とある女性と街中を歩いていると、偶然にも小林幸子さんに出会った。
小林さんは女性を連れる私を見るなり、悲しみに怒りが滲んだような表情で振り返り去っていった。
すると、何故か近所のマダムがその場にいて
「あんたってひどい男だね。。。」
と私に叱咤し、去っていく。。。。
・・・・何のこっちゃ?
当然私はそう思う。
そうだろう、あの有名な小林幸子と私に何の接点があるってんだ。。。
しかも、流れ的に彼女とは相当深い仲だったようだ。
理解も出来ないまま、歩みを続けていると
今度はフリーマーケットの会場に来ていた。
横にいた、とある女性もいつしか居なくなっていた。。。
というか「とある女性」が全く知らない人だったので、少しホッとした。。。。
フリマの会場は外国人ばかりが店を開いていた。
絡まれるのを避ける為、歩みを速めていた。
すると、私の目に興味深い品物が並べてあった。
楽器だというのは見た目で判断出来たが、どこか珍しい形状だった。
鉄製で出来た靴箱のような形をしたものに、弦が張ってある。
「琴」をイメージさせるような楽器。それが並んでいる。
観に来ている客が、その楽器を爪弾いて遊んでいるのを見て、私もそれをする。
しかし、音が出ない。。。。
販売者らしき人に目を向けると、そこには・・・・・・
柳葉敏郎さんがいた。。。
彼は、私と同じように弾き方を尋ねようとしているお客に説明をし
外から見えない個室へと連れて行った。
しばらくして、柳葉さんと客が戻って来、そのお客は再び楽器を手にし、その音色を楽しんでいた。
私もそれに続き、彼に説明を乞う。
彼はTVで見せるような、明るい笑顔で対応してくれた。
そして、先ほどの客と同じように個室へと案内する。
導かれた個室には、一枚の布団。。。。
日本刀が一本。。。。。
「仰向けに寝てください」
知らぬ間に、室井役よりも恐ろしい顔つきになっている柳葉さん。
従うしかなかった。。。。
「ど、どうするんですか。。。。」
・・・・・
・・・・・・
こうするんだよ
後編へ続く。。。