7月7日 記念日 その13 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

コンペイトウの日。
「コンペイトウ」の製造・販売を手掛ける、入江製菓株式会社等、4社で結成した「金平糖deつなぐ会」が制定。日付は、「七夕」の日に星の形をしているコンペイトウを食べて、全国にコンペイトウの天の川を作り、織姫と彦星が会えるように、との思いから7月7日を記念日としたもの。コンペイトウの食文化を後世に残し、コンペイトウに夢と希望を感じて、皆がハッピーになってほしい、との願いが込められている。「金平糖deつなぐ会」は、福岡県北九州市八幡西区陣原にある入江製菓株式会社、東京都足立区興野にある有限会社エビス堂製菓、大阪府八尾市八尾木北にある有限会社緒方製菓、大阪府八尾市若林町にある大阪糖菓株式会社(コンペイトウ王国)の4社により結成され、各社はコンペイトウの製造の他、通信販売等を行なっている。コンペイトウ(金平糖)とは、砂糖と下味の付いた水分を原料にした、表面に凹凸状の突起(角状)をもつ小球形の和菓子で、日本には戦国時代に南蛮菓子としてポルトガルから伝わり、その語源は、ポルトガル語で「糖菓」を意味する「コンフェイト(confeito)」とされる。当初は無着色(白色)のみであったが、現在では、様々な色や風味のコンペイトウが作られている。
リアル脱出ゲームの日。
東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社を置く、物語体験イベント等の企画制作を手掛ける企業、株式会社SCRAPが制定。株式会社SCRAPが商標権を取得している「リアル脱出ゲーム」は、マンションの1室や廃校、廃病院、そして、東京ドームや六本木ヒルズ等、様々な場所を舞台に、そこから謎を解いて「脱出」することを目的とした体験型ゲーム・イベントである。日付は、2007(平成19)年7月7日に、初の「リアル脱出ゲーム・謎解きの宴」が開催されたことから7月7日に。謎解きを通して。参加者が物語の主人公になれる体験が人気の「リアル脱出ゲーム」を、より多くの人に知ってもらい、楽しんでもらうことが目的。2008(平成20)年6月2日に設立された株式会社SCRAPが提供するのは、謎解きを通しての物語体験。自分がリアルな主人公になれる体験、まだ誰も知らない世界に入れる体験、等。そんな「物語体験」を作っており、有名アニメや漫画等のコンテンツとコラボをしたり、本やテレビ、インターネット等、幅広く体験型エンターテイメントを提供している。ゲームの種類には、「リアル脱出ゲーム」や「リアル潜入ゲーム」「ナゾトキ街歩きゲーム」等がある。リアル脱出ゲームは、「実際に会場に行くリアル脱出ゲーム」と「自宅で遊べるオンラインのリアル脱出ゲーム」の大きく2種類に分かれる。「実際に会場に行くリアル脱出ゲーム」は、ルーム型、ホール型、スタジアム型、街歩き型の4タイプとなっている。ルーム型は、参加人数が2人から10人程度。ワンルームや小さめの部屋に実際に閉じ込められる。そして、家具を動かしたり、必要なモノを探索する。意外なところに脱出のカギがあるので、身体を動かしながら自分の五感を使って脱出してみたい人におすすめ。ホール型は、参加人数が1人から6人程度。大きな会場に複数チームが集まり、各チーム毎に協力して謎を解き明かしていく。大きなスクリーンがあったり、司会がいる等、舞台のような演出も。少人数のグループでワイワイ楽しみたい人におすすめ。スタジアム型は、参加人数が1人から何人でも。実際のスタジアムや閉園後の遊園地を貸切った巨大イベント。普段入ることのできない場所等でも開催される期間限定のイベントで、フェスのように、大人数で盛上がるイベントに参加したい人におすすめ。街歩き型は、参加人数が1人から何人でも。ナゾトキ街歩きゲーム等の、実際の街を歩きながら街中に隠された謎を解き明かしてゴールを目指すゲーム。制限時間がなく、途中で街中のカフェで休憩しながら解き進めることも可能。じっくり時間をかけて謎を解きたい人や、1日かけて街を観光しながら遊びたい人におすすめ。
タツノオトシゴの日。
