4月14日 記念日 その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

西暦(グレゴリオ暦)AD2024年 令和6年 平成36年  
昭和99年 大正113年 明治157年 皇紀2684年 干支 甲辰(きのえ たつ)
第2日曜日 旧暦  3月 6日、友引(戊申)、月齢  5.4 
グレゴリオ暦で年始から105日目、年末まであと261日。
誕生花 ドウダンツツジ・エニシダ・アサガオ(白)・セイヨウヒルガオ(白)。

二十四節気・雑節等 
虹始めて見る。
七十二候の1つ(15候)。

東南アジア・南アジアの正月。
東南アジア・南アジアの多くの国では、4月14日を新年の始まりの日としている。本来は、太陽が白羊宮(黄道十二宮[西洋占星術等において、天球上の太陽の見掛け上の通り道、黄道を中心とした惑星の運行域を黄経で12等分した、それぞれの領域に入る日]の1番目)で、新暦(グレゴリオ暦)上の日付は年により異なるが、現在は多くの国で、4月14日に固定されている。幾つかの国では、その前後を含めて祝日としている。同地域で主に採用されているベンガル暦では、4月14日が新年の始まりの日とされている。ベンガル暦とは、主にイスラーム教社会で使われている太陰暦で、約29.5日である朔望月(月の満ち欠けの1周期)に合わせて、1ヶ月が29日の小の月と30日の大の月という大小月を概ね交互に繰返す、ヒジュラ暦(イスラーム暦)から派生したもので、16世紀頃から19世紀頃までインド地域を治めたムガル帝国(16世紀初頭から北インド、17世紀末から18世紀初頭にはインド南端部を除くインド亜大陸を支配し、19世紀後半まで存続したトルコ系イスラーム王朝)の第3代皇帝アクバル大帝の時に施行された。西洋暦と同じく太陽暦で、1年は365日と定められている。西暦とベンガル暦には、593年の差がある。南アジア・東南アジア地域で使用されており、カンボジア、ラオス、ネパール、スリランカ、タイ等の国がそれに当たる。なお、アクバルは、北インド、ムガル帝国の第3代皇帝で、アクバル1世、アクバル大帝とも呼ばれる。アラビア語で「偉大」を意味するアクバルの名にふさわしく、中央アジアからの流入者であった祖父バーブルの立てたムガル朝を、真に帝国と呼ばれるにふさわしい国家に発展させた。そのため、仏教を守護した大王として知られる、古代インドで栄えたマウリヤ朝の第3代の王、アショーカ王に並び称されることもあり、大帝の称号を与えられている。アクバルは、アショーカ王や、16世紀後半に北インドを支配し、今日のアフガニスタン、パキスタン、北インドを支配する帝国を築いた、スール朝のシェール・シャーと共に最も成功した君主であり、インドの最も偉大な王であり融和の象徴として、現在のインドでも人気が高い。
ポスト愛護週間。
郵政省(現在の総務省の一部と日本郵政[JP]グループ)と財団法人全国郵便切手販売協会(東京都港区虎ノ門に所在)が、郵便ポストを大切にし、顧客とポストの親近感を深めようと、1963(昭和38)年から、郵政記念日の4月20日までの1週間(4月14日から4月20日まで)を「ポスト愛護週間」に充てることとした。郵便ポストは、郵便はがきや封筒を投函するための箱で、日本の「郵便法(昭和22年12月12日法律第165号)」による正式名称は、郵便差出箱である。本来、「ポスト」とは、英語で「柱」を意味するが、同時期に普及し始めた公衆便所との誤解を防ぐ為に、「郵便柱」が転じて「郵便ポスト」となった。日本では、金属製の箱型(角型)をしたものが殆どとなっている。1970年代までは、円筒状のもの(通称「丸ポスト」「丸型ポスト」)が多く使われていた。多くは箱型のものに交換されたが、一部地域では、古い円筒形の差出箱も現役として残っている。都市部に設置されたものでは、例えば、「はがき/手紙とその他の郵便物」「通常郵便と速達」というように、複数の投函口を持つものも広く使われている。