4月28日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

四つ葉の日。
大阪市北区角田町に本社を置き、「幸せあふれる未来を創る」を企業理念に掲げ、電力コスト削減に取組む、発電、及び電力の供給業務を手掛ける企業、四つ葉電力株式会社が2017(平成29)年に制定。 愛、希望、幸福、健康の意味を持つとされる四つ葉のクローバー。多くの人に日々の生活の中で、この四つ葉のクローバーのような幸せを見付けてもらうことが目的。日付は、4月28日の「4」と「28」で、「四つ葉(よ[4]つ[2]ば[8])」と読む語呂合わせから。愛・希望・幸福・健康の意味を持つとされる、四つ葉のクローバー。多くの人に、日々の生活の中で、この四つ葉のクローバーのような幸せを見付けてもらうことが目的。四つ葉とは、葉が茎や枝の1ヶ所から同時に4枚生え揃うことを意味する。クローバーは、マメ科シャジクソウ属の多年草で、シロツメクサ(白詰草)の別名である。三つ葉のクローバーが多く見られるが、その変異体である四つ葉のクローバーが、稀に見られる。四つ葉のクローバーの発生頻度は、三つ葉のそれに対して、約1万分の1程度になると推定されている。四つ葉のクローバーを偶然に発見した人には、幸運が訪れるとされている。また、四つ葉のクローバーは、その形から十字架に見立てられ、幸福のシンボルとされることも多くある。但し、実際には、北大西洋東部に浮かぶアイルランド島に位置する、アイルランドの民俗学上、キリスト教の普及する以前より、四つ葉のクローバーは特別な物とされていたという。 
北海道よつ葉記念日。
北海道札幌市中央区北4条西1丁目に本社を置く、牛乳、及びヨーグルトやチーズ、バター、アイスクリーム等の乳製品の製造・販売を手掛ける企業、よつ葉乳業株式会社が制定。日付は、4月28日の「4」と「28」で、「よつ葉(よ[4]つ[2]ば[8])」と読む語呂合わせから。自社商品の美味しさと魅力を伝えると共に、消費者の人々に日頃の感謝の気持ちを表わすことが目的。よつ葉乳業株式会社の創業者は、1966(昭和41)年に酪農の先進国であるヨーロッパを視察した際、生産者が加工から販売までを手掛けている農村の姿を目の当たりにし、北海道農業にも酪農家自身が地域の乳業メーカーに出資して、生産から流通までを一体化した仕組みを構築する必要性を学んだ、士幌村農業協同組合(現在の北海道河東郡士幌町にある農業協同組合、士幌町農業協同組合)組合長の太田寛一で、よつ葉乳業株式会社は1967(昭和42)年、農民資本の乳業会社「北海道協同乳業」として設立された。その後、1986(昭和61)年には、社名とブランド名を統一するため、「北海道農協乳業」としていた社名を「よつ葉乳業」に変更し、現在に至る。よつ葉乳業株式会社は、コーポレートスローガンとして「北海道のおいしさを、まっすぐ。」を掲げる。その「まっすぐ」には、よつ葉ブランド製品の原料の生乳・乳原料は全て「北海道産」であること、お客様に「まじめで誠実」であること、酪農家とお客様を結ぶ「架け橋」であること、の3つの意味が込められている。商品は、北海道各地の良質な生乳を原料としており、美味しく安全で高品質な牛乳や乳製品が作られている。
サルデーニャの日。
イタリアに5つある特別自治州の1つである、サルデーニャ自治州の法律(1993[平成5]年制定)で定められた日で、1794(寛政6)年のこの日に、外国勢力(外部勢力)による統治支配に対する反乱が起こったことから、民衆の一致団結や民衆の誇りと威厳に思いを馳せる日とされる。サルデーニャは、イタリア半島西方、コルシカ島の南の地中海(西地中海の中央)に位置するイタリア領の島であり、地中海ではシチリア島に次いで2番目に大きな島である。周辺の島を含めて、サルデーニャ自治州を構成している。四国より一回り大きく、美しく透き通るエメラルドグリーンの海と豊かな自然に恵まれ、「羊飼いの島」として知られている。また、世界中のトップセレブ憧れの高級リゾート地としても有名である。イタリア本土との歴史的・地理的・文化的な差異が大きいことから、特別自治州という位置付けになっているが、海外領土(植民地)ではなく、あくまでもイタリア本国の一部である。18世紀から19世紀にかけては、サルデーニャ島を含む現在のイタリアとフランスに跨る地域を領したサルデーニャ王国の支配下にあり、サルデーニャ王国は近代イタリア王国の前身となった。革命後のフランスと、反革命を標榜する対仏大同盟(イギリスやオーストリアを中心としたヨーロッパ列強)との一連の戦争であるフランス革命戦争に際しては、オーストリア側で参戦した。しかし、間もなくフランス軍に敗北し、対仏大同盟から脱落した。
