「ゴールデンカムイ」というマンガがあります。
明治末期の北海道を舞台に、日露戦争から帰還した後に北海道へ渡った男・杉元と、地元のアイヌ・アシㇼパとが手を組み、かつてアイヌがどこかに隠したとされる金塊を求めて旅に出る物語です。
連載開始から話題となり、アニメ化されてますます人気が爆上がりに。
そして遂には実写版も………実写版、と聞くと嫌だなーと思う人も多いとは思うのですが、出来たものを観たらとても丁寧に作られていて全く問題ありませんでした。
…いや、問題はある。丁寧に作り過ぎて、これではあと4、5回制作しないと終わりません。
ただでさえ「キングダム」という終わりの見えない映画に主演している賀来賢人氏に、またロングランの仕事を増やすのか…(笑)
ということで本題。
今回はその「ゴールデンカムイ」にちなんだ食べ物です。
この商品名はヤバい。
オソマっていうのはアイヌ語で………ご存知ない方は調べていただいて(笑)
(かつてアイヌには味噌を食べる習慣がなかったので、和人が本当にオソマを食べていると思っていた、という実話が存在するそうです。)
存在は以前から認識していました。
正確にはアニメのグッズなんですよね。
「株式会社北都」という、札幌市西区のメーカーが作っている、山椒味噌なのです。
(北海道のメーカーなのが嬉しいですね。)
食べ方がいろいろ書かれていますが、とりあえず今回はご飯に載せていただくことにします。
開封すると、このように2つの袋が入っています。箱一杯に入っていないのは保存の面でありがたいです。
さて、片方の封を切り、器に出してみましょう。
角を切って絞りだして…と…
な、なんか、こう、
オソマみが凄い…(笑)
やたら滑らかに、そして絶妙な固さでニュルニュル出てくるので、色も相まってすごいことになりました。
とはいえ、これは紛う事なく山椒味噌です。
香りは美味しそう。
杉元の味噌って本当は白味噌じゃないのかな…と思いながら、1袋出し切りました。
+。:.゚(*゚▽゚*)゚.:。+゚
非常に美味しい。
甘い味噌の本体に、ほどよく感じる山椒の風味。
舌触りはとても滑らかで、口溶けのいいチョコのような感触です。
お酒飲む方なら、もうこれ舐めるだけで一杯いけるでしょうね。
ご飯にも当然合いました。味噌のしそ巻き(北日本の食べ物)に近い系統だと思います。
でも、ただご飯に載せるくらいでは、味噌の量はあまり減りませんでした(笑)。
次は豆腐や野菜につけて食べてみることにします。
商品名のネタとクオリティがともにレベルが高いので、北海道土産として買っても満足度が高いと思いますよ。