3月31日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

オーケストラの日。 
東京都墨田区錦糸に事務局を置く、プロのオーケストラが加盟している業界団体、社団法人日本オーケストラ連盟(現在は公益社団法人となっている)が2007(平成19)年に制定。日付は、3月31日の「3」と「31」で、「耳(み[3]み[3])に一番(1)」「耳(み[3]み[3])にいい(1)日」の語呂合せと、春休み期間中であり、親子揃ってイベントに参加し易いことから。1人でも多くの人に、オーケストラをもっと身近に親しんで楽しんでもらうことが目的。オーケストラは管弦楽団とも呼ばれ、管弦楽曲、即ち、複数の弦楽器、管楽器、及び打楽器の編成による音楽を演奏するために組織された団体である。主にクラシック音楽を演奏するが、ラテン音楽やジャズ、その他のジャンルを演奏する団体もある。一般用語としては、弦楽器を含んだ比較的編成の大きな楽団を、ジャンルに関わりなくオーケストラと呼ぶことも多い。大規模なものの中には、交響楽団と呼ばれるものもあり、小規模で弦楽器中心のものは室内管弦楽団、又は室内オーケストラ、ダンス音楽や行進曲等を演奏する、さらに小規模な編成のものはバンド等とも呼ばれる。また、楽友(組織)の管弦楽団と呼ばれるものもあるが、日本では「フィルハーモニー」、「フィルハーモニー管弦楽団」等と呼ばれている。ロマン派音楽(クラシック音楽の歴史において、1730年代から1810年代まで続いた時期の芸術音楽の総称である古典派音楽を、それまでの理性偏重、合理主義等に対し感受性や主観に重きをおいた一連の運動であるロマン主義の精神によって発展させていった、ほぼ19世紀のヨーロッパを中心とする音楽)の頃に多かったオーケストラ編成が、標準的な編成とされている。オーケストラの語は、ギリシャ語の「オルケーストラ」に由来する。これは、舞台と観客席の間の半円形のスペースを指しており、そこで合唱隊(コロス、コーラスの語源)が舞を踊ったりしていた。現在の弦楽合奏に管楽器の加わった管弦楽の起源としては、ヴェネツィア楽派(イタリア北東部のヴェネツィアで、16世紀中期から17世紀初頭にかけてのルネサンス音楽[ルネサンスとは、「再生」を意味する言葉で、古代ギリシャ・ローマの復興を目指した14世紀から16世紀頃の、主にイタリアの絵画、彫刻、建築、文学等の文化運動に適用される概念で、その時期に作られた音楽の総称がルネサンス音楽である]、バロック音楽[彫刻や絵画等と同じように、速度や強弱、音色等に対比があり、劇的な感情の表出を特徴とした音楽]の作曲家達)の大規模な教会音楽や、その後のオペラ(歌劇とも呼ばれる、演劇と音楽によって構成される舞台芸術)の発展が重要である。古典派音楽(クラシック音楽の歴史において、1730年代から1810年代まで続いた時期の芸術音楽の総称)期には、交響曲や協奏曲、オペラの伴奏として大いに発展し、コンサートホールでの演奏に適応して弦楽を増やし大規模になり、また、クラリネット等の新しい楽器が加わって、現在のような形となった。多くのプロ・オーケストラは、常設かつ専門の団体である。歌劇場のオーケストラピット内での活動を主とするオーケストラは、ドイツを中心に多数存在し、その殆どがオペラのみならず、演奏会も行なう。ドイツ圏は、放送交響楽団や、いずれにも属さないコンサートオーケストラも非常に盛んなこともあり、世界でも群を抜いたオーケストラ大国となっている。また、放送局が専属のオーケストラを持つ例も多い(放送オーケストラ)。これは元々、番組のテーマ曲、ドラマの伴奏、各種の放送用音楽を調達し易くするために所有し始めたのが根源であり、大小さまざまな放送局が、それぞれの経済規模にあったオーケストラを所有していた。大きな放送オーケストラは、主に国家予算で運営されてきた、世界の国営放送局や、それらに代わる公共放送局等であり、放送の歴史が長いヨーロッパに多い。日本においては、近畿広域圏を放送対象地域とする特定地上基幹放送事業者の朝日放送(ABC)が、ABC交響楽団他、複数の管弦楽団を所有し、演奏会の他に、放送番組用の音楽を多数演奏した。また、「市民とともに歩むオーケストラ」「人・音楽・自然」をテーマとして、東京都を中心に年間約160回の公演を行なっている日本フィルハーモニー交響楽団は当初、関東広域圏を放送対象地域とし、中波放送(AM放送)事業を行なっている特定地上基幹放送事業者、文化放送の専属オーケストラとして誕生し、関東広域圏を放送対象地域とするテレビジョン放送の特定地上基幹放送事業者、フジテレビジョンと専属契約を結んでいた。日本最初のプロ・オーケストラであるNHK交響楽団(通称「N響」)は、独立した財団法人ではあるが、日本放送協会(NHK)と密接な関係を有しており、放送局付属オーケストラに準ずる存在となっている。なお、日本放送協会(NHK)は別途、東京放送管弦楽団等、放送用専属オーケストラを主要放送局毎に持っており、紅白歌合戦等の歌番組や娯楽番組でNHK交響楽団が演奏することはない。
