Dixieland

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Fits my life, oh, so right...



AlabamaからMississippiへ。そしてAlabamaへ戻ってからTennesseeへ。

Dixieland(アメリカ南部諸州)から出られない、寒がりの日記。

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NAIA Softball National Chaionship、つまり全米で最後の10チームまで残り、チャンピオンを決めるためのトーナメントに参加するため、ジョージア州コロンバスという所に来ています。
アトランタオリンピックのソフトボールを開催したフィールドで試合が行われます。

NAIAのナショナルチャンピオンシップは、スポーツに関係なく、参加校には開催地での地域貢献活動が必須とされます。
バレーボールでアイオワへ行った時は、地域の貧困地域に住む子供達に配布するクリスマスプレゼントが大企業から寄付されているので、それを荷解きしてサイズや色別に仕分けする作業をしました。
女子バスケットボールとケンタッキー州へ行った時は、身体や精神に障害がある子供達が集団生活をしている学校へ行き、授業に参加してきました。

今回は地元の公立小学校を訪問してきました。
数名ごとに各クラスに振り分けられ、私はコーチたちと1年生の算数のクラスにお邪魔してきました。
アメリカの学校はもう夏休みに入る時期で、この学校もあと4日で夏休みということで、算数も「この一年で習った事を絵に描きましょう」という授業で、ダンスミュージックを流しながらの授業なので、何も描かずに踊っている子がいたり、
アジア人の子は一年生とは思えないほどの小さくキッチリした字で課題を進めていたり(この子を見てコーチたちは私の字と同じでキレイだと大笑い)、
算数とは全く関係のないことを文字や絵にしていたり、
ゲストがいるからということで、答えが分からなくてもとりあえず一番に手を挙げる子がいたり、
その隣では字も上手で、スペルミスも一つもなく、課題を先生に言われたとおりしっかり仕上げている女の子がいたり、
とにかく可愛くて楽しい経験になりました。

他の選手が行った授業では、子供達が外国語を唱和していたり、ヒヨコが教室にいたり、学期末ということでとにかくみんな楽しかったと言っていました。

今まで参加した地域貢献活動で一番楽しかったです。

その後チームは練習に行き、夜はバンケットがありました。
いよいよ今日の夜から試合が始まります。
うちの学校は来年からNCAAの2部に移動してしまうので、みんなにとってこれが最後のNAIAトーナメントです。

この学校で働き始めて、最初に私の実習生になった生徒が先週見事卒業しました。
最初の実習生(この時は5週間ローテーション)で、この一年半授業も受け持ち(しかもこの学年は二人しか生徒が進級できなくてそのうち一人はお酒の肴になるほどバカ生徒で)、最後にまた丸々一学期ソフトボール部で実習生で、、、と、とにかくこの2年間ずっと近くで見てきた唯一の生徒だったので、感動もひとしおでした。
…とかいって、卒業式は遠征で出席してないけど。。。

夏は女子プロサッカーチームでプレーするのが決まっていますが、その後の進路が未定、しかも一回目の国家試験に落ちたので、更に未定で、未だに心配しています。
ご両親とも仲良くさせていただいていて、「どうにか大学院に進学するように誘導してほしい。」と以前から言われていましたが、それも3月まではうまい具合に進んでいたけど留守にしている間に何故か大学院の話は頓挫していました。
本人に聞いても周りに聞いてもよく分からないようなので、たぶん進学する気分じゃなくなったとか、そんな感じかと思います。

2年前、初めてトレーニングルームで彼女に会った時、「私日本語の授業とったよ!ちょっと話してみるから、ちょっと待って!」と考え始め、
「シュ ハ スバラシイ デス。」と言われ、God = 主 と理解するのに少し時間がかかりました。

それから数週間して、私の初めての実習生になった時、ちょうど授業では下肢の傷害評価を勉強していたので、足首の解剖やテストのやり方など、時間をかけて教えました。
足首は骨の数も多いし、それぞれの小さい関節も複雑に動き、難しい内容です。
すごく真剣で、色々質問してくるし、できるまで何度も練習するすごくいい生徒なので、私も毎日少しでも時間をとって教えるのが楽しかったです。と同時に、何度同じことをやっても全然覚えないので、内心不安に思ってもいました。

