あの人ったらひどい！
あの人に傷つけられた！
そう思っているとき
そんなふうに感じさせた
あの人は加害者で
嫌な感情を与えられた
自分は被害者です。
もし
そんな嫌な感情を
自分から感じにいってるのかもしれないですよ
って言われたら？
いやいやいやいや
そんなの自分から感じにいくはずがない！
って思いますよね。
あの人がしたことは
自分にとってはすごく嫌なことなのに
ほかの誰かから見れば
気にもならないことだったりします。
その違いは何なのかというと
目の前の出来事に
受け取る人の心がどう反応しているか
その反応の違いです。
目の前の事実をどう捉えるかは
人の心が決めます。
心に持っている傷が反応するような出来事なら
それは辛い出来事になり
反応するような傷がなければ
ただの出来事にすぎない。
だから
いま誰かによって傷つけられたのではなく
そもそも傷ついていて
わかりやすく言うと
その傷を刺激されたということ。
（ホントは刺激”された”わけでもなく
自分の心が反応しただけ）
でね
私たちは
そんな目に遭うために行動している
ということがあって
その理由、目的は
”その感情を感じたいから”です。
（無意識レベルの話です）
その感情（傷）を
小さな自分だとイメージしてみてください。
心の奥にいる小さな自分が
その存在に気づいてほしくて
そういう出来事を
自分自身で引き寄せているとしたら・・・
自分は被害者ではなく
あの人も加害者ではなくなりますね。
自分がひどい！と思っていたあの人は
むしろ
”加害者にさせられた被害者”
であることさえあります。
自分からぶつかりにいっておいて
ぶつかられた！といちゃもん←をつける
当たり屋のように（笑）
誰かに傷つけられたり
あの人はひどい！と感じたときは
その感情を
しっかり観察してみてください。
”嫌な感情を与えられた”という捉え方って
他人軸だと思うんです。
自分の感情は自分だけのもので
自分で選べるのだから
誰かによって与えられるものではなく
自分で選択したと考えてみると
なぜそれを選んでいるのか
理由が見つけやすくなります。
自分が大事にされていないように感じたり
自分がバカにされたように感じたりして
悔しい
寂しい
辛い
悲しい
過去に
同じような感情を持ったことが
きっとあるはずです。
それを思い出すことができたら
自分の中の小さな自分を癒やしていきましょう。
目の前の人と向き合うのではなく
小さな自分と向き合えば
同じような思いをすることは
少しずつなくなっていきます。
自分の心の奥にある傷に
気付いてあげてくださいね。
今日も
あなたの心が穏やかで
愛に満たされますように。
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