圧倒的に、女優の田村英里子さんですね。

日本でのキャリアを土台に、
(捨てた、とは敢えていいませんが)
「自分の中で”決定事項”だった」ハリウッドデビューのために単身渡米。

数ヶ月前の『FRaU』で特集を読んだのですが、
エージェント探しから何からすべてひとりで挑戦し、
7年経った今、世界的超人気ドラマ『HEROS』のキャストとして活躍をしている、という。

35歳という年齢も、なんだか刺激的です。

誰がなんといおうと、
自分がどんなに負けそうでも、
「決定事項」
っていうそのことばが、
何とも強く、美しい響きに、聞こえます。

HEROSのインタビューでヒルズにやってきたとき、「凱旋帰国」なんて騒がれてたけど、
これってわたし、日本のマスコミのあまり好きではないところで、
だって「決定事項」だったんだもの、
「凱旋」でもなければ、誰のためでもなければ、自分の信念のためだけの、達成なんだろうな。

一度きりの人生を、そうやって生きているのって、
何だか本当に、潔くて、気持ちがいい。

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大根、といえば、

ぶり大根。

…ではなく、
いかの煮つけでしょうよ!

関西と東北の、違いって、やつですね。

大根がぷりぷりで安い時期になると、
連鎖的に、「青森県産」のするめいかが買いたくなる、
衝動。

おふくろの味に、
近づいてきたかしら?

大学のときに、先生が、
「お正月のお餅が、“角餅”と“丸餅”になる地域の境界線」

を話していたけれど、
例えば小料理屋に行ったときの、
メニューや、とりわけ季節の品で、
地域性って、出ると思う。

ぶり大根も、白味噌のお雑煮も、
大人になって、たまに食べるようになったけど、
どんなに食べ続けても、「郷愁」が備わることがない以上、
いか大根や、醤油味のお雑煮に、
匹敵する日はないのだろう。

と、思うと、
やっぱり食って、
愛しいものですねぇ。
電車で、子どもが「じゃがりこ みにかっぷ」を食べている。

のを、
観察している。

わたしの木曜日の夕飯も、「じゃがりこ」だったなぁ。

みにかっぷ、じゃないけど、
あれは残念な、ごはんでした…。

基本、自然食(田舎ごはんとも呼べる)が好きなわたしにも、
「ジャンクフードが食べたい気分」
というのがあって、
たまに食べたいけど、
でもやっぱりいつもは食べたくない。

お芋なら、
お芋蒸かして、食べたい感じ。

例えば、
こういう味覚が、どう形成されていくのかには、
非常に興味があります。

「食育」ということに、関係しているかも、
しれないのですが。

この子は、おおよそ3歳くらいだろうか。

じゃがりこ じゃがりこ~、ってな具合いに、
小さな口に、吸い込まれていく、スナック。

美味しそうだし、嬉しそう。

いいんじゃない。

同時に、
本物のお芋も、好きな子だといいな、と、思う。

そうして、自分の子どもを育てる日が、
いつか、来るとき、

(あくまで、いつか…)
どうやって、

(自分基準で「好ましい」と思えるような)

ごはんやお菓子にまつわる教育をしていくか、
というのは、
結構、最大のテーマになりうると、
思う。

なんて考えながら、
その子は、
じゃがりこを食べ終わった途端に、
電車にすっかり飽きてしまったようで、
ご機嫌斜めに、駄々をこね始めた。

あらあら。

わたしが子どもの頃、
飛行機やらでの移動が多かった我が家では、
母は、子どもたちに「デラウェア」をよく持たせて、
ぷちぷちと、
小さな手が小さな葡萄を飽きずに扱い、食べている間に、
到着を迎えようと、
あの手この手を使っていたなぁ。

確かにじゃがりこよりは、
時間が稼げるかも。

そして、
そうやって、わたしの食における「田舎趣味」は、
形成されたのだろう。

子育ては、
きっと、きれい事なしの、
創意工夫なのかもしれない。

うむむ。