犬も冬はさむい -22ページ目

犬も冬はさむい

読んだ本、映画などについての感想です。

ルームやフォトも充実させる予定ですのでぜひ御覧になって下さいませ。

息子のまなざし








職業訓練校で教師として働くのもとに、主人公の息子を殺した青年が少年院を出所してやってくるという話。

 

正直残された被害者家族の気持ちはよくわからないので感情移入しにくい作品でした。


よくテレビに出てくる被害者家族、遺族のニュースを見てピンとこないのと同じです。


子供を持つ親の気持ちすらわからないので若い人には理解しにくい映画なのかもしれません。




興味を引かれた点といえば、カメラワークと音です。


ほとんどオッサンの後ろ姿ばかりです。親父の背中からみえる世界です。

非情に見づらくて慣れるまでは苦痛です。

音楽はというと、まったく流れず、日常の中の音と会話のみです。

大工の作業場のトントン、カンカン、ウィーン、ガガガが印象的です。




ラストは(ここでは書きませんが)衝撃的です。

さらにエンドロールは無音です。

館内に不穏な空気が流れました(笑)←コレ面白かった。

こんな映画はじめて。




事実としての映画をつくりたかったんだと思います。

これもエンターテインメントととして認められる時代になったということを物語っているのかもしれません。



ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション






戦争の映画です。




舞台はアフリカ。黒人がたくさん出てきます。


ツチ族とフツ族という(表向きは)2つの民族の争いを背景に、あるホテルマンが虐殺の危機にさらされた人々を救うお話。




人間が嫌というほど虐殺されまくります。女、子供関係なく。


民族が違うというだけで…




ホテルに入った1000人ぐらいは救われるのはわかるのですが、その他の何十万という人々は殺されていることを思うと、感動なんてできたものではありません。




見ていて嫌な気分になること間違いなしですが、事実として受け止めるためにがんばって見ましょう。



ベン・ハー 特別版





過去に映画館にて観賞。




大作ということで長かったです。

たしか224分だったかな。


ローマ軍の行進のシーンが印象的です。




これをゲッベルスが見たらきっと感動するんだろうな…。



戦車競争のシーンは見ているだけで涙が溢れてきます。


迫力あります。



1950年代のアメリカの力強さが感じられる作品です。


あの頃の未来は明るかったのですね。




女の人と2時間以上電話した。


仕事の話にはじまり、やさしさとは何かについて。


あなたのやさしさは10段階で表すと4ぐらいですよと。

「えっ?何でそんなに低いの?」と言われたが、まぁ普通に見積もってそのぐらいだろう(笑)

どうやら、やさしい人だと言われたいらしい。


理性的なことがベースにあって、その上に感情や好き嫌いが発生するということを、ニヒリズム的世界観やカート・ボネガットの小説からの引用を駆使して、冷静にそして時には感情的に話しました。


とりあえず、目の前の人を幸せにすることが大切ですと。



果たして彼女は何割ぐらい理解できたのだろうか。



まぁ、今日は自己満足的に話したかったので自分的には満足している。

彼女はどうかしらないが(笑)


いやぁ、人とコミュニケーションをとることは素晴らしいことですね。



↓とりあえず電話で思いついた作品を。

 結構スリリングな秀作だった記憶があります。

フォーン・ブース

博士の愛した数式






そういえば映画になってたなと思い鑑賞。


やさしくてほのぼのとした作品です。


しかし、映画としては退屈です。



ラリホーをかけられている気分になります。(魔法ではなく呪文というところが肝要)


それでも、数学のエピソードは感心します。

 

まだ映画を観ていない人は原作だけを読んで、自分の心の中の博士をとどめておいた方がいいよいでしょう。






↓ちなみに原作。こっちのほうが断然イイです。江夏の28。


博士の愛した数式 (新潮文庫)/小川 洋子