いつもより30分寝過ごした。
いや〜な夢を一生懸命見ていた。
記憶が鮮明に残っている。
振り払うように散歩に出かける。
歩く道が無い。
朝日がビュンビュンだ。
いつもと違う道をいく私を犬が何度も見上げてくる。
「違うよ」
と言っている顔だ。
「ごめんね」と表情で返す。
足の裏の地面はまったく置き去りになっている。
家に戻ってひと息つく。
それにしても今朝の夢は鮮明だった。