4月29日 記念日 その6 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

「銀河のしずく」の日。
岩手県、岩手県農業協同組合中央会(所在地は、岩手県盛岡市大通)、全国農業協同組合連合会岩手県本部(JA全農いわて、所在地は、岩手県盛岡市大通)、株式会社純情米いわて(所在地は、岩手県盛岡市湯沢)、公益社団法人岩手県農産物改良種苗センター(所在地は、岩手県奥州市江刺愛宕字八日市)と、オブザーバーの農林水産省東北農政局岩手県拠点の米の生産・流通・販売に関する関係機関団体で構成される「いわてのお米ブランド化生産販売戦略推進協議会」が制定。日付は、4月29日の「4」と「29」で、「銀河のし(4)ず(2)く(9)」と読む語呂合わせから。岩手県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の生産の拡大、品質の向上と、県内外へのPR、及び岩手県産米の消費拡大が目的。「おいしさ」に秀でた父と、「強さ」に優れた母を持ち、約10年を掛け、米の頂点を目指して開発された「銀河のしずく」。岩手県が開発したオリジナル品種として初めて、米の食味ランキングで「特A」(最高評価)を獲得した。「銀河のしずく」は、炊き上がりが透き通るように白くつやがあり、冷めても変わらない、軽やかな食感の美味しい米で、和食にも洋食にもおにぎりにも合う。
家族と暮らす動物の幸せを考える日。
東京都港区東新橋に本社、大阪府門真市大字門真に本店を置く、日本国内では唯一の総合家電メーカー、パナソニック株式会社と、東京都中央区築地に本社、大阪市北区中之島に本店を置く、全国紙『朝日新聞』を発行する新聞社、株式会社朝日新聞社が制定。パナソニック株式会社は、動物保護団体への商品の寄贈、保護犬・保護猫の譲渡会の開催等の社会貢献プロジェクトを行なうと共に、ペットと飼い主の健やかな暮らしをサポートする商品の開発を行なっている。朝日新聞社は、犬と猫の飼い主向けのウェブサイト「sippo」を運営し、人とペットが共生できる社会づくりに取組んでいる。両社は、家族の一員であるペットの幸せを願い、記念日を通して、家族と暮らす動物の幸せを多くの人に考えてもらうことが目的。日付は、犬や猫のシンボルの肉球から、4月29日を「よい(4)に(2)くきゅう(9)」と読む語呂合わせから。パナソニック株式会社のペット関連商品として、気になるニオイをスピード脱臭する「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」や、外出先からスマホで様子を確認できる「HDペットカメラ」、ペットの抜け毛対策に「からまないブラシ」搭載の掃除機、簡単にグルーミングできる「ペットクラブ 犬用バリカン」、ペットの夜間の散歩に便利な「LEDネックライト」等がある。ウェブサイト「sippo」では、「犬や猫ともっと幸せに」をキャッチコピーとして、ペットと人の物語、幸せになった保護犬・保護猫、ペットのいる幸せ、ペットの健康寿命を延ばす習慣、飼い方・しつけ方等の記事が掲載されている。その他にも、犬・猫の健康医療相談、動物病院検索、犬・猫の症状辞典等がある。
ゴールデンウィーク(黄金週間)/春の大型連休。
4月29日の「昭和の日」から、5月5日の「こどもの日」までの休日が続く1週間。11948(昭和23)年の「国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)」施行により、4月29日から5月5日までの期間に休日・祝日が集中し、この期間(平日や土曜日も含む)がゴールデンウィークと呼ばれるようになった。直前・直後に土曜日・日曜日・振替休日がある場合、それらを含めて呼ぶことも多い。この期間は、4月29日(昭和の日)・5月3日(憲法記念日)・5月4日(みどりの日)・5月5日(こどもの日)が国民の祝日である。5月1日が「メーデー(労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行なう日)」のため、休日になる会社(従業員)も少なくないことから、間の平日を休みにすることで長期連休にし易い。「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社の大映が松竹と競作して、1951(昭和26)年に同時上映となった長編映画『自由学校』が、大映創設以来最高の売上(当時)を記録し、正月映画やお盆映画以上の興行成績を残したことで、この時期に観客を多数動員し、活性化することを目的として、当時の大映常務取締役であった松山英夫によって作成された宣伝用語で、和製英語である。