私は
自由を奪われて育ちました。
学校へは通わせてもらいましたが
友達の家に遊びに行くことも
基本的には禁止され
感情を表に出すことも
自分らしさを表現することも禁止され
躾という名の暴力も受け
支配されていました。
自分が親になり
子供を育てるときには
私と同じ思いはさせたくない
子供にとって理解ある親になりたい
友達感覚の仲良し親子でいたい
そんな理想を持っていました。
でも
心に深く根付いている
あまりに多くの
〜してはいけない
〜するべき
〜しないと罰が当たる
〜であるべき
〜するのは罪
〜したら病気になる
〜しないと不幸になる
という思い込みの
恐怖から逃れ切れなくて
子供を大切に思うからこそ
これらを破ることが怖くて
子供たちを監視して
あれはダメ
これはダメ
と言わないといけなくなりました。
ルールを破ることが怖くて
子供たちに
自由を与えるのが怖かったのです。
親として
子供たちを守りたかったのです。
私は親からもらった
欲しくなかった黒いバトンを
ピンクのバトンに持ち替えて
子供たちに渡そうと努力しました。
けれど
ピンクになりきれず
黒の混ざった
汚いピンクになってしまった…
そのことで
私は
ずっと自分を責めていました。
恐怖を感じながら
迷いながら
受け取った黒いバトンの
呪縛を受けたまま
私が渡したバトン。
私は自分の子育てを後悔し
子供たちに謝罪しました。
いつまでも罪悪感を持ち続け
過去の自分を責めたり
自分を罰し続けることで償うのではなく
子供たちが安心して
自分のバトンを持って生きられるよう
ただ見守っていきたいと思います。
自分が受け取ったバトンが
好きな色でなければ
自分の好きな色のバトンに
持ち替えていい。
押し付けられた価値観や
思い込みにとらわれず
自由な心で
自分の好きな色を選んでいいのです。
今日もあなたの心が穏やかで
愛に満たされますように。
貴船神社境内の大木から
エネルギーを受け取ってきました。
手のひらにあたたかさと
びりびりとした感触が伝わってきました。
特別レッスン