5月21日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1953年 - 吉田茂が第51代内閣総理大臣に任命され、第5次吉田内閣が発足する。
1953年 - 千葉県君津郡富津町(現:千葉県富津市)で、地元民が引上げた爆雷が解体中に爆発。死者2名、重傷者2名、家屋全半壊10戸。
1961年 - 地図とコンパス(方位磁針、磁石の作用を用いて方位を知るための道具)を用いて、山野に設置されたポイント(コントロール)をスタートから指定された順序で通過し、フィニッシュまでの所要時間を競う、野外スポーツの一種であるオリエンテーリングの国際機関、国際オリエンテーリング連盟(IOF)が設立される。
1978年 - 新東京国際空港(現:成田国際空港)開港後の第1便が着陸する。
1978年 - 千葉県成田市にある大型ホテル、ホテル日航成田が開業。
1978年 - 京成電鉄京成本線(現:京成東成田線)京成成田駅 - 成田空港駅(現:東成田駅)間(路線距離7.1km)が開業。
1978年 - 新空港自動車道が開業。新空港自動車道は、千葉県成田市の東関東自動車道から成田国際空港(旧称:新東京国際空港)へのアクセス道路として建設された3.9kmの路線である。新空港自動車道は、「国土開発幹線自動車道建設法(昭和32年4月16日法律第68号)」に基づいて建設することが予定されている道路、国土開発幹線自動車道には指定されておらず、高速自動車国道の路線を指定した「高速自動車国道の路線を指定する政令(昭和32年8月30日政令第275号)」によって、高速自動車国道の指定がなされている。政令路線名は、成田国際空港線である。
1981年 - フランソワ・ミッテランが、フランス共和国(第五共和政)の第21代大統領に就任。フランソワ・ミッテランは、西ドイツ(ドイツ連邦共和国)のヘルムート・コール首相(1990年には東西に分裂していたドイツの再統一を達成し、第二次世界大戦後最長記録の16年に亘って連邦首相を務めた)と共に、欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(EAEC)を発展的に進化させ、ヨーロッパの地域統合体である欧州連合(EU)と、ヨーロッパの共通通貨となるユーロの創設を主導している。
1988年 - 京王帝都電鉄(現:京王電鉄)相模原線延伸。京王多摩センター駅 - 南大沢駅間(路線距離4.5km)が暫定開業し、京王堀之内駅と南大沢駅が開業する。
1991年 - インドのラジーヴ・ガンディー元首相が、タミル過激派(南インドやスリランカの北部・東部に住むタミル人の過激派)の爆弾テロにより暗殺される。
1998年 - 東南アジア南部に位置するインドネシアのスハルト大統領が辞任。スハルト大統領による独裁政権が32年で終了する。
1999年 - 新潟県佐渡郡新穂村(現:新潟県佐渡市新穂長畝)にある佐渡トキ保護センターで、中国産トキのつがいによる、日本初の人工繁殖で牡のトキが誕生し、「優優」と名付けられる。ペリカン目トキ科トキ属に分類される鳥類、トキ(朱鷺、鴇)の学名は「Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)」で、しばしば「日本を象徴する鳥」等と呼ばれるが、日本の国鳥はキジ(キジ目キジ科キジ属に分類される鳥類で、日本産の個体群のみで独立種となっている)である。
2005年 - 日本政府が、中国団体観光客のビザ(査証、入国許可証)発給を中国全土に拡大する方針を固める。
2005年 - アメリカに本拠を置く世界最大の航空宇宙機器開発製造会社、ボーイング社が開発した空中給油・輸送機ボーイングKC-767が初飛行する。ボーイングKC-767は航空自衛隊にも採用されており、航空自衛隊では、空中給油機の獲得によって、滞空時間延長がなされ、作戦機の効率的な運用が可能となる、とされている。また、空中給油をすることで、離着陸回数が削減されることから、基地周辺の騒音低下にも繋がると期待され、さらに、ボーイングKC-767の航続距離は、貨物32tで9,260km、4.5tで14,075kmであり、航空自衛隊の戦術輸送機では最大となるため、 海賊対策を行なっているジブチ(アフリカ北東部に位置する国)や、ロシアによる侵攻を受けたウクライナ向けの物資輸送等、能力を生かした様々な活躍が行なわれている。
