとした説明があるべきで、知らないでそのままにしていたら、とんでもない高額が課金されるところであった。ソフトバンクでは、切換えにあたって、面倒みる担当者がいるわけではなく、的確な情報も提供してくれないので、極めて不親切なサービス対応であるとの印象を持った。ソフトバンクにはサービスセンターのような部署があるが、電話をかけても常に折り返し電話の予約が必要という不親切なシステムであり、担当部署もいろいろ分かれているようで、保留と転送の連続で今回の1回の電話では約2時間もかかった。今回の件で、サービス対応のひどさを改めて感じた。

 

これでは、切換え後の料金がいくらになるのか誰に訊いたらいいのかもわからない状態である。キャンペーンで最初の3カ月は、利用料金無料と説明されているが、本当にそうなるのか心配である。ネットのスピードは向上したが、思わぬ落とし穴があったようである。利用者を奪い合っているNTTとソフトバンクが犬猿の仲であることもよくわかった。キャンペーンにつられて切り換えたが、これから、10ギガへの切換えを検討している人がいたら、要注意である。

(バールベック遺跡 世界遺産)

 

2006年6月にレバノンのベイルートでの会議出席の折、レバノンの観光地をいろいろ旅することができた。街中では、鳩の岩ぐらいしか見るところはないが、周辺には遺跡はじめ、見るべき観光資源がたくさんある。

 

バイブル由来の地であるヒブロスの遺跡(紀元前18世紀)、トリポリのセント・ジル要塞、世界遺産でもあるバールベックの遺跡(紀元60年頃)、ウマイヤ王朝のアンジャル遺跡(8世紀頃)を訪ねる機会を得た。レバノンにこんなにも歴史的遺跡があるのかとびっくりするほどである。

 

主催者の招待で、ベイルートから相当南に位置しているスールという街(ローマ時代の遺跡あり)で夕食を取る機会も得た。地中海に面したところにある有名なレストランのようであるが、その後、戦闘が起こった場所でもあるので、感慨深いものがある。レバノンは中東の国であるが、ヨーロッパにも近く、一種独特な雰囲気を持った国・都市であると感じた。

 

 

ベイルート・レバノン旅行:https://studio.youtube.com/video/r57hSzhI4uk/edit

昨年の紅白歌合戦でのNHKの不祥事がネットで炎上している。疑惑のK-POPグループを強行出演させたこと、原爆を想起させる歌詞の歌を歌わせたこと、14万通もの視聴者からの抗議を無視したこと、8.15という時刻に出場させたこと、渦中の中国人歌手を偽りの理由(インフルエンザは仮病?)で出場させなかったこと、初出場なのに、どんなグループなのかの紹介も一切せず、終わった後も司会は無言を貫いたこと(司会の態度は立派と称賛の嵐)、原爆を想起させる英語の歌詞の日本語訳を意図的に排除したこと、この事件を糾弾するネット動画を著作権侵害として削除し、証拠隠滅を図ろうとすることなど致命的対応を繰り返しているとまさに大炎上である。また、受信料収入が大幅に減り、2024年は約449億円の大赤字で、今年度も赤字で3年連続赤字という経営状況にもかかわらず、3400億円をかけて新社屋の建設を計画しているというから呆れる。

 

この不祥事は、高市総理まで報告され、受信料の強制徴収に代えてスクランブル放送の導入、13もある子会社へのメスなど大ナタが振られる可能性が強くなったとも報じられているが、当のNHKも大手マスメディアもこの不祥事について全く報じていないので、何が真実なのか暗闇の世界である。ネット情報も昨今はフェイクニュースも少なくないので、真偽はわからないが、もし事実であれば、まさに公共放送を名乗るNHKは解体に値するといえる。これだけいろいろな人が取りあげているので、信憑性が高い気もするが、事実解明のために、国会で取り上げ、NHK幹部を証人喚問すべきとも思われる。

 

以前から、テレビが映るパソコンやカーナビも含め、見てもいないテレビ1台ごとに受信料を取ったり、スクランブル方式の採用を拒否したり、公共放送とはいえないBS放送を拡充したり、我々の受信料の使い道も不透明だったり、子会社との関係も不明朗であったり、不祥事を起こす社員がいたり、NHKという組織には疑問符が付いていたが、ここにきて一気に爆発した感じである。高市総理は、容赦なくNHKに切り込むものと思われる。受信料の強制徴収に代えて、見たい人だけが受信料を払うというスクランブル方式に変更される期待も大きい。恐らく見たい人が激減し、解体の憂き目にあう可能性もある。民放局も多数あり、解体されてもあまり問題ないと思われる。NHKの経営幹部は顔面蒼白となっているかも知れないが、当然の帰結である。早く受信料のスクランブル化を実現してほしいものである。特に、公共性のないBS放送は、見ていないので、スクランブル化してほしいものである。

 

 

 

