6月13日 できごと その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1373年 - イングランド(後にイギリスが継承)とポルトガルの間で、英葡永久同盟が結ばれる。英葡永久同盟は、現在まで続く世界最古の同盟とされ、両国の歴史を通じて重要な意義を持つ。19世紀の半島戦争(19世紀初頭に、ナポレオン1世[ナポレオン・ボナパルト]率いるフランスとその同盟国が、イギリス、オーストリア、ロシア、プロイセン[現在のドイツ]等のヨーロッパ列強の対仏大同盟と戦った戦争、ナポレオン戦争の中で、スペイン軍、ポルトガル軍、イギリス軍の連合軍とフランス帝国軍との間に戦われた戦争で、日本では、スペイン独立戦争、又はスペイン反乱としても知られている)の際にもこの同盟に従って、イギリスはイベリア半島に出兵している。
1525年 - ドイツ人司祭で神学者のマルティン・ルターが、ローマ・カトリック教会が聖職者や修道女に課した独身主義に反して、元修道女のカタリナ・フォン・ボラと結婚する。
1587年 - 九州平定: 島津義久が降伏し、豊臣秀吉の九州平定が完了する。当時、畿内近国(近畿)、北陸、山陽、山陰、四国を平定して天下統一の道を歩み、1586年に「豊臣」氏に改めた羽柴秀吉は、九州の大半を手中に収め、九州統一をほぼ目前にしていた、薩摩国(現在の鹿児島県西部)を本拠とする島津氏が帰順しないことから、九州攻めに踏切っている。緒戦では、豊臣秀吉軍は、中国地方や四国地方の大名を主力として進攻したが、戦線は膠着する。1587年に入り、豊臣秀吉軍の本隊が、20万を数える圧倒的な人員と物量とで進軍を開始する。島津氏側の想像を超えた豊臣秀吉側の大軍に、殆どの武将は強烈な印象を受け、九州各地で島津氏側の軍勢は後退を余儀なくされ、島津氏の当主島津義久は、和睦を申入れることとなる。
1625年 - イングランドのチャールズ王太子(後のイングランド王チャールズ1世)が、フランス王アンリ4世の娘ヘンリエッタ・マリア・オブ・フランスと結婚。
1774年 - 現在のアメリカ合衆国東北部にあるロードアイランドが、イギリスの北アメリカ植民地で初めて、奴隷の輸入を禁止する。
1858年 - 中国清朝とロシアが天津条約に調印。さらに、同月中にアメリカ・イギリス・フランスも調印する。この条約は、広範囲な外国の特権を規定しており、それ以後の不平等条約の根幹となる。
1863年 - 南北戦争: 第二次ウィンチェスターの戦いが始まる。
1866年 - 元奴隷の権利を確保することが意図された、アメリカ合衆国憲法修正第14条が提案される。
1878年 - ベルリン会議開幕。ベルリン会議は、露土戦争(ロシア帝国とオスマン帝国[現在のトルコ共和国の前身]の間で起こった戦争)の結果起こった国際紛争解決のために、ドイツ帝国首相のオットー・フォン・ビスマルクが主催した国際会議である。イギリス、フランス、ドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、ロシア帝国、イタリア、オスマン帝国(現在のトルコ共和国の前身)の7ヶ国が参加し、 ヨーロッパの南東部、バルカン半島での新独立国の領域が決定される。
1886年 - ドイツ南東部、バイエルン州の南部に位置するシュタルンベルク湖で、前日に廃位させられたバイエルン王国(現在のドイツ南東部、バイエルン州の前身)第4代国王ルートヴィヒ2世の水死体が発見される。
1898年 - カナダで、ユーコン準州(カナダ北西部に所在し、西側はアメリカ合衆国のアラスカ州と隣接)が発足する。なお、連邦国家であるカナダは、10の州と3つの準州で構成されている。州と準州の違いは、連邦政府との関係にある。州政府と連邦政府は対等の関係にあり、その権限の分配については、憲法(旧イギリス領北アメリカ法)で定められている。一方、準州は連邦直轄領とされ、連邦議会が定めた連邦法に基づき、連邦政府のコントロールの下で自治権が認められている。
