7月30日 記念日 その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

プロレス記念日(続き)。
日本の場合は、養成所での経験があっても、入団後暫くはプロレス団体内で再度修練を積むことが普通で、アメリカにおいては、養成所を経由して、プロのリングに上がるケースが一般的である。学生プロレスで活躍した後、団体に入門してデビューする者もいる。ある程度体ができており、基本的な動きを習得しているため、デビューも早くなるという利点がある。また、デビュー後も、多くの試合で実戦経験を積むことが重要である。単発興行中心のプロモーションでデビューすると、月に1試合前後しかできないが、巡業を行なう団体では、月に10試合以上となり、かつての大阪プロレス(大阪を中心に活動するプロレス興行会社で、現在は巡業形態に移行している)のように、常設会場でほぼ毎日興行を行なう団体に至っては、月20試合以上を消化する場合もあった。生活と試合経験のため、他団体に出場するレスラーは多い。プロレスラーにとって、ショーマンシップは重要であり、また、要求されるスキルの1つである。しかし、かつては、プロレスもプロスポーツの1つとして、真剣勝負であると考える者が多く、特に、日本では、武道において真剣勝負を尊ぶ思想の影響から、ショーマンシップが全面に押出されたプロレス等のショースポーツについては、根強い嫌悪感が存在しており、昭和の頃から『プロレス八百長論』というものが、主に他の格闘技のファンである識者から出され、これを根拠としたプロレス批判が、幾度となく繰返されてきた状況があった。各新聞社やテレビ局において、プロレスをスポーツとして扱うか、エンターテインメントとして扱うかが議論となったが、新聞では一応は、エンターテインメントとしての扱いという形で決着している。現代では、アメリカのWWEが株式上場の際、事業内容を公開するに当たって、シナリオ(プロレス用語でブックやアングル等と呼ばれる)の存在を公式に認めたことや、数々の暴露本によって、リングの上で行なわれている試合は、エンターテインメント性に満ちたショーであるという前提が、一般にも認知され始めている。WWEでは、試合を行なう者をレスラーとは呼称せず、「スーパースター」としている。これらの要素は、プロレスに携わる者にとっては、奇術に於いて種を明かすのと同様にタブーであり、レスラー達は、手品師が「種も仕掛けもありません」、というのと同様に、プロレスがショーであることを、一般に口にすることはしない。しかしながら、観客を楽しませる(感動を与える)試合を行なうため、それに耐え得る強靭な肉体を維持し、確かな運動技術の上に高度な演出的要因を積上げていることに成功しているのも、また事実である。このため、「日本マット界の至宝」や「プロレスリング・マスター」等と言われる武藤敬司や、覆面レスラーの獣神サンダー・ライガー等は、プロレスを「芸術」と称した。プロレスラーとしての鍛錬を積んでいなければ、およそ生命に関わりかねない程の激しい技の応酬は、素人には真似のできるものではない。プロレスの試合で使用される技がプロレス技で、相手を攻撃するための技だけでなく、試合を行なう上での技術を含める場合もある。プロレス技は、プロレス独自のものが主流であるが、使用される技の自由度は高く、様々な格闘技の要素を吸収して成長したジャンルでもあるため、現在のプロレスでは、多種多様な技が見られる。プロレスの世界では、技を受けて見せることで。観客を盛上げるエンターテインメント性も要求されるため、多くの格闘技とは異なり、相手に与えるダメージよりも、見栄えを優先した技が多数存在する。それ故、プロレス技の全てが、実際の格闘術として有効、という訳ではない。このことは、「プロレスは格闘技ではない」と言われる理由の1つとなっている。古代レスリングから引継がれてきた技術は、近代レスリングとして確立される際に、あるものは洗練され、あるものは捨てられていった。プロレス技は、そうして残ったキャッチレスリング技術をベースとして、伝承の過程で、日本の大相撲、柔道、空手、タイのムエタイ、ロシアのサンボ、日本を起源とし、ブラジルに渡って普及した柔術等の異種格闘技から投げ技(スープレックス)、打撃、関節技等が流用されて現在に至っている。また、それらの技を源泉としたり、ヒントを得たプロレスのオリジナル技も数多く存在する。なお、1954(昭和29)年2月19日、日本で初めてプロレスの本格的な国際試合、力道山・木村政彦組対シャープ兄弟の試合が開催されたことから、2月19日は「プロレスの日」とされている。
東北自動車道全通記念日。
1986(昭和61)年7月30日、秋田県鹿角市にある十和田ICと、青森県南津軽郡碇ヶ関村(現:青森県平川市碇ヶ関)にある碇ヶ関ICとの間の区間が開通し、浦和IC - 青森IC間の東北自動車道が全通した。但し、現在では、1987(昭和62)年9月9日の、首都高速川口線(東京都足立区の江北JCTで、副都心とのアクセス、及び各放射線の中央付近を接続する役割を担う首都高速中央環状線と接続し、埼玉県川口市の川口JCTで東北自動車道に接続する首都高速道路)の路線と接続するための、浦和ICから川口JCTへの延伸開通をもって、東北自動車道全線開通とされている。埼玉県川口市の川口JCTから青森市の青森ICへ至る東北自動車道の路線延長は679.5kmで、東日本の大動脈の1つであると共に、日本最長の高速国道であり、全線が東日本高速道路(NEXCO東日本)の管轄路線となっている。全体的には、関東平野から東北地方にかけて、内陸部をほぼ南北に貫く路線である。なお、大部分の区間にかけて、国道4号・東北新幹線・東北本線とほぼ並走するルートを辿る。山脈の山麓部を通過していくため、路線を通しての標高はあまり高くない。 
ターザンの日。
ジャングルで動物達に育てられたターザンが、人間の女性と結婚した後の話が描かれるアメリカ映画『ターザン:REBORN』の配給元である、ワーナーブラザースジャパン合同会社(東京都港区西新橋に本社を置く、アメリカのエンターテインメント企業、ワーナー・ブラザースの日本法人で、ワーナー・ブラザース制作作品に加え、日本のコンテンツとして、邦画やアニメ等の制作・配給事業等を展開している)が制定。ジャングルの王「ターザン」を主人公としたこの映画を観て、夏の盛りに頑張っている人々に、勇気と元気と希望を持っもらうことが目的。日付は、『ターザン:REBORN』の公開日、2016(平成28)年7月30日から。『ターザン:REBORN』の主演は、スウェーデン出身の世界的に有名な俳優、アレクサンダー・スカルスガルドで、日本語吹替えを、2015[平成27]年度と2016[平成28]年度の2年連続で『CMタレント好感度ランキング』(CM総合研究所)の男性部門で第1位を獲得した俳優・歌手、桐谷健太が行なっている。ターザンは、アメリカの作家エドガー・ライス・バローズが創造した架空のキャラクターである。小説ターザン・シリーズ、及び映画化作品の主人公を務めるが、脇役として登場することもある。小説版でのターザンは多くの映画と違い、知的な面を持っている。端的には、複数の言語を自在に操る。また、文明批判の目も厳しい。ターザンは野生児として育ったが、本名はグレイストーク卿ジョン・クレイトン。イギリス人であり、その称号の示す通り貴族である。但し、命名されていないため、本名は父親の名をそのまま受継いでいる。映画のターザンは、陽性のヒーローとして登場する。ジャングルの王者として君臨し、密猟者や秩序を乱す猛獣に鉄槌を下す。また、多くの場合、言語に不自由で、片言しか(英語、又は人間の言葉を)喋れない。