1月3日に、港区芝大門にある芝大神宮へ初詣に出かけた。この神宮は、かって父の会社が決まって新年の祈祷を行っていた神社で、昔からお正月によく参拝していたので、馴染み深いところである。近くには、父方本家のお墓もあるので、昔はよく一緒に訪れていた。ここ数年は、ちょっとご無沙汰していたが、人気が高いと話題となっている「強運(ごううん)御守」を手に入れるべく、初詣を行うことにした。この「強運御守」は、「きょううん」よりも強い運が授かる御守として、非常に人気が高く入手困難なことで有名である。「強力な運を授かる」「災難を除け幸運を招く」といった口コミが多く、「大難を小難に、小難を無難に」と評される八方除けの御利益も期待され、家や会社全体の運気を高めるお守りとして熱い支持を集めているという。このお守りは販売するとすぐ売り切れるほど人気があるようである。昔はなかったので、令和になってから頒布されるようになったようである。

 

3日は、朝8時半頃神宮に到着したが、列に並んでいる人は、30人程度で思ったより早くお参りでき、無事、御守も買うことができた。男女別になっており、一つ1000円であったが、子供夫婦用にも強運を願って買い求めた。御守とは別に、花文字強運干支色紙も1枚購入した。思ったより早くお参りを終えることができたので、その足で、大井町に移動し、イトーヨーカドーで、干支の根付プレゼントをもらった。先着300名であったが、2個をゲットした。前日には、干支小物(置物)のプレゼントももらったので、2日連続で干支の縁起物をもらうことができた。干支の置物はここ数年続けてもらっているので、早速、巳から午の置物に交換した。

 

お正月は、家でまったりしていることが多いので、必然的に何となくテレビを見る機会が多くなる。特に、3が日には、元旦はニューイヤー駅伝、2~3日は、箱根駅伝が風物詩になっており、テレビに釘付けになる。ニューイヤー駅伝は、地区大会を勝ち抜いた全国の実業団男子40チームによる日本一を決める頂上決戦で、トヨタ、ホンダ、スバル等の自動車メーカーはじめ名の知れた蒼々たる企業が7区間100㎞を競う駅伝なので、社運をかけて戦う姿は熾烈ともいえる。聞いたこともない企業名もあり、まさに会社の宣伝も兼ねるが、コマーシャルも出場企業が出しているあたりも面白い。かって箱根駅伝で活躍した選手、世界陸上やオリンピック代表のトップ選手がこのレースに集うのでだれが勝つか興味をそそる。スーパーを経営するサンベルクスのルーキー選手である吉田響選手(創価大出身)が24位から22人抜きで2位になるという見事な走りが光った。

 

駅伝は長時間にわたるが、ごぼう抜きなどエキサイティングの場面もあるので、ついつい最後まで見てしまう。今回は、70回という記念大会であったが、創部10年という新興のGMOインターネットグループという会社が見事初優勝を飾り、3位にトヨタ自動車が食い込んだが、2位もロジスティードという新しい企業が入ったあたりは、時代の流れともいえる。

 

2日は、やはり恒例の箱根駅伝の往路のレースが行われた。襷をつなぐという日本発祥の団体競技である駅伝の中でも、関東学生陸上競技連盟に所属する大学が競うこの箱根駅伝は群を抜いて人気のある競技で視聴率もマラソンより遥に高い10数パーセント以上を誇っている。距離が長いこともあって、いつも何らかのドラマが起こるというワクワク感のあるお正月の風物詩である。箱根駅伝については、家の近くを走るので、毎年、往路復路とも沿道に出て応援しているので、臨場感もある。2日の朝8時20分頃、家の近くを通るので、今年も沿道に出かけた。往路は、5区で青山学院の選手が驚異的な区間新を出し、青山学院が驚異の逆転優勝を果たしたのは、見事であった。

 

 

年末の朝のテレビ番組で、正月2日の夜に回文の和歌が書かれた七福神の宝船の絵を枕の下に置き、歌を読んで寝ると吉夢を見ることができるという風習があることを紹介していた。回文とは、最初から読んでも逆から読んでも同じ音になる文であるが、初めて聞いた情報であったので、興味を感じネットで調べてみた。

 

回文の和歌とは、『なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな』で、漢字にすると「長き夜の 遠の睡ねむりの 皆目醒めざめ 波乗り船の 音の良きかな」となり、意味は、「夜に波音をたてて進む船が 時を忘れてしまうほど心地よくて つい目覚めてしまう」といったイメージで、一種の初夢のおまじないという。この風習は16世紀後半に広まったようである。

 

縁起のいい初夢と言えば、一富士二鷹三茄子が有名であるが、その後もあるようである。

 

一富士(いちふじ):「無事」に通じ、安泰を意味する。

二鷹(にたか):「高い」に通じ、運気上昇や出世を意味する。

三茄子(さんなすび):「成す」に通じ、物事が成就し、豊かになることを意味する。

四扇(しおうぎ):「扇」は末広がりで、運気が広がることを示す。

五煙草(ごたばこ):煙が上に昇るように運気が上がることを示す。

六座頭(ろくざとう):髪のない座頭の姿から「毛がない=ケガがない」という無事を意味する。

 

回文を作るのは大変だと思うが、我が家のことを歌った回文もある。

 

「品川に今住む住まい、庭がなし」(しながわにいますむすまいにわがなし)

 

また、英語でも同じような回文があり、下記もなかなかの傑作である。

 

"Nurses run ! " says sick Cissy as nurses run. 

 

看護婦たちが走っている時に、病気のシシーは、「看護婦たちが走ってる!」と言いました。