5月2日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

世界まぐろデー(World Tuna Day)。
2016(平成28)年12月の国際連合総会で制定され、翌2017(平成29)年から実施された国際デーの1つ。現在、約80ヶ国以上が、まぐろ漁を行ない、数多くのまぐろ漁船が、あらゆる海洋で活動している。そして、まぐろ漁はインド洋と太平洋で、これからも引続き拡大すると考えられる。また、多くの国々が、食の安全保障と栄養、経済開発、雇用、政府の歳入、暮らし、文化、及び余暇について、まぐろ資源に大きく依存している。まぐろは、個体数が少ない上に需要が高いため、世界中で乱獲され、国際的な資源の保護が叫ばれている。この国際デーは、2015(平成27)年9月25日の国際連合総会で採択された国際社会共通の目標・行動計画(アジェンダ)、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を達成するために、持続可能に管理された資源の重要性を認識するための日である。マグロ(鮪)は、暖海性で外洋性、回遊性の大型肉食魚で、日本を始めとする世界各地で、重要な食用魚として漁獲されている。日本語の「マグロ」は、目が大きく黒い魚であること(目黒 - まぐろ)に由来するという説があり、他にも、保存することが困難とされたマグロ(鮪)は、常温に出しておくとすぐに黒くなってしまう為、「まっくろ→まくろ→まぐろ」と言われるようになった、と言う説も存在する。英語名「Tuna」は、「マグロ」と日本語訳され勝ちであるが、実際は、上位分類群のマグロ族「Thunnini」全般を指し、マグロだけでなく、カツオ、ソウダガツオ(マルソウダ、ヒラソウダ)、スマ等を含む。水中生物としては、かなり高速で遊泳することができる。体型は紡錘形で、体の横断面はほぼ楕円形、鱗は胸鰭周辺を除けば、極めて小さいか殆ど無く、高速遊泳に適した体型である。全世界の熱帯・温帯海域に広く分布するが、種類によって、分布域や生息水深が異なる。海中では口と鰓蓋を開けて遊泳し、ここを通り抜ける海水で呼吸する。泳ぎを止めると窒息するため、例え睡眠時でも止まらない。食材としては、刺身、寿司種、焼き魚、ステーキ、缶詰等、幅広い。背中側と腹側では脂肪の含有量が異なり、部位によって「赤身」「中トロ」「大トロ」と呼ばれる。目玉や頭肉、カマ(えらの周り)、尾の身、内臓等も食味が良く、産地を中心に食べられている。日本人は、古くからマグロを食用とし、縄文時代の貝塚からマグロの骨が出土している。記紀(奈良時代に編纂された、日本の神話や古代の歴史を伝えている重要な歴史書、日本最古の歴史書『古事記』と、日本に伝存する最古の正史『日本書紀』との総称)にも「シビ」の名で記述されており、「大魚(おふを)よし」は、「鮪」の枕詞である。江戸時代中期から、調味料として醤油が普及した。これにより、マグロの身を醤油漬けにするという、新たな保存方法が生まれ、「ヅケ」と呼ばれ、握り寿司のネタとして使われ出した。近代以降は冷蔵技術が進歩したことから、赤身の部分の生食が普及したが、第二次世界大戦前までは大衆魚であった。脂身の部分である「トロ」は、特に腐敗し易いことから、(魚を好んで食べると思われ勝ちな)猫もまたいで通る、「猫またぎ」とも揶揄される程の不人気で、主に缶詰等の加工用であった。冷凍保存技術の進歩と、生活の洋風化に伴なう味覚の濃厚化で、1960年代以降は、生食用に珍重される部位となった。なお、マグロの品質が低下しない冷凍温度帯は、-30℃以下であり、実際の流通上では、-50℃の超低温冷蔵庫に保管する。また、一旦解凍したマグロを再凍結すると組織が破壊され、非常に質が劣化する。再解凍後には、ドリップ(旨味成分等を多量に含んだ汁)が流れ出す等して、風味も落ちてしまう。      
ごっつの日。
