4月4日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

歯周病予防デー。
歯周病罹患率約80%という日本の現状を改善しようと、全国の歯科衛生士が立上げた、新たな歯周病予防法(歯肉のプラークコントロール)の普及活動を行なう社会貢献プロジェクト「Goodbye Perio プロジェクト」が制定。日付は、4月4日の「4」と「4」で、「歯(4 = シ)周病」「予(4 = ヨ)防」の2つの「4」(シ・ヨ)の語呂合わせと、プロジェクトが本格的に活動を開始した2012(平成24)年4月4日に因んでいる。歯周病は、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称、生活習慣病の1つとされる。歯垢(プラーク、歯牙表面に付着した黄白色を帯びた粘着性の物体)を主要な原因とする炎症疾患が多いが、単に歯垢のみでなく、多くの複合的要因によって発生する。また、歯垢が一切関係ない(非プラーク性)歯周疾患も多数存在する。さらに、原因因子には個人差があり、歯周病の罹り易さや進行度合いは人によって違う。歯周病は、人類史上最も感染者数の多い感染症として、『ギネス世界記録』(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)に認定されている。歯周病の内、歯肉に限局した炎症が起こる病気を歯肉炎、他の歯周組織に及ぶ炎症と、組織破壊が生じているものを歯周炎といい、これらが二大疾患となっている。主な歯肉炎はプラーク性歯肉炎であり、原因を除去すれば完治可能である。社会貢献プロジェクト「Goodbye Perio プロジェクト」では、「歯肉炎の状態であれば、健康な歯ぐきに戻すことができる」という正しい情報と、デンタルフロスを使った歯周病予防法を1人でも多く人に伝えることを目的に活動を行なっている。歯ブラシでは届かない、歯間の側面や歯間下の歯ぐきに付いた歯垢を除去し、歯周病や虫歯を予防する目的で使われるデンタルフロスは、絹糸や合成繊維等の繊維を用いた、歯間の歯垢や食片を除去し、清掃するための細い糸で、デンタルフロスを用いた歯の清掃を「フロッシング」と称し、歯ブラシを使ったブラッシングと合わせて予防効果を高める。
男前豆腐の日。 
京都府南丹市八木町船枝滝ノ方に本社を置く、「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」「男勝りお嬢」等、今までにないネーミングやパッケージ、個性的な味で人気の豆腐商品を製造販売している企業、男前豆腐店株式会社が制定。自社の商品の魅力を多くの人に伝えることが目的。日付は、「男前」という言葉は、男性に限らず女性にも使われることから、女性の日である桃の節句(3月3日)と男性の日である端午の節句(5月5日)の真ん中の4月4日とした。男前豆腐店株式会社の特徴は、従来、工場大量生産品として評判が低かった「充填豆腐」を、独自のマーケティング手法で売出したこととされる。商品開発に携わった代表取締役社長の伊藤信吾は、茨城県の豆腐等の食品メーカー、三和豆友食品に在籍時、単価を低く抑えようとする豆腐業界の経営には未来はないとし、単価は高いが品質も高い、という方針で商品の開発を開始する。これらの商品がヒットを収め、2005(平成17)年に男前豆腐店株式会社を設立。同年9月、倒産した大手豆腐メーカーの京都工場を買取り、京都府南丹市へ移転する。「ジョニー」とは、伊藤信吾が、実父の経営していた時期(2006[平成18]年5月退任)の三和豆友食品(当時、現在は三和豆水庵)で勤務していた時に呼ばれていた愛称である。この豆腐を開発する際、今までにない豆腐を作る思いからこの商品名となった。その後伊藤信吾は、2005(平成17)年に男前豆腐店株式会社を設立し独立したが、両者は協力関係にあり、暫くの間は関東地方向けは三和豆友食品、関西地方向けは男前豆腐店で製造された、同名の製品が発売されていたが、2006(平成18)年5月15日に三和豆友食品が、豆腐製造大手で東京証券取引所マザーズ上場の篠崎屋と業務提携の基本合意に至ったことにより、三和豆友食品の経営陣の大幅な変更が行なわれ、男前豆腐店社長の実父は退任。そのために、三和豆友食品と男前豆腐店の関係が解消し、男前豆腐店側が三和豆友食品製造のジョニーとの混同を防ぐために、2006(平成18)年9月初旬から男前豆腐店側は「京都ジョニー」の商標に変更した。