1953(昭和28)年前後頃から一般にも使用されるようになり、他の業界にも広まった。日本放送協会(NHK)や一部の民放等は原則として、「(春の)大型連休」という表現で統一している。この理由について、NHK放送文化研究所では、1970年代のオイルショック(原油の供給逼迫、及び原油価格高騰と、それによる世界の経済混乱)以降、「ゴールデンウィーク」という表現に視聴者から苦情が寄せられるようになったこと、「外来語・カタカナ語はできるだけ避けたい」「長過ぎて表記の際に困る」等の放送の制作現場の声を反映させたこと、元々「ゴールデンウィーク」という表現が、映画業界という私企業の宣伝用語であったこと、週休二日制の定着で期間がウィーク(1週間)に止まらなくなってきたこと等を理由に掲げている。毎年、ゴールデンウィークの序盤と終盤において、主要ターミナル駅・空港・長距離列車等では多くの乗客が見られる。特に、テレビ・新聞等のマスコミは、ターミナル駅や空港での子連れの乗客をよく取材するため、「ゴールデンウィークは家族連れの旅行が多い」というイメージが定着している。学校の児童・生徒における、この時期の複数回の宿泊を伴なう旅行の一般化は、早くとも5月4日が「国民の休日」となった1980年代後半以降の時代で、その後2002(平成14)年に、公立学校で完全五日制が実施されたことによって定着した。それ以前は、春休みに行なうことが一般的であった。日本人観光客の多い、太平洋中央部の洋上にあるアメリカ合衆国のハワイ州等、海外の観光地では、ホテル・バス・レストラン等、観光業に従事する人物の場合、日本に縁のない現地出身の人間であっても、“Golden Week”で意味が通じる程認知されている。 
社会教育週間。
4月29日から5月5日まで。公民館、図書館、博物館等の施設を利用して、学校教育以外の教育活動を強調するために設けられた。社会教育は、社会において行なわれる教育を広く指すことが多い。明治期には「通俗教育」と呼ばれ、「国民教化」の手段として位置付けられた。社会階層の中以下の国民(言い換えれば庶民である)に平易な教育の機会を提供する施策に始まり、1921(大正10)年6月、「文部省官制中改正ノ件(大正10年6月23日勅令第273号)」によって、文部省(現在の文部科学省の前身の1つ)の官制(行政機関の組織、名称、設置、構成、権限等を定めた法規)が改正され、「通俗教育」を「社会教育」に改めた。近年は、「社会教育」に換えて「生涯学習」という用語を、狭義の同義語として使う場合も多いものの、生涯学習は、法的にも学問的にも学校教育を含む概念であるため、扱いが難しい用語となりつつある。「社会教育法(昭和24年6月10日法律第207号)」第2条では、社会教育とは、「学校教育法(昭和22年3月31日法律第26号)」に基き、学校の教育課程として行なわれる教育活動を除き、主として青少年、及び成人に対して行なわれる組織的な教育活動(体育、及びレクリエーションの活動を含む)をいう、とされている。また、「博物館法(昭和26年12月1日法律第285号)」「図書館法(昭和25年4月30日法律第118号)」「スポーツ基本法(平成23年6月24日法律第78号)」等も、社会教育関係の法律とされる。社会教育に係わる施設には、図書館、博物館の他、公民館や公文書館等がある。公民館は、市町村その他、一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術、及び文化に関する各種の事業を行ない、それによって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする施設である。公文書館は、歴史資料として重要な国、又は地方公共団体が保管する公文書その他の記録(現用のものを除く)を保存し、閲覧に供すると共に、これに関連する調査研究を行なうことを目的とする施設である。これらの制度的な教育施設の他にも、学習塾や予備校、スポーツクラブ、ボーイスカウト、ガールスカウト、映画館、職場でのセミナー、行政や民間団体の行なう市民講座、その他習い事等も、広義の社会教育に含めることができる。特に、学習塾や予備校については、文部科学省も「もう1つ別の学校」として位置付けるようになってきている。