東京都中央区築地に本社を置く、冷凍食品を始めとする加工食品等の製造・販売を手掛ける企業、テーブルマーク株式会社が制定。自社の人気商品「ごっつ旨いお好み焼」等、「ごっつ旨い」シリーズを食べて頂いている人に、感謝の気持ちを示すと共に、さらに多くの人に味わってもらうことが目的。日付は、5月2日の「5」と「2」で、「ごっ(5)つ(2、two)」の語呂合わせから。「ごっつの日」の制定を記念して、「ごっつ旨い」シリーズを食べて応募すると、「お好み焼き 羽毛ふとん」や「たこ焼き 抱き枕」等が当たるキャンペーンが実施される。「ごっつ旨い」シリーズには、「ごっつ旨い お好み焼」「ごっつ旨い お好み焼 ぶた玉」「ごっつ旨い 豚モダン」「ごっつ旨い ねぎ焼」「ごっつ旨い たこ焼」などの商品がある。「ごっつ旨い お好み焼」は、シャキシャキ食感の国産キャベツと、海鮮の旨みが自慢で、外はカリっと香ばしく、中はふっくら仕上げている。たばこ、並びに医薬品、食品・飲料の製造・販売会社、日本たばこ産業株式会社(JT)の完全子会社となっているテーブルマーク株式会社の前身は、香川県を代表する企業の1つであった株式会社加ト吉で、2010(平成22)年に現社名へ商号を変更し、翌2011(平成23)年には、本店所在地を香川県観音寺市坂本町から現在地(東京本社)に移転させている。
コージーコーナーの日。
東京都中央区銀座に本店を置く、全国に400店舗以上の洋菓子店を展開する企業、株式会社銀座コージーコーナーが制定。日付は、5月2日の「5」と「2」で、「コー(5)ジー(2)コーナー」と読む語呂合わせから。株式会社銀座コージーコーナーは1948(昭和23)年1月、東京都中央区銀座に開業した、小さな喫茶店から始まった。その社名である「コージーコーナー」は、「憩いの場所」(cozy = 居心地のよい、corner = 空間)の意味があり、洋菓子を通じて、1人でも多くの人に安らぎのひとときを提供したい、笑顔になってほしい、との思いが込められている。「スイーツですべての人を笑顔に」という、株式会社銀座コージーコーナー創業当時の思いは今も息づいており、始まりの銀座から全国へ笑顔を広げてきた。現在、東京都中央区銀座1丁目にある本店は、銀座コージーコーナーのシンボル的な存在であり、伝統を守りつつも、時代に合ったスイーツを創出し続けている。主要商品としては、子犬サブレ、ジャンボシュークリーム、リーフパイ、マドレーヌ等が挙げられる。その他、スフレワッフルや銀座プリン、エクレア、苺のショートケーキ、モンブラン、チーズケーキ、チーズスフレ、チョコレート、アイス等、常時200種類以上の商品が、店頭を華やかに彩っている。株式会社銀座コージーコーナーの主力である洋菓子は、関東地区にある衛生管理の行届いた3つの工場で効率的に生産され、作り立ての新鮮な菓子を、迅速に顧客の下へ届けるべく、配送・物流システムの管理にも力を入れている。 
紙コップの日。
東京都品川区東五反田に本社を置く、紙やプラスチックの素材を使用した包装容器の製造販売等を手掛け、日本の紙コップのリーディングカンパニーとなっている企業、東罐興業株式会社が制定。記念日を通じた、紙コップの認知度とイメージの向上が目的。日付は、紙コップを使用する機会が多いゴールデンウィーク(GW)の期間であることと、5月2日の「5」と「2」で、「コ(5)ップ(2)」と読む語呂合わせから。夏に向けて暑くなり始めるこの時期に、水分補給を意識して健康に夏を乗切って欲しい、という思いも込められている。紙コップは、飲料水等を入れるための、使い捨ての紙製コップで、円錐台を逆さにした形をしているものが殆どで、スタッキング(積重ね)が可能である。耐水用に、ごく薄いポリエチレンが貼られているものもある。ポリエチレンは、加熱によって110℃前後で溶け出すこともあり、電子レンジやオーブン、オーブントースター等での使用は推奨されていない。日本製の紙コップは、元々飲料用でなく、アイスクリーム用から始まったと言われており、1930(昭和5)年頃に紙製のアイスクリーム容器が製造された。東罐興業株式会社は、1943(昭和18)年2月18日に設立された企業で、紙やプラスチックの素材を使用した包装容器の製造・販売、仕入商品の販売等を行なっている。現代社会の課題でもある環境への配慮に加え、印刷や形状の美しさ、耐熱性、気体を透過させにくいガスバリア性等の機能を併せ持つ製品を数多くラインナップし、最高の品質を適正な価格で提供できるよう努めている。東罐興業株式会社の紙コップには、飲料用の「一般紙コップ」の他に、「自動販売機対応紙コップ」や、エアー層を形成した「断熱性エアーウォール紙コップ」、医療用のメモリの入った「検査用コップ」や「バリウム用コップ」等の製品がある。