地球のゆかりんです。

7月15日㈯
谷中の「工芸染色やまざき」 さんにて

「谷中ワラーチ作り&浴衣呑みの会」をおこないました。


ワラーチは、「世界一長い距離を走る民族」と呼ばれるメキシコの先住民が履いているサンダルです。
でも、しかし。
この「ワラーチ」という名前からも
解るように、この元の元は日本の
「草鞋」から来ているという説


 3月にも、谷中でワラーチ作りをさせて頂き、その時のブログです↓


↑この記事を書く過程で、SNSで知り合った小田桐薫さんには、「麻ーチ」

(精麻)を教えて頂きました。



ワラーチの良さは
何よりも足の開放感が半端ない

足裏全体で大地を踏みしめる感覚を知ると、厚いソールのスニーカーや、
高いヒールのパンプスは履けなくなります。


わたしは昨年、11月末まで
ワラーチ愛用してました爆笑
真夏の援農も、熊野リトリートへも
履いていきましたニコニコ
真冬はさすがにソックス履いても
寒いので、残念ながら靴を履きましたが。←それでも昔の方は、冬でも草履や下駄を履いてたんですよね?!


現代のアスファルトの道路や
便利になった交通事情
冷暖房完備の生活環境
それから食生活や食物の持つエネルギーの違いなど、様々な要因で
現代に生きるわたしたちに比べて
昔の人達の身体機能は凄かったんだと思います。



↑5月に淡路島リトリートでご一緒した2人とも再会💕


なんとなく揃ってアースカラー
素敵です飛び出すハート



今回の企画は、ワラーチをご指導下さる山崎さんの本職が「呉服屋」さんである事と、友人のねぎまりさん が

めっちゃ年季が入った「着物LOVE♥」の着付け師だった事で実現しました。


日本の民族衣装である着物を
日本人が袖を通す機会を失っている
洋服を選んで出掛ける感覚で
普通に着物を楽しみたい


そんな想いにお二人が賛同して下さり、谷中の町に、浴衣の華が咲きました。


足元は個性豊かなワラーチと草履
この絵、とてもいいですねー飛び出すハート












↓やっぱり家庭画報みたい(笑)
 素敵♥




夕方の谷中商店街を
そぞろ歩きました
 
↓ねぎまりさんのリールでーす💕



昔ながらのお魚屋さんや八百屋さん
の間に、古い建物をリノベーションしたお洒落なCafeがあったり‥‥


お魚屋さんのお姉さんから
「あら〜、浴衣。いいですねえ」と
お声がけ頂きました(^^)飛び出すハート


そして、今夜の宴のお店。
山崎さんが選んでくださったのは
江戸料理「谷中の雀」 






こちらでお料理と美味しいお酒を
頂きながら、山崎さんのお話を伺います。(ちなみに山崎さんは専門学校の講師もされてます)

お題は……
「今さら聞けない天然繊維と化学繊維の違い」

天然繊維は保温性や吸湿性に長けるけれど、耐久性に欠けたり、シワになりやすかったりする特徴。

化学繊維は軽くて丈夫で、量産も出来、扱いやすいけど、帯電性があり、保湿性や吸湿性に欠ける。

着物でも、正絹の物と化繊のものがありますが、「真冬の化繊の着物は、風が体をすり抜け、寒すぎて着れない💦」と、日常的に着物を愛でるねぎまりさんが言ってました。

どちらもそれぞれ、利点と難点があり
、用途にあわせて使い分けられて来たんですね。



 ひとつひとつ、手の込んだ江戸料理を
頂きながら、話題は拡がります

お味噌の話から、目に見えない菌の役割の話になって、花みゆさんがシェアして下さったお話は‥。

ミクロネシアのある島での風習。
部落間で、贈り物をするそうですが、
A部落→B部落→C部落→D部落‥‥と
贈り物を頂いた側へお返しをするのではなく、他の部落へ頂いたものよりも良いものを贈り続けるんだとか。

相互間の物や気持ちのやり取りにも
もちろん感謝の気持ちが籠もりますが、どうしても対等や対価的なものを
考えてしまいがち。


特に感情的な部分で
自ら「してあげたい」という気持ちが、いつの間にか相手に「同じくらい想って欲しい」という欲にすり替えてしまう時がある。


こんな風にいろんな事が実は循環していて、いつか巡り巡って、与えたものよりも大きなものを受け取るように
世の中は出来ているんだと思うと
豊かな気持ちで生きられるなあと
思いました(^^)

↓そんなお話をされてる方
小倉ヒラクさんを教えて頂きました


旬の鮎を、タデ酢で頂きます。
蓼食う虫も好き好きの「タデ」
苦みと最後に来るビリっと感が
暑さで疲れた体をにやさしい


5月に交通事故に遭われて
15日間の入院生活を送っていた山崎さん。

普段からの食生活も、玄米と塩に拘ってるそうで、先日の入院生活の間も、医師の処方する抗生剤の代わりに
天然塩を摂取したり、塩分0.9%のお水を点眼したりしたそうです。
事故の衝撃で、片方の白目がどす黒く変色していたそうですが、この塩水の点眼はかなり効いたそうです。

19世紀の生物学者ルネ・キントンが
血液のミネラル組成と古代の海水組成が近似していることを発見し、
犬の血液を海水で置き換える公開実験が成功から、人体においても点滴・経口投与できるクィントン・プラズマを作成することによって数十万人を治療し、多くの人命を救った事実があるそうです。


そう考えると
薬に安易に頼らなくても
自らのからだ機能を目覚めさせ
自己治癒に導く方法はありそうですね
 



↓ハモ鍋♥


そして、山崎さんのかつてのお仕事先であった会社が扱う、全くカットや研磨を施していないダイヤモンドの原石のお話へ。
 



15世紀のダイヤモンドは、トランプのダイヤの形をしていたそうですよ💕

たくさんの話にも華が咲き
谷中の夜は更けていきました


遅くまでお付き合いを頂いた
山崎さんとサワさん
そしてこの企みにご参加下さった皆様
ありがとうございました😊


いつもながら
長くなってしまいました💦

最後までお付き合い頂き
ありがとうございます(^^)
感謝💕
またね。

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