2006年 - ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置するモンテネグロで、セルビア・モンテネグロ(ユーゴスラビア国家[バルカン半島周辺にいる南スラブ人を主体に、合同して成立した国家の枠組み]の事実上の最後の体制)からの分離独立についての国民投票が行なわれ、独立が決定する。
2007年 - イギリスの首都ロンドンで保存展示されていた、19世紀に建造されたイギリスの快速帆船『カティーサーク』が炎上する。『カティーサーク』は、中国からイギリスへ紅茶を輸送する「ティークリッパー」として、いかに速く一番茶を届けるかを競ったが、その建造時期は、アフリカ大陸を回らずに、ヨーロッパとアジアを海運で連結することができる、地中海と紅海(スエズ湾)を結ぶ運河、スエズ運河の完成直後であったため、「ティークリッパー」として活躍した期間は短い。練習船として使用された後、一般公開されてロンドン市民に親しまれていたが、大規模な修理と整備を行なっていた最中、失火により『カティーサーク』の船体より火災が発生し、多くの部分が焼失する。その後、イギリス政府からの出資金と民間からの寄付金により、復元作業が行なわれ、2012年4月25日には、一般公開が再開されている。
2009年 - 特定の刑事裁判において、有権者(市民)から事件毎に選ばれた裁判員が裁判官と共に審理に参加する司法・裁判制度、裁判員制度が開始される。この日以降に起きた事件が対象となり、8月3日に初の裁判員裁判を実施している。裁判員制度は、国民の司法参加により、一般市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映すると共に、司法に対する国民の理解の増進と、その信頼の向上を図ることが目的とされている。裁判員制度が適用される事件は、地方裁判所で行なわれる刑事裁判(第一審)の内、殺人罪、傷害致死罪、強盗致死傷罪、現住建造物等放火罪、身代金目的誘拐罪等、一定の重大な犯罪についての裁判である。裁判は、原則として裁判員6名、裁判官3名の合議体で行なわれ、被告人が事実関係を争わない事件については、裁判員4名、裁判官1名で審理することが可能な制度となっている。
2010年 - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、観測波長の異なる複数のカメラを搭載して、太陽系第二惑星、金星の大気を立体的に観測する第24号科学衛星(金星探査機)「あかつき」や、小型ソーラー電力セイル(光帆や太陽帆とも呼ばれる、薄膜鏡を巨大な帆として、太陽等の恒星から発せられる光やイオン等を反射することで、宇宙船の推力に変える器具)実証機「IKAROS」を含む、5機の小型副衛星を搭載したH-IIAロケット17号機を打上げる。
2012年 - 2012年5月21日の日食: 日本で金環日食(地球と月と太陽がほぼ一直線に並ぶ時、太陽が月に隠される天文現象を日食といい、この内、太陽の方が月より大きく見えるために、太陽が完全に隠れず、月の外周にリング状に見える現象を金環日食という)が見られるのは、1987年の沖縄以来25年振りで、今回のように広範囲で起きるのは、実に932年振りとなる。金環日食が東京で観測されるのは、173年振りのことである。なお、太陽が月の影に全て隠れる日食を、皆既日食という。太陽、月、地球は、それぞれ時期によって、近付いたり遠ざかったりしているので、地球から見る太陽や月の相対的な大きさも変化し、このために、皆既日食や金環日食が起こる。相対的に、太陽が地球に近く、月が地球から遠い時に日食が起こると、太陽によってできる、月の影の延長上にある地表の地域では、太陽の縁から来る光によって金環日食が起こり、その周りの地域では部分日食が起こる。
2014年 - 台北地下鉄通り魔事件。台湾北部に位置する新北市の地下鉄、台北捷運板南線で、男子大学生が乗客らを無差別に切付け、4名が死亡、21名が負傷する。
2016年 - 小金井ストーカー殺人未遂事件。東京都小金井市で、ストーカー行為を繰返していた男が、当時芸能活動を行なっていた20歳の大学生の女性をナイフで刺す。
2018年 - 外国での諜報活動を行なうアメリカ合衆国の情報機関、中央情報局(CIA)創設以来史上初の女性長官として、キャリアの大半を秘密工作部門で過ごした政治家、ジーナ・ハスペルが就任する。
2022年 - オーストラリア総選挙が行なわれ、労働党(オーストラリアでは最も古い、中道左派[穏健な左派]政党)が勝利して、9年振りの政権交代となる。5月23日には、労働党党首のアンソニー・アルバニージーが第31代首相に就任する。