
青森出身の母がよく作ってくれた、ホタテ貝の煮物が食べたいよ~
と、スーパーのお魚売り場の前に立ち尽くしてみたが、
ホタテ貝、見当たらず…
仕方がないので、代わりに、ムール貝で、煮物を。
っていうか、貝は、これしか売っていなかった…
その上、安い。
白ワイン蒸しじゃなくって、
かつおダシのムール貝。

所変われば、品変わる。
しかし、貝の味である。
ロンドンの下町に住むこと、早1年になろうとしていますが、
最初の頃、不可解だったあんなことやこんなことが、
不可解じゃなくなってきたので、備忘録的にまとめてみる。
旅行で下町を歩きたい人(いるのか…)の参考にも、
或いは、
移民の方々が多いような地域に留学予定の人の参考にも、
多少はなるのかもしれない。
・人が突然叫ぶ
叫ぶんですよねー。
後ろから突然。
体の大きな黒人のおにいさんとかおじさんが叫ぶもんだから、
最初の頃は、突然話しかけられたのかと、びっくりしていた。
しかも、発音がよく分からなかったり、
案外英語じゃないこともあるので、
一瞬何を言われたのかと、混乱することもある。
のだけれど、
そんなときは大抵、
わたしの背後の彼から、わたしの頭を越えて、
視線の5メートル~10メートル先に、
知人がいる。
その知人に向かって、叫んでいる。
本当に、街の中心で、叫んでいる。
愛を、かどうかは知らないけれど…
・人が突然絡み出す
歩いていると、突然、2~3人のガタイのいい男性陣が、
わたしの目の前を歩いている1人の男性に近寄り、
取り囲む、
という現場に出くわす。
最初の頃は、
因縁つけられてるとか、絡まれているとか、
はたまた何かの売買かと、一瞬どきっとしていた。
のだけれど、
そんなときは大抵、
知り合い同士である。
単に、話しかけているのである。
「よーよー、何してんだYO」ってな具合に。
…しかし、
深夜のバス停付近では、これに限らない…

・走り去る車が突然、クラクションを鳴らす。
これも、かなりびっくりする。
昔、アメリカで、車の窓から
差別用語満載の手紙を投げつけられたことがあるアジア人女子としては、
もはやトラウマ的にびっくりする。
のだけれど、
そんなときは大抵、コース上のどこかに、
知り合いが歩いている。
クラクションを鳴らした車が通り過ぎたときに、
手を挙げて応えている人が、
それである。
・バスの隣の席や、トイレの隣の個室の人や、スーパーで前後に並んだ人が、歌う。
これは、上手い場合が多いので、感心する。
さすが、ブラックミュージック!!!
聞き惚れてまうやろー

聞き流すだけでよし。
・隣に立っている人や、前後にいる人が、突然、話し出す。
これも、最初は自分に話しかけられているのかとドキッとする。
しかし、そんなときは大抵、
イヤホンマイクで携帯電話をかけている。
これは、下町に限らず、ロンドン全域で見られる光景ですね。
最初、話しかけられている、以外には、
独り言の多い怪しい人かとか、と思ったりするけれど、
イヤホンマイクはかなり一般的な手段のようです。
別に、ビジネスパーソンとか、そういうのに限らず。
まー、某外資メーカーさんに転職したときも、
ヘッドセットで内線電話を使うという習慣に驚いたもんだけれど、
慣れると、両手でいろんなことできるから、ラクチンでしたな。
・パトカーおよび救急車が、20分~30分に1回はサイレン鳴らしまくって走り抜ける。
何かが起こっている…
しかし、
何かが起こっているときに、
駆けつけてくれるのだと思い直して、やり過ごす。
日常になると、慣れて来る。
Policeがよく、巡回しているのも目につく。
何かが起こったときに、
助けてくれるのだと思い直して、やり過ごす。
道路際のカフェには座らない方がいいけれど…(うるさいから…)
道を歩いていて、気づいたこと編でした。
これを押さえていれば、
びくびくせずに、下町を歩くことが、できる…はず。
特に、
コミュニティが狭いこともあるのでしょう、
すれ違う人たちが知り合い同士みたいなことが頻繁に起こるので、
こういう大っぴらなコミュニケーションが起こりやすいのだと。
東京に長いこと暮らしていると、街で知人に会うなんて、
これは運命ですか!?
くらいの出来事だから(たまに見てはならぬものを見てしまったりもしますが…

)
そういうのって、すごいなーって思う。
だから、ロンドンの下町がどうこうっていうよりも、
東京と違う、ってことなのかもしれないけれども…?
いや、だいぶ違うかな…
突然、前を歩いていた人と、向こうから来る人が、
立ち止まって、握手して、話したりとか。
みんな、生きてるなー、暮らしてるなー、と
思いながら、
そんな空気に紛れて、
元気に暮らしているわたしであります
