自分のことを大切にしてくれない男性を
好きになり
執着し
苦しむ女性たちが願うのは
彼の一番になりたい
彼の本命になりたい
ではないでしょうか。
家庭があったり彼女がいたり浮気性だったりで
自分のことを一番に大切にしてくれない男性ばかり好きになってしまうというRさんの場合
長女として生まれ
両親や周りの大人の愛情を受けていましたが
妹弟が生まれてからは
妹弟ばかりが可愛がられているように感じ
「お姉さんなんだから」
と我慢を強いられることもしばしば経験し
"自分は一番に大切にしてもらえない"
そんな寂しさや悔しさ
悲しみを感じていました。
そして
大人になったいまも
”一番に大切にしてもらいたい”
という願望を持ち続けているにもかかわらず
自分を大切にしてくれない人を選んで
一番になれなくて
我慢しなくてはならない状況で
子供の頃に感じていた
一番に大切にしてもらえず
悲しかった
寂しかった
悔しかった
そんな感情を
いまも感じているのです。
なぜ
わざわざ同じような思いをし続けることを
選択しているのでしょうか。
それは
子供の頃の心の傷とも言える
ネガティブな感情が
消化できず心の奥に残っていて
その傷を癒したたくて
気付いてほしくて
心が叫んでいるからです。
自分を一番に大切にしてくれない人
（親であったり周囲の大人だったでしょう）
から
一番に大切にされたかった
小さな自分が
心の中でまだ泣いているから
自分を一番に大切にしてくれない人から
一番に大切にされる
ということを願っています。
この大切にしてくれない人というのが肝で
そういう男性をわざわざ選んでいるのです。
無意識にですけど。
まずはそのことに気付き
それらの感情を取り出し
傷を癒していけば
いま一番に大切にされないことが
どうでもよくなるかもしれないし
自分を一番に大切にしてくれない人のことが
どうでもよくなるかもしれない。
いずれにせよ
一番に大切にされるということへの執着を
手放すことができます。
その結果
自分を一番に大切にしてくれる人と
めぐり会えたりするものです。
私たちは自覚していなくても
少なからず幼少期の傷を抱えているものです。
いま目の前に現れる問題は
それらの傷が原因であることがほとんどです。
同じようなパターンを繰り返さないようにするためには
今の問題を表面的に解決するだけでなく
ほんとうの原因を見つけて
根本から解決することをお勧めします。
今日も
あなたの心が穏やかで
愛に満たされますように。
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