セアダスの日。
東京都目黒区自由が丘にある、世界に1軒だけのセアダスの専門店「SEADAS FLoWER CAFFÉ 」(セアダスフラワーカッフェ)を運営する企業、株式会社チェントアピが制定。イタリアにあるサルデーニャ島の伝統菓子である「セアダス」を通じて、サルデーニャ島の文化と人々の魅力を知ってもらうことが目的。日付は、4月28日がイタリアで「サルデーニャの日」であることから。セアダスは、イタリアのサルデーニャ島に古くから伝わる伝統菓子で、ヨーロッパ最古のデザートと言われる。サクサクした生地に美味しいチーズが詰まっていて、たっぷりのハチミツや粉砂糖を掛けて、ワインと共に味わうのがお薦め、とされる。  
渋谷ギャルの日。
東京都渋谷区円山町に本社を置き、渋谷のギャル文化をもっと世の中に広め、その素晴らしさを多くの人に知ってもらうことを目的に、若者に絶大な人気を誇る店舗や商品をプロデュースしている広告代理店で、メディア事業や店舗事業、イベント事業、WEB事業も手掛ける企業、株式会社エイチジェイが制定。ファッションショー等も企画する。日付は、4月28日の「4」と「28」で、「渋谷(し[4]ぶ[2]や[8])」と読む語呂合わせから。東京都渋谷区にある渋谷は、渋谷駅を中心とする地域の総称で、東京を代表する繁華街の1つであり、最先端の流行やファッション、音楽、若者文化の街となっている。1973(昭和48)年にファッションビル『渋谷パルコ』が開店してから、若者が多く集まるようになり、1975(昭和50)年以降は新宿に代わる流行の発信地となった。日本における若者文化の歴史が大きく変化し、その流れは「新宿から渋谷、又は原宿を含めた渋谷区全体へ」と移り変わっていった。1990年代後半には、「コギャル」(一般的には、女子高生を指す言葉とされる)等のギャルブームが起こり、メディアに盛んに取上げられたことで、更に情報発信源として注目されるようになった。当初、ギャルとは、渋谷系ファッションとして興ったものであった。その為、狭義におけるギャルは、1990年代中期から末期にかけて、渋谷を中心に活動する前衛的なファッションをする女性を指して表現する言葉であった。

さとうきびの日。
4月第4日曜日。1977(昭和52)年に沖縄県糖業振興協会が制定し、以降、毎年4月の第4日曜日としている。関連事業として、沖縄県さとうきび競作会表彰式が行なわれる。沖縄県島尻郡南風原町字本部に所在する沖縄県糖業振興協会は、沖縄県におけるさとうきび糖業関係の事業推進のため、1974(昭和49)年に設立され、現在は公益社団法人となっている。沖縄県の基幹作物となっているさとうきびは、沖縄経済にとって重要な産業の1つで、現在、県内には17の製糖工場があり、7工場は黒糖(さとうきびを絞った汁を煮詰めたままの、糖蜜を含んだ砂糖)工場で、残り10工場は分蜜糖(ミネラル等を豊富に含む糖蜜を、結晶と分離せずにつくる砂糖)工場となっている。イネ科サトウキビ属のさとうきびは、テンサイ(寒さに強く、寒冷地作物として中から高緯度の地域で栽培されている、ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の二年生の植物で、別名はサトウダイコン)と並んで砂糖(蔗糖)の原料となる農作物である。栽培種の起源は、太平洋南部に位置するニューギニア島と、その近くの島々と言われ、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培される。茎は竹のように木化し、節がある。茎の節間の内部は、竹とは異なり空洞ではなく、糖分を含んだ髄となっている。茎は高さ約3mにもなる。葉は、トウモロコシのように幅広い線形である。秋には、茎の先端からススキのような穂を出す。日本語の別名は甘蔗(かんしゃ、かんしょ)である。但し、「かんしょ」の発音は、「甘藷」(サツマイモ)と同音であり、さとうきびの産地とサツマイモの産地が重複していることもあり、紛らわしいので好まれない。種子島では おうぎ、奄美群島の徳之島では うぎ、沖縄方言では ウージ と呼ばれている。これらは、オギ(荻)が訛ったものであるが、オギはイネ科ススキ属であり、属が異なる植物である。