喫茶二十世紀に行った時の話、パート2です。
前回は、行き方と入店前のところまで書きました。
今回は、オーダー順に食べたものを紹介します。
・キーマカレー
一口目は「ん?」でしたが、食べ続けるとじわじわスパイスの風味が効いてくるタイプのカレーでした。
辛味スパイスはそれほど強くなく、万人向けの食べやすいカレーという印象です。
付け合わせを敢えて酸味の強いものにして、アチャール的立ち位置にしていたのが好印象でした。
美味しいといえば美味しいのですが、その度合いについて判断が難しいところがあって。
途中、何かしらのスパイスのシードを噛み潰したんですよ。これで一瞬味変したのが非常に良かったのです。
これを意識的に仕込んでいるなら「最高」の評価をつけます。
トッピングとして味玉を追加したのは正解でした。これもまたいい味変になるし、卵が弱めるスパイスの種類そのものがたぶん無いのでカレーと喧嘩しないです。
・プリン×プリン
このプリンは傑作だと思います。
プリンの上の方を緩めに、下の方を少し固めに作った2層構造のプリン。揺らすと本当に「プリンプリン」と動くプリンです。
今回撮影用にカメラも持っていった関係で、喫茶のフードの詳細はその写真を用意できてからにしようと思います。とりあえずプリン×プリンをご覧ください。 pic.twitter.com/mYV36EOCVu
— スカポンたかっち🍑V💉6+1💻不織布マスクヲタク(オルミエント入り) (@takacchie) 2024年2月17日
…という、一見ただのイロモノにしか思えないプリンなのですが、それ故に他にない柔らかつるつる食感が実現されています。
そして味。プリン本体とカラメルが、「喫茶店のプリン」としてあまりに理想的に出来上がっている。
2層構造だとは見た目にはわからず、スプーンですくうと上の方がクタッとなるものの、下と分離することもなく、崩れきってしまうこともありません。
このバランスをとるのに試作重ねているはず。
・二十世紀ブレンド
このお店のブレンドです。
飲み口に苦味を感じ、その後にコーヒー飲み風味が広がってきます。これも「喫茶店で飲むコーヒーってこういう感じよね!」というツボを押さえているように思います。
苦みはクリーム入れたら消える範囲ですね。(確かカフェオレもありましたが。)
また、ホットの飲み物にはラスクがついています。