5月5日 記念日 その10 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

かみ合わせの日。
2015(平成27)年に創立20周年を迎えることを記念して、和歌山県紀の川市貴志川町長原に所在する特定非営利活動法人(NPO法人)、日本咬合学会が制定。かみ合わせや咀嚼の大切さをPRすることにより、国民の健康の向上と健康長寿に寄与することが目的。日付は、5月5日の「5」と「5」で、かみ合わせを意味する「咬合(こう[5]ごう[5])」の語呂合わせから。また、「こどもの日」に、最近増えつつある子どものかみ合わせの悪さを考え、健やかな成長を願うこともその理由。特定非営利活動法人(NPO法人)日本咬合学会は、全身健康、並びに咀嚼、それらに付随する咬合に関して、基礎的・臨床的探究を行ない、情報交換の場を提供し、その進歩発展を通して、国民の全身健康の向上と、健康長寿の獲得に寄与することを目的としている。そして、種々の症状や悩みを持つ患者を、その苦痛や悩みから解放し、健康と長寿を与え、幸せにすることを、会員一同願って活動している。なお、「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせから、歯ならびへの関心を高め、かみ合わせの大切さをPRしようと、日本矯正歯科学会が制定した「いい歯ならびの日」は11月8日とされている。
わらべうた・子守唄の日。
東京都多摩市に本部を置く全国わらべうたの会が制定。全国わらべうたの会は、各地での研修を通じて、保育や教育に係わる人々、唄の研究者や音楽家等と連携し、子育て支援で役立つ「わらべうた・子守唄」を広めている。日付は、子どもの幸せを願う日、「こどもの日」が記念日としてふさわしい、との考えから5月5日とした。日本の伝統や音楽文化に密接に係わる「わらべうた・子守唄」という文化遺産を、生活に根付かせる象徴的な日となるように、との願いが込められている。童歌(わらべうた)とは、子どもが遊びながら歌う、昔から伝えられ歌い継がれてきた歌で、民謡の一種と捉えられるものもある。絵描き歌、数え歌、遊びの歌等に分けられ、多くの童歌(わらべうた)がある。子守唄は、子守をする時に歌う歌で、子どもに聞かせる、という意味で童歌であるが、同時に、かつて子守が貧乏な子どもの働き口として重要であったことから、子守をする子が歌う場合もある。京都市伏見区の民謡で、1970年代前半にフォークグループ「赤い鳥」が歌ってヒットした歌曲「竹田の子守歌」等に見られる、子守のつらさを唄うものはこれによる。
あたり前田のクラッカーの日。
大阪府堺市堺区協和町に本社、大阪府堺市堺区京町通に本店を置く、ビスケットやクラッカー、スナック等、菓子の製造・販売を手掛ける企業、前田製菓株式会社が制定。日付は、子ども達の健やかな成長を願って、「こどもの日」である5月5日とした。また、5月5日は、前田製菓株式会社の創業日(1918[大正7]年)でもある。前田製菓株式会社は、1960年代に放送されていたテレビ番組(時代劇風コメディ)『てなもんや三度笠』内で流れるCMの、「あたり前田のクラッカー」というフレーズで一躍有名となった。記念日を通して、「あたり前田のクラッカー」を始めとする前田製菓株式会社の菓子を、さらに多くの子ども達やその家族に食べてもらうことが目的。前田製菓株式会社の創業は1918(大正7)年5月5日のこと。堺市新在家町で、前田西洋菓子製造所として操業を開始して以来、一貫して「品質本位」「無声呼人」のスローガンを掲げ、クラッカーを中心とする菓子の製造・販売に従事し、2018(平成30)年には創業100周年を迎えた。「あたり前田のクラッカー」は一口サイズで、あっさり塩味のクラッカーは、食べ出したら止まらなくなる美味しさ。食べきりサイズの25g、赤いパッケージが定番の100g、仲良くみんなで!大容量180g、の3つのラインナップが用意されている。
関西吹奏楽の日。
関西吹奏楽功労者の碑管理委員会が制定。関西吹奏楽功労者の碑管理委員会は、世界に誇る指揮者であり、大阪フィルハーモニー交響楽団の創始者で、全日本吹奏楽連盟、関西吹奏楽連盟の理事長を歴任した、朝比奈隆を始めとして、関西の吹奏楽文化の発展に寄与した人々の功績を称える「関西吹奏楽功労者の碑」を、兵庫県西宮市社家町にあるえびす宮総本社、西宮神社に2021(令和3)年5月5日に建立。同日を記念日とし、関西一円から吹奏楽愛好者が集い、先人に感謝をすると共に、関西の吹奏楽の発展に寄与することが目的。日付は、碑を建立した日が「国民の祝日」の1つ、「こどもの日」であり、多くの子ども達に朝比奈隆の教え、吹奏楽の字の如く「もっと吹いて、もっと奏でて、もっと楽しめる」吹奏楽の日に、との願いを込めて5月5日としたもの。大阪市西成区岸里に本拠地を置く、日本を代表するオーケストラの1つで、公益社団法人日本オーケストラ連盟(所在地は、東京都墨田区錦糸)の正会員となっている大阪フィルハーモニー交響楽団は、公益社団法人大阪フィルハーモニー協会が編成し、事業を行なっている。年間10回の定期演奏会の他、レコーディングも活発に行なっており、大阪市西成区岸里に専用練習場「大阪フィルハーモニー会館」を持ち、長年に亘り「大フィル(だいフィル)」の愛称で親しまれている。公式サイトの「プロフィール」に掲載されていた記事によれば、「日本で一番多くレコード、CDを発表しているオーケストラ」。創立者(現:創立名誉指揮者)朝比奈隆の時代に、交響曲と宗教音楽の大家として知られる、オーストリアの作曲家ヨーゼフ・アントン・ブルックナーや、音楽史において極めて重要な作曲家の1人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン等の交響曲の演奏で、全国的に知られるようになった。