ロンドンで記者をやっているR嬢に、イギリス政治概論についての講義を受ける午後。

イギリスは今、2010年6月までの間に予定されている総選挙に向けて、熱い。

カリスマ・ブレア氏を引き継いだブラウン政権の支持率の低迷と、
12年ぶりの政権奪還を狙う保守党の躍進(今のところ、支持率は労働党より高い)とで、
この国でもまた、政治体制に「Change」が起こりそうなんだそうだ。

イギリス政治に詳しい人なら、そんなの当たり前、かもしれないけれど、
殆ど知識なくやってきたわたしでも、ウォッチしていて面白いと思えるのは、
その構造によるのでしょう。

つまり、
日本の自民・民主に比べて、格段に、「社会的ポジションによる政党支持」がはっきりしていることと、
それゆえ、「大きな政府/小さな政府」議論が分かりやすいこと、
シャドーキャビネットのお陰で、各項目についての政党間のアプローチの違いが分かりやすい、
ということ。

そして、
党首や主要人物のキャラクターも、
なかなか際立っています。

★労働党ブラウンさん党大会演説
★保守党キャメロンさん党大会演説

Free WiFiなカフェで、情報検索しながら、
ふむふむと、気になるポイントをチェックして、
何となく、今、授業などでもよく話題にされる国内政治のあれこれの、
概要をわかったような感じに。

自分でネット検索しているよりも、
現場を見ている人に話を聞きながら、質問しながら、というのは、
分かりやすいもんですね、やっぱり。

あれやこれや、単純な疑問を上げて、話し合いながら、
話は脱線し、元にもどり、脱線し、未来の日本への思いへ行き着いたり…?

それでも、
「イデオロギー」が人々の意識から、世界的に薄れつつあり、
わたしたちが「消費者的」になりつつある結果、
伝統的な政党支持に依らない投票行動が顕著になって来ていて、
それゆえ、
その「浮動票」的な消費者を捕らえようとするあまり、
労働・保守ともに、両者歩み寄り的な政策提言をしているところが、
賛否両論ある、というのが、
今取っている授業で話題になっているところ。

つまり、
マーケティング的な政治は、
政党のイデオロギー、或いは、アイデンティティというか、個性というか、
そういうものをなくしていくのか、というお話です。

面白いですね、面白いです。

現時点、
わたしはそのポジティブな効用に注目したい立場だけれど、
本を読み進めたり、ディスカッションする中で、
この思索が、どこにたどり着くのか。

そんな旅の一コマの日曜日でした。

明日からまたhecticな1週間ですね!
元気に乗り切りたいもんです。
$Rollingcatのブログ
海外生活者の中では、日本のお米に最も近いとしてポピュラーらしいです。
その名も「錦」。

NI SHI KI。
(なんとなく響きがいい。SHの発音に注意すると、尚よい。)

遂に手に入れました@ピカデリーサーカスのライスワインショップ

売っていないものはない、というくらい、日本の食材が処狭しと並んでいて、
一瞬、くらっとするくらいの様相です。

しかも店員さんが、「お返しは、3ポンド78ペンスです」と、
わざわざお釣りの勘定をするところまで、くらっとするくらいの勢いです。

今日のところは、
あまりにくらっとし過ぎて、
とりあえず、料理用のお酒と、お醤油やら、
おにぎり(ソウルフード!)に必需品となる昆布やら海苔やらを
買っておしまいにしましたが、
また時間を見つけて、
掘り出しに行こうと思います。

(こんにゃく売ってるのも見かけたので… もしやおでんが作れる…!)

そうそう、餃子の皮も買ったので、
明日は餃子作りをしようと思っています。

ふっふっふ

その足で、
久々金曜の夜らしく、
大学時代からの友人たちと落ち合い、
夕食をともにして、
英気を養って来ましたとさ。

今日の総括は、
「一歩踏み出せば、人生がこんなにも広がっていることに気づく」。

ロンドンにて集まる、30歳目前女子たちの、
確信でした。
大学のシラバスみたいな題名になっちゃった。

わたしはコミュニケーション学部所属なのだけれども、
政治に関わるコミュニケーションということで、
政治学部からも2単位、とらなくてはならないのです。

コミュニケーション学部の方が、とりたい授業がいっぱいあるのにーガーン
(「映画と世界」とか「音楽と政治」とかさ。いずれも取捨選択により履修できず…)と、
辟易しながら(そして消去法により)、今期にひとつ、「国際関係論」を履修しています。

国際関係論… わが母校では法学部が扱っていたんだけれど…
論理ガチガチっていう印象で(←頭悪そう)、
むしろトラウマっていうか近寄れないっていうか
(←テストで点数取れず。論理が破滅していたあの頃。)、
どうしよう、と思っていたのですが、
オトナになってから、
つまり、
現実に、論理の上に実践されている世界(市場やらグローバル企業やら)に組み込まれてから、
学問的に描かれた論理を読み込んでみると、
なかなか「腹に落ちる」こともあるもんだーと、
自分たちが直面している問題の成り立ちを客観的に見ることができる、という意味で、
役に立つんだなーと、
遅ればせながら、納得したりしている次第です。

…本当に遅いですねショック!

厚さ7センチはあろうかという、インクレディブルな(クレイジーともいう)
リーディングパックを小脇に抱え、雨のロンドン(の南方)に佇み、
世の中の人たちの勤勉さに、改めて尊敬の念を抱く29歳の秋でした。

そして同時に、ネガティブな見方をすれば、
こんなにたくさんの頭脳が動いているのに、
問題は進行している。

こんなにたくさんのアイディアがあるのに、
繋がれていない。

こんなにたくさんの愛があるのに、
実感されていない。

ということに、思いを馳せたり、
ポジティブには、その「たくさん」に希望を感じたりしながら、
自分はどうしたいのかなぁ、
と、考えたり、しています。