1913年 - 改正された「陸軍省官制(明治33年5月19日勅令第193号)」と「海軍省官制(明治33年5月19日勅令第194号)」により、軍部大臣現役武官制(大日本帝国憲法において軍部大臣[陸軍大臣、海軍大臣]の補任資格を、現役の武官[軍人]に限る制度)を廃し、大臣・次官の任用資格を予備役(現役を終わった軍人が一定期間服する兵役で、平常は市民生活を送り、非常時に召集されて軍務に服する)まで拡大する。
1916年 - 初の日本製戦闘機である会式七号小型飛行機が初飛行。日本陸軍が試作した戦闘機(駆逐機)、会式七号小型飛行機は、木製骨組に翼のみ羽布張りの、小型軽快な双胴複葉機で、初飛行時には好成績を示している。1917年2月に本格的な飛行試験を開始したが、同年3月8日に所沢陸軍飛行場(埼玉県入間郡所沢町[現在の所沢市]並木に所在した、日本初の航空機専用飛行場)で飛行試験中、急降下から水平飛行に移った直後に空中分解する事故を起こし、開発は中止されている。
1917年 - 第一次世界大戦: ドイツ軍航空隊の双発重爆撃機ゴータ G.IVが、爆撃機による初めてのロンドン空襲(イギリスの首都ロンドンに対する、航空隊による戦略爆撃)を行ない、162名の死者を出す。ドイツ軍によるイギリス爆撃は、ドイツの鉄道車両、航空機製作会社、ゴータ車両製造会社製の双発重爆撃機ゴータ G.IV等が使用されたことから、「ゴータの襲撃」とも呼称され、ロンドン市民を恐怖に陥れている。
1924年 - ガストン・ドゥメルグが、フランス第三共和政の第12代大統領に就任。
1924年 - 演出家の土方与志、劇作家・演出家の小山内薫らが築地小劇場を開場。築地小劇場は、日本初の新劇の常設劇場である。所在地は、東京府東京市京橋区築地2丁目で、現在の東京メトロ日比谷線築地駅から程近い、東京都中央区築地2丁目11番地に当たり、同所に記念碑もある。劇場の面積は約100坪弱、平屋建てで、電気を用いた世界初の照明室を備えており、客席は400席 - 500席。高度な照明設備と優れた舞台を備えていたため、演劇の実験室としての役割を果たす。建物は1945年3月10日の東京大空襲で焼失したが、劇団は俳優の養成にも力を入れ、日本の新劇運動の拠点となり、築地小劇場は、第二次世界大戦後の演劇界に活躍する多くの人材を輩出することとなる。
1931年 - ポール・ドゥメールが、フランス第三共和政の第13代大統領に就任。
1934年 - ドイツ国首相アドルフ・ヒトラーとイタリア王国首相ベニート・ムッソリーニが、イタリア北東部にあるベニスで初の会談を行なう。
1935年 - アイルランド系アメリカ人プロボクサー、ジェームス・J・ブラドックがボクシングヘビー級の世界王者になる。
1940年 - アメリカ海軍初の高速戦艦(27ノット以上の速力を発揮する戦艦)、ノースカロライナ級戦艦の1番艦『ノースカロライナ』が進水。
1940年 - 第二次世界大戦: フランスの首都パリが非武装都市を宣言(翌日、ドイツ軍が無血入城する)。
1942年 - 戦略事務局(OSS、アメリカ軍の特務機関・諜報[国家の安全保障の観点から情報を収集する活動]機関であり、アメリカ中央情報局[CIA]の前身)と戦時情報局(OWI、戦争情報局とも呼ばれる、情報・プロパガンダ[宣伝]機関)が発足。
1944年 - 第二次世界大戦: ヴィレル・ボカージュの戦い。
1944年 - 第二次世界大戦: ナチス・ドイツ(国家社会主義ドイツ労働者党支配下のドイツ国)が、V1飛行爆弾(ドイツ空軍が開発したミサイル兵器で、空気取入れ口に設けられたシャッターを高速で開閉することにより、燃焼過程と排気・吸気が交互、かつ、間欠的に行なわれる方式のエンジン、パルスジェットエンジンを搭載した、現在の巡航ミサイルの始祖と言える兵器とされる)によるイギリス攻撃を開始する。アドルフ・ヒトラーの政権掌握と、ナチ党政権下のドイツの体制維持に辣腕を発揮したドイツ国宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスは、正式名称が「フィーゼラー Fi 103」であるV1飛行爆弾を「報復兵器第1号」と命名し、対英報復を煽っている。