4月9日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1948年 - デイル・ヤシーン事件。当時イギリスの委任統治領であったパレスチナ(中東の地中海東岸に所在)のエルサレム西部にあるデイル・ヤシーン村を、ユダヤ人(現在の西アジア・中東に位置するパレスチナを原住地とし、唯一の神[ヤハウェ]がユダヤ民族を選んで契約を結び、預言者モーセに教えを啓示したという信仰に基づいて、その教えを生活の中で実践するユダヤ民族の宗教、ユダヤ教を信仰する民族)による武装組織の部隊が攻撃し、多数の住民が犠牲になる。犠牲となった住民の総数は、事件後に出された推定では254名とされ、それが広く流布されていたが、最近の研究では、107名から120名までの間と推定されている。 
1948年 - 南アメリカ北西部に位置するコロンビアの首都ボゴタで、非暴力の抵抗運動を提唱した自由党党首ホルヘ・エリエセル・ガイタンが暗殺され、ボゴタ暴動(ボゴタソ)の発端となる。ボゴタ暴動では、約1,500名から約3,000名が死亡しただけではなく、この混乱は地方にも波及し、コロンビアは、「ラ・ビオレンシア」と呼ばれる内戦状態へと突入する。 
1952年 - もく星号墜落事故。羽田飛行場(現在の東京国際空港、通称:羽田空港)から、大阪を経由して、福岡に向かっていた日本航空もく星号マーチン2-0-2型機(運行していたのは日本航空であったが、航空機の整備と運用はノースウエスト航空[後にデルタ航空と経営統合]に委託)が、伊豆大島の三原山山腹に墜落。墜落の原因は不明で、乗客34名、乗員3名の計37名が全員死亡する。 
1957年 - 北アフリカに位置するエジプトと、イスラエル、イギリス、フランスが、スエズ運河を巡って起こした戦争、第二次中東戦争で閉鎖されていた、エジプトのスエズ地峡に位置し、地中海と紅海(スエズ湾)を結ぶ海面と水平な人工運河、スエズ運河の通行が再開される。 
1959年 - 社会保障の観点から財政援助や税制優遇措置を与え、国が行なう年金である公的年金で、現行制度は国民皆年金制度の基礎年金部分(1階部分、Basic Pension)に相当する国民年金に関する法律、「国民年金法(昭和34年4月16日法律第141号)」が成立する。適用事務は1960年10月から、保険料徴収は1961年4月から開始され、これによって、日本は国民皆年金制度へ移行する。「国民年金法」は、1986年4月の改正法施行により、基礎年金制度の1階部分に位置付けられるようになり、1959年1月に施行された「国民健康保険法(昭和33年12月27日法律第192号)」、及び、中小企業と大企業との賃金格差を導入前より縮小させた「最低賃金法(昭和34年4月15日法律第137号)」と共に、現在の日本の社会保険制度の基本となっている。 
1965年 - 『アストロドーム』が開場。『アストロドーム』は、アメリカ合衆国南部のテキサス州ヒューストンにある、世界初のドーム球場である。メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)、ヒューストン・アストロズのフランチャイズとして使用されることを目的に建設され、1968年からはナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のヒューストン・オイラーズ(現在はアメリカ合衆国南部、テネシー州ナッシュビルに移転してテネシー・タイタンズとなっている)もこの球場を本拠地とする。ヒューストン・アストロズのオーナーのロイ・ホフハインツ(当時)は、古代の地中海世界にあった7つの驚異的建造物を指す「世界7不思議」を意識して、「世界8番目の不思議」と形容する程、当時としては画期的な球場であったという。当初は、自然光を取入れられるように、屋根には4,000枚以上の透光性パネルを使用し、天然芝が敷かれたが、特に、デーゲームの際、太陽光が守備をする選手の視線を遮る恐れがあるということで、急遽屋根をアクリル製に変える。すると、今度は天然芝が枯れてしまう被害が出てしまう。そこで、繊維を利用した人工芝を世界で初めて開発し、それを「アストロターフ」と命名。以後、世界各地のスポーツ施設に採用されるようになる。しかし、施設の老朽化が著しくなったこと等から、まずヒューストン・オイラーズが1996年シーズンを最後にテネシー州へ移転。さらに、野球の原点である天然芝屋外型球場への回帰が進んでいくこと、そして、ヒューストン・アストロズの低迷を背景に、1999年のシーズンを最後として、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)の公式戦での使用が打切られ、アストロズは新球場エンロン・フィールド(現:ミニッツ・メイド・パーク)へ移転することになる。現在は、女子プロアメリカンフットボールリーグ(IWFL)のヒューストン・エナジーが本拠地としている他、アメリカで有数のキリスト教伝道団体にまで成長したジョエル・オースティーン・ミニストリーズによって、毎週の礼拝に使用されていたが、2008年に老朽化のため閉鎖となる。2014年1月15日には、歴史登録財に登録される。なお、2001年にアメリカの電力販売ブランド、リライアント・エナジーが命名権を買収し、『リライアント・アストロドーム』に改名している。 