三重県伊勢市二見町江に所在する、商業施設と水族館の運営企業、株式会社伊勢夫婦岩パラダイスが運営する水族館、伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(略称:伊勢シーパラダイス)が制定。タツノオトシゴは、メスが産んだ卵を、オスが育児嚢と呼ばれる袋で稚魚になるまで育てる珍しい生き物。その夫婦円満な姿から、安産や縁結び、長寿の象徴として有名であるが、地球温暖化や漢方利用を目的とした乱獲により数が減少している。そのため、伊勢シーパラダイスは繁殖に力を入れており、日本屈指の飼育種類を誇る。より多くの人に、タツノオトシゴが減少している現状と、自館の取組みについて知ってもらうことが目的。日付は、7月7日が願いごとを叶える日と言われ、仲睦まじい恋物語の「七夕」であること、境内の磯合にある夫婦岩(古くからで知られ、2つの岩が夫婦の様に寄添うように見えることから名付けられる)が有名な二見興玉神社が近くにあり、自館の名前となっていること、タツノオトシゴが共に並んで泳ぐ姿が、数字の「7」と「7」に似ていること等から。トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に分類される魚の総称、タツノオトシゴ(龍の落とし子)は、およそ魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が特徴で、英名ではシーホース(Seahorse:海の馬)と呼ばれる。全てが熱帯から温帯の浅い海に生息する海水魚で、一部の種は汽水域にも進入する。大きさは種類によって差があり、全長約1.4cmから全長約35cmに達する種類もいる。体表の色や突起等も種類間、又は個体間で変異に富む。同じ科に組込まれたヨウジウオ類と同じく、体は鱗が変化した環状の硬い甲板に覆われ、凹凸がある。口は小さく、管状の口が前方に突き出ていて、その付け根に目がある。尾鰭はないが尾は長く、普段は尾を海藻やサンゴ等に巻付けて体を固定する。食性は肉食性で、魚卵・小魚・甲殻類等、小型の動物プランクトンやベントス(水底に生息する生物)を吸込んで捕食する。タツノオトシゴは世界で50種類程が知られ、主に観賞魚として流通し、水族館等でよく飼育される。
七夕豪雨。
1974(昭和49)年7月7日、台風8号の刺激を受けて梅雨前線が活発化し、静岡市付近で集中豪雨が発生した。7月7日午前9時から7月8日午前9時までの、静岡市の24時間連続雨量は508mmを記録し、これは、静岡地方気象台観測史上最高記録となった。この豪雨により、静岡市内を流れる安倍川や巴川では、各所で決壊・氾濫が発生すると共に、崖崩れ・土砂崩れが発生し、死者27名、全壊・流出家屋数32戸、床上浸水11,981戸、床下浸水14,143戸もの被害となる大規模な災害となった。この災害をきっかけに、巴川の氾濫防止のため、大谷川放水路(1999年[平成11年]5月完成)の建設が促進された。この豪雨によって、静岡県清水市(現在の静岡市清水区)内の港橋と横砂を結んでいた路面電車、静岡鉄道清水市内線(路線総延長4.6km)と、現在の静岡県静岡市葵区にある賤機山(標高171m)に設置されていた静岡鉄道浅間山リフトが廃止されることとなった。なお、豪雨のあった7月7日は、参議院議員選挙と静岡県知事選挙の投開票日でもあったことから、マスコミ各社は、選挙報道とこの災害報道の両方に忙殺されることとなった。静岡市内の道路は寸断状態となり、選挙の候補者事務所で中継の準備をしていたテレビ各社は、選挙の大勢判明後、直ちに中継機材を撤収し、巴川流域等、被害が大きかった場所へ中継車を回すこととなったが、川の氾濫による道路の寸断により旧静岡市内、旧清水市内共に幹線道路は大渋滞となり、取材活動にかなりの支障が出たと言われている。
サバ・サバ。
東アフリカに位置する共和制国家で、アフリカでも有数の大自然に恵まれる国、タンザニア連合共和国の記念日。1954(昭和29)年7月7日、長らく同国の政権与党となっているタンザニア革命党の前身のタンガニーカ・アフリカ民族同盟(TANU)が結成されたことを記念。「サバ」は、スワヒリ語(アフリカ東岸部で国を越えて広く使われている言語)で「7」のことで、当初は農業国タンザニアの農民を賛える祝日であったが、現在は商業・産業振興の祝日となっており、この日を中心に旧首都のダルエスサラームで国際貿易博覧会が開かれる。