その翌年、偶然一つ下の学年の生徒が、足首の傷害評価を実地練習するという宿題をやりたいのでそれの評価をしてほしいと頼まれたところに、その彼女もいました。
なので下級生が傷害評価をしているのを彼女に監督させて、それを見ることにしました。

下級生が見逃した、聞き逃した箇所をしっかり指摘できていたし、靭帯のテストも効果的にデモンストレーションしていて、臨床診断も的確で、最初の処置や患者への説明もキチンとできていました。
やっぱり一年経つとこれだけ変わるんだなぁ!と密かに感激しました。
その後、みんなで雑談している時にその事を持ち出して「シニア!ってかんじですごい良くできてた!I'm proud of you!」と何気なく言ったら、本人はすごく喜んでいました。


それから数週間後、4年生の進学/就職のための模擬面接がありました。
その場での質問で、「アスレチックトレーニングプログラムでの経験で、一番思い出深いものはなんですか?」というものがありました。

彼女は、その数週間前の出来事を挙げて、「正直サッカーも地域活動も授業も忙しくて、実習なんて全然行きたい気分じゃなかった。アスレチックトレーニングの道に進む選択すらも疑ったりしていた。そんな気分だったある日、面倒くさいなと思いながら下級生の傷害評価を指導したら、この1年ずっと私の側で見ていてくれたインストラクターが、私の進歩を発見してくれてI'm proud of youと言われて、私の進んできた道は間違いじゃなかったんだと思えて、目の前が急に明るくなった。アスレチックトレーニングから今までとは違う本当の喜びを初めて感じた。これがこの4年間で一番心に残っている出来事です。」と応えていました。


生徒にも周りの先生たちにも言わなかったけど、あれは私にとっても、実習インストラクターとして講師として、一番心に残る瞬間でした。
何度やっても2回目には忘れちゃってて、「ちょっとこの子大丈夫?」と思ったり、傷害評価の練習を見ても「まだまだだね。」と厳しい評価を付けたり、難しい問題を投げてみては予想通りの出来なさにがっかりしたり、を繰り返してると思ってたけど、私がうるさく指摘し続けた箇所をキッチリ押さえ、まるで私のような手順で評価を進める彼女を見て、初めて感じる教育の喜びに静かに興奮して心臓がバクバクしたのです。


ラッキーなことに、そんないい生徒の最後の実習先がソフトボール部で、色々な事を放り投げてやらせてみました。忙しい中、たくさんの時間を割いて実習を楽しんでくれたし、選手もコーチも彼女が大好きだったので、私も安心でした。
私が日本に行くと言った翌日は、休日だったのにトレーニングルームに来て、「自分の部屋でアイのことを考えると涙が止まらないけど、一緒にいると落ち着くから、今日はここで勉強する。」と言って勉強をしていました。


そんな特別だった生徒が卒業、ということで、私にプレゼントをくれました。
みんなが「普通逆だよね。卒業生にあげるもんだよね。」と笑っているなか、タオルとテーピングの包装を開けると、聖書!
私が全然クリスチャンじゃないの知ってるよね?と言うと、「でもすごくスピリチュアルだから、私たちがどういう物の見方をするか知ってほしいから!」だそうです。

しかもアマゾンで、日本語訳の付いたものを買って、メッセージも書いてくれました。

聖書は日本語だとめちゃめちゃ難しい。
英語だと行間の読み方によって、内容が全然変わってくると思いました。これがキリスト教に色々な派閥?がある理由なのかと思いました。
たぶん人生で最初で最後の聖書。ありがたくいただいて、大切にします。
5月3日から5日まで、ジョージア州コロンバスというところに、ソフトボールのポストシーズン最初のトーナメントに行って来ました。

アメリカに帰国した翌日に仕事へ行くと、色々な人から色々と留守中に起きたことを聞き、楽しい反面すごく申し訳なくなりました。
選手たちは翌日に出発だったので、軽いトリートメントだけして送り出し、私はすぐに片付けないといけない仕事を片付けてから、その次の日、3日にコロンバスへ向かいました。

