4月19日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

食育の日。 
食を通した教育「食育」をより深く考え実践する機会にと、大阪市北区梅田に本社を置き、栄養補助食品のミキプルーン等を販売する食品・化粧品メーカー、三基商事株式会社が制定。日付は、4月19日の「4」と「19」で、「食育(し[4]ょくい[1]く[9])」の語呂合わせから。これとは別に、国民運動として「食育」を推進するため、毎年6月を「食育月間」、毎月19日を「食育の日」に、政府が制定している。政府の「食育」への取組みには、食育の専門家を招いたシンポジウムや、食育に関する展示会の開催、和食給食の普及のためのセミナーや献立開発、田畑での植付けの農業体験等、様々な活動が実施・支援されている。食育は、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や、食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための、学習等の取組みを指す。2005(平成17)年に成立した「食育基本法(平成17年6月17日法律第63号」においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置付けられている。また、食育は、単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの一次産品(自然から採取されたままの状態であり、加工されていない物)、及び二次産品(加工された後の状態である製品)の生産についての総合的な教育のことでもある。なお、「食育基本法」は、内閣総理大臣と12省庁の大臣、さらに国家公安委員長までが参加した、国家レベルで食事をどうにかしようと捉えた、世界的に例のない法律とされる。関連法令の発令により、様々な企業や公共団体が、食育をビジネスとして取込んでいる。ミキプルーンは、カリフォルニアの自社農場で栽培したプルーンを加工したもので、現代人に不足し勝ちなビタミン・ミネラル・鉄・食物繊維・ポリフェノール等、美容と健康に大切な成分を多様に含み、健康的な生活をバックアップしてくれる。三基商事株式会社のプルーンエキストラクト(エキス状のプルーン)は、日本の航空宇宙開発政策を担う研究・開発機関、宇宙航空研究開発機構(JAXA)により、宇宙日本食として認証されている。
収育の日。
東京都港区麻布永坂町に本部を置き、片付けを楽しむ検定「収納検定」を運営する、一般社団法人日本収納検定協会が2015(平成27)年に制定。日付は、4月19日の「4」と「19」で、「収育(し[4]ゅうい[1]く[9])」と読む語呂合わせから。「収育」とは、収納と育児・教育・育成を組合わせた言葉である。片付けを通して、子ども達に幸せに生きる力と知恵を育む「収育」と、その考えを多くの人に知ってもらうことが目的。子ども達に収納の大切さ、片付けの楽しさを伝えるためには、まず、大人が正しい片付けの知識と伝えるための方法を身に付ける必要がある。一般社団法人日本収納検定協会では、収育を理解してもらうための様々な学習機会を準備している。
みんなの保育の日。
東京都品川区東大井にオフィスを置き、保育や子育てに役立つ遊び情報サイト「ほいくる♪」を運営する企業、子ども法人キッズカラー(株式会社キッズカラー)が制定。子ども達の育ちにとって大切な乳幼児期に、近くにいる大人が、子どもへの理解を深め、保育を楽しみ、その在り方を見詰め直し、自身が育つきっかけの日とすることが目的。日付は、4月19日の「4」と「19」の、「4」を「保 = フォー(4)」、「19」を「育 = い(1)く(9)」と読む語呂合わせから。この日には、保育に関するトークセッション等の記念イベントが開催される。保育は、乳幼児を適切な環境の下で健康・安全で安定感をもって活動できるように養護すると共に、その心身を健全に発達するように教育することである。基本的に保育とは、乳幼児(つまり乳児、及び幼児)を養護し教育することであり、「養護」(日常生活において不都合がないように、また、自力で生活ができるように支援、教育すること)と「教育」が一体となった概念である。家庭で行なわれている育児(子育て)は、通常、子どもの命を守り、衣・食・住の世話をする「養護」の機能と、言葉や生活に必要なことを教える「教育」の機能を併せ持つ。これを、保育と呼んでいるのである。共働き等で保護者が家庭に、不在等の家庭の子供を預かって、保護者による育児の代替を保育所等で提供する場合は、原則として、小学校入学までは保育所において保育士(かつての保母・保父)が保育に当たり、小学校入学後は、放課後に学童保育制度により実施される。  
養育費の日。
千葉県柏市明原に事務所を置き、母子家庭等、一人親の家庭を支援している特定非営利活動法人(NPO)、Winkが制定。2004(平成16)年4月19日、「民事執行法(昭和54年3月30日法律第4号)」が改正され、それまでは養育費の支払いが遅れる度に、裁判所に強制執行を申立てて、給与等の差押えをしなければならなかったが、一度の手続きだけで、将来に亘って差押えができるようになった。養育費とは、子どもが社会自立をするまでに必要とされる費用のことで、子どもの生活基盤となる重要なものであることから、他の債権より保護される形となった。2002(平成14)年に設立された特定非営利活動法人(NPO)、Winkは、1997(平成9)年に活動を開始した、「母子家庭共和国」というシングルマザーの大集団を母体としており、大人が大人であるプライドを持ち、労働する喜びに浸れる環境づくりを目指し、家庭、地域、社会において相互扶助ネットワークを推進し、それぞれの場における大人世代の責任の全うを考える機会を、広く提言している。また、母子家庭は元より、父子家庭も含む、単身家庭へのサポートを使命の1つに掲げている。
養育費を知る日。
東京都千代田区麹町に本社を置く、実効性のある養育費保証の確立を目指す企業の株式会社イントラストと、千葉県柏市小青田に事務局を置き、一人親家庭、及び子連れ再婚家庭の支援を行なう特定非営利活動法人(NPO)、M-STEPが共同で制定。日付は、4月19日の「4」と「19」で、「養育(よ[4]うい[1]く[9])」と読む語呂合わせから。一人親の多くが受取れていない養養育費問題の重要性と、養育費の大切さを、多くの人に知ってもらうことが目的。この日には、無料で参加できる「養育費を知る会」が開催される。子どもの貧困問題の大きな要因となっている養育費の未払い。子どもが安心して成長できる環境づくりをサポートするため、株式会社イントラストでは、養育費が未払いとなった場合、最大12ヵ月分の養育費を保証する「養育費保証」の事業を行なっている。 
プリムローズ・デー。
グレートブリテン=アイルランド連合王国(イギリス)で、第40代・第42代首相を務めた初代ビーコンズフィールド伯爵ベンジャミン・ディズレーリの1881(明治14)年の忌日。プリムローズは、ベンジャミン・ディズレーリの好きな花であり、ハノーヴァー朝グレートブリテン=アイルランド連合王国第4代女王ヴィクトリアが、宮殿の庭で摘んだプリムローズを、よくベンジャミン・ディズレーリに贈っていた、というエピソードからこの名が付いている。ベンジャミン・ディズレーリは、ユダヤ人でありながら保守党(イギリスの中道右派政党で、中道左派政党の労働党と共に二大政党制を形成する)内で上り詰めることに成功し、第14代ダービー伯爵エドワード・スミス=スタンリーの退任後、代わって保守党首となり、2期に亘って首相を務めた。庶民院(イギリスの議会を構成する議院の1つで、下院に相当する)の過半数を得られていなかった第一次内閣は、短命の選挙管理内閣に終わったが、庶民院の過半数を制していた第二次内閣は、「トーリー・デモクラシー」と呼ばれる一連の社会政策の内政と帝国主義の外交を行ない、小説家としても活躍した。プリムラとは、ヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属の原種やその変種、品種、また、それらを交配して作られた品種群である。その中の1つ、プリムラ・ブルガリスは、イングリッシュプリムローズとも呼ばれる、イギリスでは春を告げる花とされている。