青き侍の旅が終わりました。
否、ここから始まるのでしょう。
自分を含めて外野はしばらく賛否を投げかけるのだろうが
こういう声の全てが追い風になってくるのだろう。
その光景が見えるだけでも4年後が楽しみだってもんだ。
今回4年をかけて指揮をとった森保監督。
端から見てて「?」という部分が多かったのは正直な思いだが
彼自身「新しい扉=ベスト8」を掲げ、皮肉にも悲劇の地へむけて
勇む心というのは計り知れないものがある。
「勇む心」というのは周りからすると「無謀」と見えるようなものだ。
だからこそ私には「?」と思わされていたのだろう。
ロジカルに確率論を唱える、いわゆる「セオリー」とは相反するもの。
まぁ、冷静に考えると、そういう「セオリー」が指揮者の頭にないはずがない。
そこを敢えて外していくというのは、余程の思いがないと成し得ない。
結果論だが、その「一見無謀なもの」がグループリーグ1位へ導いた。
スペイン、ドイツを破って。。。。汗
スペインに勝った瞬間なんて、もう優勝したような喜びさえありましたよ。
この時点で「疑い」が「納得」みたいなのに変わって
クロアチア戦では「信頼」すら覚えていた。
サッカーだけでなく
勇む者に必ずかけられる言葉って
「やめとけーーーっ」
「何やってんねーーーーん」
「馬鹿野郎ーーーーっ」
なんですよね。
でも、結果的に
「ありがとうーーーー」
という賞賛に変わってるというのは、まさに「勇気」でしか成し得ないこと。
発明家も科学者も政治家もヒーローも江頭様も
この心をもって何かを大きく変えていったのだろう。
「勇気」を携えてる者全員尊敬します。
いつか私もそんな一人になりたいものだ。