私の学校が属するサザンステイトアスレチックカンファレンス(SSAC)はソフトボールでは強豪カンファレンスでトーナメントに進んだ8チーム中5チームが全米ランキングの25位以内に入っています。
初日は一試合、2日目はニ試合を戦い、2日目が終わった時点で、無敗だったのはうちの学校だけでした。翌日の天気予報は大雨。チャンピオンシップゲームが雨で流れることになっても、うちの優勝で誰も文句が言えない状況になりました。
翌朝は雨、午後から予定されている決勝に進むべく、敗者復活戦2試合が行われるはずでしたが、雨で中止になりました。

ところが、この敗者復活戦に残っている3チームのうち一校は、このトーナメントの結果次第で全米トーナメントへの出場如何が変わってくるので、明日の天気を待ちたいと主張しました。
もうホテルもチェックアウトして、バスの運転手さんも今日帰らないと明日別の仕事が入っているという状況で、延泊が決まりました。
選手たちもイライラする中、雨だしやることもないので、みんなで映画を見に行きました。

『42 (forty two)』という、アメリカで最初の黒人プロ野球選手、ジャッキーロビンソンが人種差別の壁を乗り越えた話でした。
チャタヌーガやバーミンハムで去年撮影をしていて、アシスタントコーチの婚約者がエキストラ出演しているという話も聞いていたので、完成を楽しみに待っていたのですが、いい映画でした。周りの選手たちが、ジャッキーが迫害を受けるたびに画面に向かって大きい声で怒っていて、それも面白かったです。


翌日のチャンピオンシップゲームには、なんとランク外にいた学校が上位2校を破って上がってきました。小さく若いプログラムで、まともにゲームができるピッチャーはたった一人、というチームです。この唯一のピッチャーがとても優秀で、このトーナメントでももうすでに5試合連続でフル登板しているのですが、決勝でも出てきました。
うちは一年生のピッチャーを起用。
4回までは危な気なく無失点のままきて、4回の攻撃で1点を先取。
その回と6回でもランナーを1,3塁に置いたチャンスがあったのですが、点数に繋がらず。
最終回7回を1-0のリードで迎えました。
7回の表、相手の攻撃で、先頭打者をアウトにした後二人目を歩かせてしまいました。次のバッターが送りバント成功で2アウト2塁。
3人目のあわや2ベースヒットをショートストップの選手が飛び込んで内野ヒットに留め、2アウト1,3塁。
一点でも取られたら、延長戦。次のバッターを抑えれば優勝。

このみんなが緊張して爪を噛んでいる場面で、一年生ピッチャーはこの打者を三振にとり、1-0で4年ぶりのカンファレンス優勝を持って帰ってきました。

来週の月曜日が、全米トーナメントの開幕です。
最初は選ばれた40チームを10チームに絞る地方大会が行われます。
この方式をとるのは今回が初めてで、地方大会をうちの学校でホストすることになりました。
来るのは4チームだけだけれど、コロンバスから帰った翌日から、大会の医療サポートの案内を作ったり、テント設営の打ち合わせをしたり、忙しくなってきています。
トーナメントのホストは年に何度かやりますが、こういう重要な試合を主催するのはすごく久しぶりで新鮮で楽しいです。


土曜日にチームが到着して、日曜日に練習とバンケットという会食があり、月曜日から大会が始まります。
これを一位で抜ければ、再来週からの本戦に出場です。


前々回の日記でもNAIA National Championshipへ行ったことを書きましたが、あれから6ヶ月が過ぎ、先週火曜日から日曜日まで、今度はソフトボールのナショナルチャンピオンシップへ行ってきました。

またシーズンを通した総括的な日記を書きます。

文字通り、NAIAの全米一位を獲るべく残った32チームが一堂に会し、1週間をかけてそのたった一つの場所を巡り戦う大会。その内の1チームとして参加できることは学校にとっても選手にとっても大変な名誉です。
うちの学校からはその他多くのスポーツチームが毎年このナショナルトーナメントまで駒を進めるので、「行くのは当たり前。狙うのはファイナル4以上のみ。」という雰囲気も漂いますが、それでもオフシーズンから積み重ねて3ー4ヶ月に渡るレギュラーシーズンをいい成績で終え、ポストシーズンにて最高の形を作るには、選手やコーチの並々ならぬ努力とdedication(献身?)しかありません。