新聞の見出し等では、単に「キビ」と書かれることもある。学名である「Saccharum officinarum」は、「薬局の砂糖」を意味し、製糖が伝播し、カナリア諸島(アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるスペイン領の群島)等の栽培が行なわれていた15世紀のヨーロッパで、薬局が砂糖を甘味料や薬として扱っていたことに由来する。さとうきびは、C4型光合成と呼ばれるタイプの光合成を行なう植物であり、栽培には十分な日照と、豊富な水源が必要である。日本では、主に沖縄県と奄美群島を中心に栽培されている。また、九州地方や四国地方の高知県(高知県西南部に位置する幡多郡黒潮町等)や愛媛県(愛媛県の東端に位置する四国中央市等)でも栽培されている。香川県(香川県の東端にある東かがわ市等)や徳島県(徳島県北東部にある板野郡上板町等)では、和三盆という、砂糖の原料として竹糖(ちくとう、たけとう)と呼ばれる、茎が細いさとうきびが栽培されている。世界におけるさとうきびの商業栽培の最北限は、四国から伝播した遠州横須賀地区(静岡県西部の掛川市南西部)とみられる。茎の隨を生食したり、搾った汁を製糖その他食品化学工業や工業用エタノール製造の原料とする等、多様な利用方法がある。沖縄県等で作られる黒糖の他、四国地方で作られる白下糖と呼ばれる粗糖や、それを精製した上質の砂糖、和三盆の原料もさとうきびである。21世紀初頭以来の原油価格高騰により、燃料用エタノールの需要急増で、砂糖も高騰傾向にある。生産地では、茎の髄をそのまま噛んで食べたり、機械で汁を搾って飲んだりする。食べる時は、外側の硬い皮を歯で剥き、中の白く糖分に富んだ部分(髄)を咬んで汁を啜り、カスを吐出す。汁を搾って飲む場合は、同様に皮を剥いた後、手動や電動の搾汁機に差込んで汁を搾る。搾ったままの汁はやや青臭いが、冷やしたりレモン汁を加えたりすると、より美味しくなる。東南アジアからインドにかけてのメジャーな飲料である。ベトナム料理等では、茎の皮を剥いた髄に、エビ等の練り物を付けて、揚げたり焼いたりした料理がある。中国の四川料理には、さとうきびの髄を細く切り、魚等と共に辛い汁で煮る料理がある。絞り汁や廃糖蜜が、蒸留酒の原料として用いられる。世界的には、南北アメリカ大陸に挟まれた、カリブ海周辺諸国発祥のラム酒が著名であり、原料を糖蜜とする蒸留酒を、ラム酒と総称することもある。他には、ブラジルのカシャッサ(ピンガ)、タイのタイ・ウイスキー、日本の黒糖焼酎(奄美群島限定生産)や焼酎甲類の原料として用いられる。 
立教開宗会(日蓮宗)。
1253(建長5)年4月28日(旧暦)に日蓮が、安房国小湊浦(現在の千葉県鴨川市清澄に所在)の清澄山山頂で「南無妙法蓮華経」の題目を唱えたことを記念して、日蓮系各派で法要が営まれる。鎌倉時代の仏教の僧、日蓮は、甲斐国波木井郷(現在の山梨県南巨摩郡身延町)に身延山久遠寺を開山。法華経の読誦・広宣流布、及び弟子信徒の教化育成、更には日本に迫る蒙古軍の退散、国土安穏を祈念する。日蓮は、「南無妙法蓮華経」の題目を唱え(唱題行)、妙法蓮華経に帰命していく中で凡夫の身の中にも仏性が目覚めてゆき、真の成仏の道を歩むことができる、という教えを説き、法華宗(日蓮宗)の祖となる。小湊浦は日蓮の生誕地であり、日蓮が誕生した際、この場所には鯛が飛び跳ね、ハスの花が咲き乱れた言い伝えから、地元民はこの海域を「鯛の浦」と名付けて漁を禁じたされる。また、日蓮が両親の供養に小舟で訪れた際、海に題目を唱えると、海面に題目の文字が現れ、次いで現れた鯛の群れが題目を食べ尽くしたと伝承される。「鯛の浦」は、マダイの群生地として知られ、「鯛の浦タイ生息地」の名称で、国の特別天然記念物に指定されている。海域内では、釣り等の遊漁が禁止されている。本来、マダイは比較的深い層を回遊する魚であり、鯛の浦のような水深の浅い海域(水深約10mから約20m)に「根つき」になることはない。古来より名物とされ、手漕ぎの和船でタイ見物をさせていた。この現象は、昭和時代に入ってから広く知られるようになり、タイの群れる様子を見せる動力式の観光遊覧船の運航が1952(昭和27)年より行なわれている。船べりを叩く音に反応してタイの群れが海面に来て、与えられた餌を捉える様子が、21世紀の現代でも見られる。群れの大部分がマダイで、他にクロダイ、イスズミ、メジナ等が混ざる。ただ、「鯛の浦」でマダイが群れる原因は今なお、科学的に完全には解明されていない。