朝比奈隆の時代から、ヨーロッパ(とりわけドイツ、オーストリア)のオーケストラの音に連なる、いわゆる「大フィルサウンド」で知られる。東京府東京市牛込区(現在の東京都新宿区)市谷砂土原町で生まれた朝比奈隆は、京都帝国大学(現在の京都大学の前身)法学部を卒業した後、阪神急行電鉄(現在の在阪大手私鉄の1つ、阪急電鉄の前身)に勤務。電車の運転や車掌、百貨店業務、盗電の摘発等を行なう傍ら、チェリストの伊達三郎の誘いで、大阪弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者として大阪中央放送局 (JOBK、大阪市中央区大手前にある日本放送協会[NHK]の放送局、NHK大阪放送局の前身) に出演した。退社してから、改めて京都帝国大学文学部哲学科に学士入学し、卒業後は大阪音楽学校(大阪府豊中市庄内幸町置く、現在の大阪音楽大学の前身)の教授となる。指揮のプロデビューは1940(昭和15)年で、第二次世界大戦終戦後の1947(昭和22)年4月、大阪放送管弦楽団(1933[昭和8]年設立のJOBKラジオ・オーケストラを前身とする、NHK大阪放送局の放送用専属オーケストラで、常設の団体としては1988[昭和63]年に解散している)出身者等を集め、現在の大阪フィルハーモニー交響楽団の母体となる関西交響楽団を結成する。結成に当たり、住友銀行(3大メガバンク[巨大な収益規模や資産を有する銀行]の一角を占める、現在の三井住友銀行の前身の1つ)頭取等を務めた実業家の鈴木剛ら、関西経済人の尽力があった。1960(昭和35)年、関西交響楽団を大阪フィルハーモニー交響楽団に改称した朝比奈隆は、大阪フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者を経て音楽総監督となり、ヨーロッパ公演を3回、北米公演を1回行ない、2001(平成13)年12月29日に亡くなるまで、その地位にあった。1つのオーケストラのトップ指揮者を、約54年間務めたことになる。
こだますいかの日。
こだますいかの全国有数の産地である茨城県筑西市と茨城県桜川市。生産者・市・農協・地元種苗店・県で組織される「こだまスイカ産地活性化連絡協議会」の場にで、筑西市と桜川市の農協系統、及び系統外組織の他、産地に関わる関係者全体での取組として、産地PRや品目特性の周知をしていくために制定された日。小ぶりで取り扱い易く、果皮が薄い上に味が濃厚なこだますいかの魅力を多くの人に知ってもらい、美味しく味わってもらうことが目的。日付は、こだますいかが夏を先取りする初夏の味であり、収穫盛期となることから、二十四節気の「立夏」(5月5日頃)を記念日とした。
熱中症対策の日。
東京都豊島区東池袋に所在する、気象業務を行なう一般財団法人、日本気象協会が手掛ける「熱中症ゼロへ」プロジェクトと、プロジェクトの公式飲料「アクエリアス」の日本コカ・コーラ株式会社(アメリカに本拠を置く清涼飲料水の製造販売企業、ザ コカ・コーラ カンパニーの日本法人で、本社所在地は、東京都渋谷区渋谷)が共同で制定。熱中症を防ぐには、細めな水分補給が大切であることを、多くの人に知らせることが目的。日付は、暦の上で夏が始まる「立夏」とし、この頃から熱中症患者の報道が出始めるため、逸早く注意を促す。熱中症予防には、水分だけでなくナトリウムを補うことができる「アクエリアス」等のスポーツドリンク(清涼飲料水の一種で、運動や日常生活等での発汗によって、体から失われた水分やミネラルを効率良く補給することを目的とした飲料)が効果的とされる。熱中症とは、暑熱環境下においての身体適応の障害によって起こる状態の総称である。本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴なう臓器血流低下と多臓器不全で、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(又は汗が出なくなる)等がある。熱中症は、屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となって起こり得る。日本では、年々増加傾向にある。発症者を年齢層別で見てみると、65歳以上の人が半数以上で、年齢が高い程発症率が増している。 
世界笑いの日(World Laughter Day)。
5月第1日曜日。世界的な笑いヨガ運動の創始者マダン・カタリア博士によって1998(平成10)年に提唱され、最初の記念日は2008(平成20)年7月28日に、インド中西部にある南アジアを代表する世界都市の1つ、ムンバイで実施され、現在は5月の第1日曜日に実施される。マダン・カタリア博士はインドの家庭医で、笑うことが健康に良い影響を与えるという説から、笑いヨガ運動を勧めてきた。ラフター・ヨガ(Laughter Yoga)とも呼ばれる笑いヨガは、従来のヨガの呼吸法に笑いを取入れ、年齢や性別や障害に捉われずできる笑いの体操(笑いの健康法)である。「ヨガ」という名称ではあるが、難しいポーズをとることはない。ヨガとは、ヨガの笑いを使った呼吸法という意味で、声を出して笑うことによって、新しい酸素を体内に取入れる。笑うことは日々のストレスを発散させ、健康を増進させたり、前向きな考え方にさせたりする。この記念日は、そんな笑いや笑いヨガを通して、世界的な友情の意識を構築することを目的とする。このようにインドで始まった記念日は、現在では100ヶ国を超える世界中の国で祝われており、この日には、笑いヨガや多くの人が一緒に笑うイベント等が開催される。