「こう思われたくない」
「こう思ってほしい」
相手に対してそう思うのは
人の気持ちに敏感で
人の目が気になってしまうからだと
過去の私は考えていまたが
それは
相手の気持ちをコントロールしようとしている
ということで
とても傲慢なことだと気付いたとき
泣きそうになりました。
人がどう思うかは
その人の自由で
自分の言動をどう思うかも
もちろん自由であるはずなのに
なぜか
自分の言動で相手がどう思うのかを
気にしてしまいがち。
そこには
こう言えばこう思ってくれるはず
こうすればこう思ってくれるはず
というような
期待があったりするからなんですよね。
期待通りでないと
がっかりしてしまいますよね。
その期待は
自分だけの価値観であって
普通はこうでしょうとか
こうあるべきとかいう
自分自身の思い込みから
生まれてきています。
そのうえ
こう言ってもこう思ってほしくない
こうしてもこう思われたくない
とまで思ったりしてしまうなら・・・
それはもう
完全にコントロール欲求です。
相手の気持ちは相手のものなので
どんなに頑張っても
自分の思う通りにはならないですよね。
自分がコントロールできるのは
自分の心だけ。
なのに
こう思ってほしいとか
こう思われたくないとか
相手のリアクションにこだわるのは
傷つきたくないから。
相手のリアクションが
自分への評価であるかのように捉えているから
自分の期待通りでないと
傷ついてしまうんですよね。
相手が
どんなふうに感じるか
その自由を許せないのは
傷つくのが怖いから。
誰にどう思われたっていい。
私は私。
そう思えないのは
自分で自分を否定しているから。
こんな自分じゃだめだと思っているから。
自分で勝手にそう決めているから。
自分というものは
自分のことをどう思うかで決まるんです。
だから
コントロールすべきは
自分が自分を否定するのをやめる
ことです。
人からの評価が気になるときは
こんな自分じゃだめだという
自己否定をしているとき。
自分を否定して
自信を失っているときです。
このままの自分でいい。
そう思えることが自信です。
そのためにはまず自己受容。
「いま自分はこう思っちゃうんだな」
そう思うだけでOKです。
それをダメだと思わない。
そんな自分をも受け入れる。
人から
「こう思われたくない」と思ったときは
自分が自分をそう思っているだけ
ということに気付いて
そんな自分を許すところから
はじめてみてください。
相手のリアクションと
自分の価値は無関係なのです。
今日も
あなたの心が穏やかで
愛に満たされますように。
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