山菜の日。
山形県の中央部、西村山郡西川町にある山菜料理店、出羽屋が制定。多くの人においしい山菜の食べ方、保存方法、加工食品等について知ってもらうことが目的。日付は、雪の多い山形県西村山郡西川町では、春の山菜が待ち遠しいこともあり、3月の最終日のこの日から「春ですよ」との合図を込めると共に、3月31日の「3」と「3」と「1」で、「山菜(さん[3]さ[3]い[1])」と読む語呂合わせから。出羽屋は、山岳信仰で出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)を訪れる行者の宿として始まった。行者に食事とお風呂で身体を休めてもらいたい、その想いから生まれた「山のもの」料理は、「山菜料理」と呼ぶようになり、「全国でも珍しい山菜料理の宿」として知られるようになった。山菜とは、山野に自生し、食用にする植物の総称で、通常栽培はされず、自生しているものを採取する。ノビルやヨモギ等、土手や畦道等に自生している植物で食用になる場合もあるが、これらは普通、山菜とは区別して野草と呼ばれる。いわゆる野菜として栽培されているものは、長い歴史の中で、栽培植物として品種改良を受けてきた。そのため味が良く、収穫量も多い。それに対して、野生植物である山菜は、収穫量も多くなく、味にもやや苦みがあったり灰汁(食物に含まれるえぐ味、渋味、苦味等、不快で不要とされる成分の汁)があったりと、やや難がある場合が多い。しかし、そこに独特の風味や変化が楽しめるという見方もある。また、栽培種が余り季節を問わないのに対して、野生植物には、はっきりした季節の変化があり、それを採取するのが季節の楽しみという面もある。地域によっても種に違いがあるため、地域の特異性も見い出し易い。山里では、それぞれに山菜料理を名物にしている店がある。尤も、近年では山菜も栽培される例が少なくなく、広く流通しているものもある。そのため、名物の山菜料理が、ある程度どこでも同じものを出している、という例が少なくないのも事実である。日本において、山菜水煮、山菜ミックス等と称して、何種類かの山菜をカットして水煮し、パック詰めにした加工食品が広く流通している。これらの加工食品には、ワラビ、ゼンマイ、ナメコ、キクラゲ、タケノコ等が主に使われ、既に適当な大きさにカットされて加熱してあることから調理の手間が掛からず、1年を通して安定的に供給されるため、外食産業でも幅広く使われている。
サンミーの日。
大阪市東淀川区豊新に本社を置く、パン・洋菓子・デリカ食品等の製造販売、ベーカリーレストラン等の運営を手掛ける企業、株式会社神戸屋が制定。2021(令和3)年に発売50周年を迎える、株式会社神戸屋の人気商品の1つ、「サンミー」は、大阪のソウルパンとも言われ、関西圏を中心に、幅広い年齢層から愛される菓子パンとなっている。デニッシュ生地にクリームを包み、ケーキ生地をトッピングして焼き上げ、チョコを線描きすることで、クリームとケーキとチョコを一度に味わえることから「三味(サンミー)」と名付けられたパンで、記念日を通して、さらに多くの人に愛してもらうことが目的。日付は、3月31日の「3」と「31」で、「サン(3)ミイ(31)」と読む語呂合わせから。株式会社神戸屋の創業は1918(大正7)年で、「神戸屋」という名の由来は、創業者の桐山政太郎が、兵庫県神戸市にある製パン会社に勤めていた際に、大阪で「神戸パン」という名称で販売を行なったことからであり、その後、桐山政太郎が独立し、本社を大阪に置いた。株式会社神戸屋は、長年に亘り包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業を手掛けてきた。しかし、国内において人口減少や少子高齢化が進む中で、今後の事業展開を検討した結果、株式会社神戸屋は冷凍パン事業、及びフレッシュベーカリー・レストラン事業に専念することにした。同時に、日本最大規模の製パン業者、山崎製パン株式会社に対して、包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業の譲渡を打診し、株式会社神戸屋と山崎製パン株式会社は2022(令和4)年8月26日に、包装パンの製造販売事業とデリカ食品の製造販売事業を、株式会社神戸屋が新たに設立する新会社へ吸収分割により譲渡した上で、新会社の株式を山崎製パン株式会社が取得する契約、並びに包装パン製品において、神戸屋ブランドを2年間使用可能とする契約を締結した。株式会社神戸屋は、2022(令和4)年10月12日に新会社である株式会社YKベーキングカンパニーを設立して、2023(令和5)年3月31日付で株式会社YKベーキングカンパニーを完全子会社化としている。