ポストの色は世界共通ではない。イギリス等では赤色であるが、アメリカ等は青色、ドイツ・フランス等、ヨーロッパ大陸では黄色が主流で、中華人民共和国では深緑色となっている。かつての宗主国のポストの色を引継いでいる例も多く、オーストラリア、インド、南アフリカ共和国等でポストの色が赤なのは、かつての宗主国がイギリスであることに由来し、アジアでは、日本の他、韓国・台湾・タイ・インドネシア・インド等で、赤が主流である。イギリス領であったり、イギリスから郵便制度を導入した国が多く、それらの国に影響下にあった国も、赤を採用しているからである。日本も、イギリスから郵便制度を導入したため、基本的に赤色であるが、速達用として青色、大型の集配所では、国際郵便用の黄色のポストもある。また、一部都市では、コンクリートグレーの中で赤色が浮いてしまうため、「景観を崩さないように」との目的で、グレー(東京都の一部)やネイビーブルー(神奈川県横浜市の一部)となっている例がある。日本で郵便制度が始まった初期のポストの色は、赤色ではなく黒色であった。しかし、当時は公衆便所が普及し始めた頃でもあったことから、黒い郵便箱の「便」を見た通行人が、郵便箱を垂便箱(たれべんばこ[トイレのこと])と勘違いしたり、当時はまだ、街灯等が十分に整備されていなかったため、夜間は見えづらくなる等の問題が起こり、1901(明治34)年に鉄製のポストを試験導入した際に、「目立つ色」として赤色に変えられた。ポストの設置数は、郵便制度が始まった1871(明治4)年には62ヶ所、1875(明治8)年6月末時点の約500本から、第二次世界大戦後の一時期を除き年々増加傾向であり、2005(平成17)年度では約191,400本となっている。差出箱は、街頭のみならず、工場等の私有地内を含め様々な場所にあり、特殊なケースでは、自衛隊の基地内、自動車道やロープウェイ等の通じていない高山の山頂近くや、海底にあるもの(和歌山県西牟婁郡すさみ町等にある海底ポスト)も存在する。海底であろうと収集時間になれば収集し、配達先へ投函される。1980年代までの鉄道による郵便物の輸送が行なわれていた時代には、主な鉄道駅の構内にも差出箱があり、宛先によっては、駅に発着する郵便車に積込まれ、郵便車の消印が押されることもあった。現在では、ごく一部の駅のホームにポストが残存している。郵便局が管理・運営を行なっている郵便ポストの実際の収集作業は、委託を受けた業者が行なっていることが多い。郵便物をポストから回収する時刻は、ポスト、及び地区(管轄集配局)毎に決まっており、投函口や回収口には、郵便物を集めるおおよその時刻が表記されている。郵便物の取集に支障がない場所で、ある程度の投函郵便物が見込める場合や、近くに郵便ポストがない場合等に、私設ポストを設置することができる。私設ポストは、設置時の工事費や、ポストの筐体の購入費用は全て設置者負担となり、かつ、郵便物の回収料を日本郵便株式会社に支払うことが必要となる。私設ポストの設置場所は、オフィスビルの中や前等に、ビル所有者がテナントサービスのために設置する場合や、ホテルや病院のロビーや玄関前等に、宿泊者・入院患者のサービスのために設置する場合、多くの郵便物を投函する事業主(官公庁・新聞社・放送局・金融機関・工場・大学・百貨店・商社等)が、敷地内に設置する場合等がある。但し、条件さえ合致すれば会社等だけでなく、個人や自治会・マンションの管理組合等で設置することも可能である。私設ポストの利用は、工場の敷地内や関係者専用のオフィス内、マンションの住民専用エリア等、部外者の立入りが制限された場所に設置されたものは、設置者やその関係者以外の利用はできない。公道に面した場所や公共スペース等、一般人の通行が可能な場所に設置されたものなら、誰でも利用できる。それでも、公共スペースに面した私設ポストのごく一部には、関係者以外の投函を禁ずる旨の表示があることもある。