
何の予備知識もなしに見に行ったので、少々面食らってしまいました。
自分の中のイメージでは緑に囲まれた山村(スッコットランドとかアイルランドみたいな風景)の中にある孤児院か修道院で繰り広げられる牧歌的で禁欲的なカトリックの世界を想像していたのですが、まったく違いました。
アメリカの小汚い児童保護施設に入れられて小汚いニューヨークを舞台にした、けっこうハードボイルドな現実世界で奇跡が起きてしまうという、いかにもアメリカ的なお話で…。
主人公の少年はまぁ言ってみれば天才で、聞いた音をすべて音楽として表現し得る能力の持ち主です。
ニューヨークの雑踏はまさに彼の感性を覚醒させるに足る舞台として十分すぎるようでした。
すべては音楽なんだよ。
そう彼は教えてくれます。
音楽抜きにはこの作品は語れません。
ノーミュージック、ノーライフな方は是非。
余談ですが、ロビン・ウィリアムが竹中直人に見えたのは僕だけでしょうか(笑)