2006(平成18)年9月22日に篠崎屋は、三和豆友食品との業務提携基本合意を解消することを発表したが、三和豆友食品と男前豆腐店の関係が既に無くなっていたため、その後も暫くの間、男前豆腐店側は「京都ジョニー」ブランドのままであった。その後、三和豆友食品側は商品名を「波乗りジョニー」の商標に変更し、男前豆腐店側が11月より「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の名称を復活した。また、男前豆腐店は関東地方向け商品の製造を目的として、2006(平成18)年10月より山梨県北杜市に清里工場を稼動させたため、11月1日からは清里工場製の製品が関東地方の市場に出回ることになり、それ以降関東地方では、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」と「波乗りジョニー」の2つの商標の商品が出回っている。なお、男前豆腐店の会社としての独立前は、「男前豆腐店」とは三和豆友食品のブランドであったが、現在では三和豆水庵は「男前豆腐」の発売は継続しているものの、「男前豆腐店」の名称は使用していない。男前豆腐店株式会社は、個性的な豆腐等を複数発表発売しており、「男前豆腐」は寄せ豆腐を二重底の容器に入れ、出荷後に徐々に水が切れて固くなっていくというもので、これを「水もしたたるいい豆腐」とし、「水もしたたるいい男」とかけ、男前豆腐とした。また、大ヒットとなった「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」は、17ブリックスという濃さの豆乳を用いた濃厚な充填豆腐である。なお、ブリックスとは、溶液100g中に含まれるショ糖(砂糖)のグラム量(ショ糖濃度)を計測する屈折計の単位である。各商品は、パッケージやキャラクターデザインも個性的なもので、「男らしさ」や「男臭さ」をアピールした、格好悪いが格好いいという独創的なスタイルを採っている。
猪肉の日。
長野県飯田市南信濃の「遠山郷」と呼ばれる地で、猪肉・鹿肉・熊肉等、様々なジビエ(狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣)の肉等を扱う、食肉処理業や食肉製造販売を手掛ける企業、有限会社肉の鈴木屋(長野県飯田市信濃和田に所在)が制定。昔から「イのいちばん」と呼ばれる程美味しい猪肉は、疲れを取り、体内の活性化にも役立つとされる。野性食肉のシンボルとしてその歴史や文化を大切にしながら、多くの人に猪肉を味わってもらうことが目的。記念日名は「ししにくの日」と読み、日付は、4月4日の「4」と「4」で、「シ(4)シ(4)」の語呂合わせから。イノシシの肉、猪肉は、「獅子に牡丹」という成句から、獅子を猪に置換えて牡丹肉とも呼ばれる。また、獣肉食を避けた名残で、山鯨(やまくじら)という別称もある。肉色は赤く、子猪ではピンク色になり、肉質は豚肉に近い。系統等が固定されていないため、家畜と比べて個体差が大きい。また、雌より雄の方が肉が軟らかいとされる。野生動物の肉としては需要が多く、日本では20世紀後半に年間約5万頭から約8万頭であった捕獲数が、2002(平成14)年以降は20万頭以上に増加しており、シカ等と比較しても、活発に食肉として利用されている。イノシシを家畜化したブタと同じ部位を比較すると、水分やミネラル、たんぱく質は、猪肉の方が豚肉より多い。一方で、脂肪やビタミンB1は豚肉の方が多く、特に、猪肉の脂肪は、ばら肉でも約12%と、豚肉の半分以下である。日本では、ぼたん鍋(ぼたんの名は、使われる猪肉を薄切りにし、牡丹の花に似せて皿の上に盛付けることに因む)が冬の味覚を代表する料理の1つと言われる。また、焼肉やチャンプルー(野菜や豆腐等を炒めた沖縄料理)、刺身等にも用いられる。
4カット写真の日。
東京都渋谷区道玄坂に所在する、セルフ写真館コンセプトのプリント写真ブランド「Photoism」を提供する企業、株式会社Photoism Japan(フォトイズムジャパン)が制定。友だちや家族等と専用のフォトブースで撮影体験ができ、大げさに加工や修正をするのではなく、被写体が持つ本来の魅力を高画質の4カット写真で気軽に残す、新しいプリント写真文化「4カット写真」を浸透させることが目的。日付は、4カットの「4」を並べて4月4日を記念日としたもの。