前学期にはバレーボールを優先的に担当しましたが、今学期はソフトボールを優先的に担当してオフシーズンに入ったバレーボールは、リハビリと練習試合のみのカバーでした。

コートに入る多くが経験を積んだ4年生で、下級生たちをしっかり統率して4ヶ月間乱れなくファイナル4まで進んだバレーボール部とは対象的に、ソフトボールはかなり女子っぽい問題が多くて(親友だの仲間はずれだのという)、元々補欠と呼べる選手もいないくらいの少人数チームなのに怪我も多くて、常に危ない印象が漂うシーズンでした。

シーズンの途中、スタッフのスケジュールの問題で、女子バスケ部のナショナルトーナメントに帯同することになり2週間ほど電話とテキストメッセージのみでソフトボールをチェックしていた時期があり(実際のトリートメントやリハビリは学校に残っている生徒とスタッフにお願いして)、2週間後に久しぶりにチームに会ったらボロボロになっていました。

それを数週間かけてようやく全員が9割以上の力でプレーできる状態になり、残りはレギュラーシーズンの重要な試合とカンファレンストーナメントか!と一人ホッとしつつも息巻いていたところで、超重要な選手の中~重傷の怪我。
バレーボールでも同じような時期に重傷者がでたのですが、今回は、彼女以外にそのポジションをプレーできる選手がいないので、チーム状況としてはバレーボールよりも酷かったと思います。
誰もいないのに!というのと、せっかくここ(の状態)まで持ってきたのに!という気持ちで、その日は相手チームにも思い切り毒づいて、その後もしばらく遠征で会う他校のトレーナーやコーチにも愚痴りやさぐれていました。
最後の数試合は他のポジションの選手を起用しましたが、守備全体が集中してプレーしたおかげでレギュラーシーズンは一位で終わることができました。


カンファレンスではその子が本調子じゃなかった事よりもチーム全体の不振で惨敗。
ナショナルトーナメントには行けないだろうと思っていましたが、レギュラーシーズンの成績が良かったので32チームに滑り込むことができました。


カンファレンスからの数週間は、選手たちはカンファレンストーナメントの惨敗による数々の罰を受け、私は今まで通りリハビリをして過ごし、先週木曜日の緒戦を迎えました。
怪我の選手は全員かなり安心して出場させることができるくらいに回復。
チームとしても気持ちを新たにしたかのようないい雰囲気。
シーズンを通して、この最後のトーナメントに最高の状態をもってこれたと思います。
残念ながらベスト16までしか進めず今回もリングは手に入れられなかったけど、最後の試合も今までのように沈み込むような悪い雰囲気にはならず、スッキリとシーズン終了、4年生は引退できていたと思います。

私はいつものように、相手チームの非常識な態度に輪をかけた非常識な態度でギャァギャァと文句を言っていましたが、もうこれは性格なので勝手に言わせてほしいです。


5人の4年生が引退して、来年は新しいチームができあがります。
来年もこの最後のナショナルトーナメントを目指して一から積み上げていくのは、大変だけど楽しみです。

今週は私はお休みで、来週からトレーニングルーム当番と子供キャンプのカバーをして夏休みを過ごします。
そろそろ就労ビザのお話も進めてもらって、8月からは新たな気持ちで新年度を迎えたいです。

今年度は3回もナショナルトーナメントに足を運べて、本当にラッキーミーな一年でした。
来年も2枚のナショナルトーナメントTシャツを増やせるように頑張ろう。
大きめの大学だと、AT一人が一つのスポーツチームを担当しますが、ここでは11くらい(?)あるチームを3人で手分けして担当するので、常にインシーズンスポーツを担当します。
私は、秋学期がバレーボールで、春学期はソフトボール。どちらも女子スポーツです。女の子は気を遣えるのでとっても働き易いし(選手に嫌な気分にさせられることが少ない)、男子よりも痛みに強ので好きです。