1974年 - 富士山頂所有権訴訟で、最高裁判所が国の上告を棄却。富士山八合目以上が、静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間神社の境内地であることを確認する。 
1977年 - 静岡県磐田郡水窪町(現在の静岡県浜松市天竜区の一部)の町道を走行中であった路線バス(国鉄[日本国有鉄道]自動車局が運営していた国鉄バスの路線)の屋根に、約5トンの岩が落下し、中学生2名が死亡する。
1981年 - 米原潜当逃げ事件(日昇丸事件)。鹿児島県沖の東シナ海で、神戸港から中国東部にある上海に向けて航行していた、忽那海運所属の貨物船『日昇丸』(2,350t)に、アメリカ海軍所属のジョージ・ワシントン級原子力潜水艦『ジョージ・ワシントン(USS George Washington SSBN-598)』が海中から浮上したため衝突。『日昇丸』は船底を破壊されて沈没し、船長ら『日昇丸』の乗組員2名が死亡する。『日昇丸』の乗組員15名の内、残る13名は、海上自衛隊の護衛艦『あきぐも』と『あおくも』が救助する。『ジョージ・ワシントン』は、セイル部分を僅かに損傷したのみで、自力航行に支障が無かったものの、『日昇丸』乗組員の救助活動をせず、現場を立去っている。 
1984年 - 東京都渋谷区の渋谷駅から神奈川県大和市の中央林間駅までを結ぶ東京急行電鉄(現在の東急電鉄)田園都市線が全通。路線距離は31.5kmで、渋谷駅から二子玉川駅までは、かつて新玉川線という名称の別路線であったが、2000年以降は田園都市線の一部となっている。
1988年 - 翌日の瀬戸大橋の開通に伴ない、宇野 - 高松間の宇高連絡船が、高速艇を除いてこの日限りで廃止される。 
1989年 - 4月9日の悲劇。グルジア・ソビエト社会主義共和国(グルジアSSR、東ヨーロッパの南東部に位置する、現在のジョージアの前身に当たる)の首都トビリシで、ソビエト連邦からの独立を求める反ソビエト連邦のデモ参加者が、ソビエト連邦軍によって鎮圧され、21名の死者と数百名の負傷者が出る。
1991年 - グルジア・ソビエト社会主義共和国(グルジアSSR)が、ソビエト連邦から独立する。 
1992年 - 1992年イギリス総選挙。 
1995年 - 東京都知事選で青島幸男が、大阪府知事選で横山ノックが当選。 
2003年 - イラク戦争: イラクの首都バグダードが事実上陥落。 
2005年 - 中華人民共和国各地で、大規模な反日デモが発生する。 
2005年 - イギリス王太子第21代ウェールズ公チャールズ(現在のイギリス[ウィンザー朝]第5代国王チャールズ3世)が、イギリス陸軍軍人のアンドルー・パーカー・ボウルズと離婚したカミラ・パーカー・ボウルズと結婚。 
2006年 - 阪神タイガースの金本知憲が、904試合連続イニング出場でメジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)ボルチモア・オリオールズのカル・リプケンを抜き、世界新記録を達成する。金本知憲は、2010年に連続試合フルイニング出場の記録を1,492試合とし、ギネス世界記録(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)に認定されている。 
2008年 - 香港初の長距離国際線を専門とした格安航空会社、オアシス香港航空が運行を停止する。 
2018年 - 4月7日に解任された、サッカー日本代表監督バヒド・ハリルホジッチの後任に、日本サッカー協会(JFA)技術委員長であった西野朗が就任する。任期は2018年4月9日から2018年ロシアW杯までの約2ヶ月間で、西野朗は、岡田武史以来2人目のワールドカップで指揮を執る日本人監督となる。サッカー日本代表監督西野朗が指揮して、2018年6月19日に行なわれた、ワールドカップロシア大会グループH初戦でコロンビア代表を2-1で下し、日本代表にとって、2010年の南アフリカ大会以来となるワールドカップでの白星をもたらしたが、この勝利は、アジア勢がワールドカップにおいて初めて南米のチームから挙げた白星ともなる。
2019年 - 2024年上期を目処に、日本銀行券(紙幣)を改刷することが発表される。
2023年 - 第20回統一地方選挙。都道府県の首長(知事)と議員、政令指定都市の首長(市長)と議員を選出するための選挙が執行される。