犬も冬はさむい -2ページ目

犬も冬はさむい

読んだ本、映画などについての感想です。

ルームやフォトも充実させる予定ですのでぜひ御覧になって下さいませ。



ポ~ニョ、ポ~ニョ、ポニョ、さかなの子♪

人面魚みたいなポニョが人間の宗助と出会って、人間になりたいと願う。
という到って単純な話です。

コレハ紛れも無くジブリですねー。
何がジブリかと申しますと、やっぱり描写力ですね。
海の中の描写なんて細かすぎますよ。
画面が雑多すぎてポニョがあんまり目立ってない(笑)
それぐらい海には様々な生き物が住んでいて、多様性に溢れている。
海はすべての生物のはじまりの場所で人間も海から生まれたんだ。
そんなメッセージが画面から溢れてきます。

それは陸のシーンを比較すればわかりやすいのだけれど、
これは人間がつくり出しているシンプルでわかりやすいモノとは違う、
複雑でとても簡単には表現できないものが自然には存在する、
そんなことを言っているのかもしれません。

うまくまとまらないけれど、本当はすべてのモノに個別解があり、自然も人間も…もうその解が数字で表せるようになっちゃった悲しい時代(僕はそう思う)なんだけれど、でもまだ数字では表せないものがあるんだよ、そういうロマンチシズム、希望を与えてくれる、やさしい映画でした。

世界にはまだこんななにも色に溢れているんだ。
そう思わせてくれました。
チルドレン (講談社文庫 (い111-1))/伊坂 幸太郎


伊坂幸太郎の短編集です。
すべての話が繋がってます。
陣内という普通の人間が主人公です。
我儘でどうしようもないやつなんだけれど
なかなかいい事を言います。
こうやって自分の信じていることを
なんの臆面もなく喋ることが出来たら
さぞ楽なんだろうなと思わせてくれます。

言いたいこと、やりたいことは多いけれど
それを実行することができない。
そんな悩める現代人にオススメの一冊です。

伊坂さん他の作品ともリンクしてますので
他を読んだことがある人はより楽しめるでしょう。


神よりも紙を。そして髪を。

やさしくキスをして


ケンローチが恋愛映画を描く!!ということで借りてみた。

どんな悲惨な結末が訪れるのかワクワクしながら見たわけですが…
やっぱり悲惨でした(笑)
一応、恋愛映画なんだけれど、おまえ恋愛にあんま興味ないだろって突っ込みたくなるような内容で…
そしてケンローチらしからぬ地中海の白い光がふりそそぐシーンがあったり、割と中流階級でまともな人間が描かれていて、ケンローチ明るいよ(涙)などと突っ込みどころ満載です。

カソリックの高校で音楽を教えるロシーン。
教え子の兄でパキスタン系移民二世のカシム。
この肌の色も宗教も違う、でも生まれはグラスゴーの二人の物語。

出会ってすぐ意気投合して付き合うことになる二人なんですが、
そこには宗教という見えない壁が立ちはだかる…という内容です。

はっきり言って無宗教の日本人には到底理解できません。
さっさと家族を捨てて、駆け落ちでもしたらいいのになどと、簡単な気持ちだけでは駄目のようです。
そのぐらい根深いものが宗教にはあるのですね。

とにかく僕はこの映画の内容よりケンローチがこんな映画を撮ったんかい、そっちの方に惹かれました。

正直あまり面白くないので、ケンローチファンがこっそり一人で見るのがいいでしょう(笑)


せっかくズームレンズを買ったのでズームしてみました。
ちょうど日陰と日向の間に寝ているのが憎らしいです(*´Д`)