2週間前からソフトボール部は練習を開始し、その数日後に春学期も始まりました。
今学期からは授業も教えているのですが、時間配分とか難しいし、生徒が思っていたものの1.5倍くらい出来が悪いので、毎回予定通りに進めるのに必死です。
アスレチックトレーニングプログラム自体が緩ーくやってきたようで、私は解剖の知識にウルサイと思われているようですが、私が教えているのは必要最低限の解剖の知識だけなので、これをすっかり覚えられなければ今後出来ないことが山のように出て来てしまいます。
春休みの後はさらに難しい分野に進むので、今からすーーっごく不安。


ソフトボールの方も、練習開始早々から怪我人が増えていて、これからシーズンが始まったらどうなっちゃうのだろう、っていうか、シーズンが始まるまで選手の数が残っているだろうか?という不安でいっぱいです。
アメリカでソフトボールと言ったら、よく言えばぽっちゃり、見たままを言えば太った女の子のスポーツという印象が強いですが、勿論強い学校には例外がいるものの、うちの学校のレベルだと8割は太り気味以上の体格です。
そんな人たちが、X脚O脚でもってウェイトトレーニングやコンディショニングなどをしたら当然のように膝と腰がまずダメになります。
投球フォームなども特に指導されないまま高校でいいプレーをしてきた選手も多く、大学に来て練習量が多くなることで、肩も簡単に壊れます。

今まで肩の怪我でシーズン中にプレー出来ないことが多かったから、ということでオフシーズン中にずっとリハビリ兼コンディショニングをやっていた選手は、今のところ何の問題もなくプレーできています。
その子を見て、他の選手も「肩が痛い」と言って押しかけてきますが、ここまでにどれだけ作ってきたかが重要なんだけどなーという気持ちです。

体づくりというか、どれだけ自分の体に気を使えるかというのは、選手によって違うし、それもアスリートとしてのセンスの一つだと思います。体の変化に鈍感とか、痛みを種類わけできない選手は、リハビリの効果も半減。


なんか生徒の学習も選手のリハビリも似ているなと思います。
自分の内側をどれだけ細かい部分まで感じ取れるか。学生はそれができれば勉強している事の必要性が自ずと分かるだろうし、アスリートは全く働いて居なかった筋肉にもう一度神経を通してあげることができます。
その気付きがあれば、後はとにかく力を付ける作業だけですし、それもやった分だけ力になっていきます。


教師としてもトレーナーとしても、気付きへ導けるように上手な補助がでいるようになりたいと思います。


そんなことをしている中、我が母校アラバマ大学フットボール部は、2年ぶり14回目の全米優勝を果たしました。当然のように、チャンピオンシップゲームの前後はRoll Tideと呪文の様に繰り返しました。
今年の相手は、レギュラーシーズン唯一の黒星をもらってしまったLSU。
レギュラーシーズン中のゲームは、とにかくキッカーが狂った様に外しまくり、結果、その外しまくったキック一本分に相当する3点差で敗れていたのです。しかもどちらのチームもタッチダウンなしという、勝ちも負けも内容な試合。

メディアなどでは「ナショナルチャンピオンシップゲームで本当に強い学校がわかる」と言われていましたが、その通りで、本当に強いアラバマが、LSUには一点の得点も許さず、今回はキックも入れて、ついでにタッチダウンもとって、叩きのめす様に勝ちました。

この二校ともがSECという地区リーグに所属しているので、西や東や中部の学校からは、「なんでLSUに一敗しているアラバマがチャンピオンシップに出るんだ。自分たちを出せ。」とワイワイ言っていましたが、正直SECの今のレベルは、他のどのカンファレンスも到達できていないほど高いのです。オクラホマステイトがいくら一敗しかしていないと言ったところで、戦っている舞台が全く別だということに一日も早く気付いてほしいです。
西海岸の学校なんて更に酷く、UCLAのようなフットボールを知らないような学校が、カンファレンスタイトルに関わってきちゃうような、そんな悲惨な状況です。

今年LSUはアラバマ以外の学校は絶対に倒せなかったと断言できます。
だからナショナルチャンピオンシップゲームの組み合わせはあれで正解です。
ただLSUのみなさんにはこれも知っておいてほしいです。
You are the losers:-P