3月18日 できごと その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

0235年 - ローマ皇帝アレクサンデル・セウェルス(マルクス・アウレリウス・セウェルス・アレクサンデル・アウグストゥス)と、その母のユリア・マメアが、ローマ帝国最初の軍人皇帝マクシミヌス・トラクス(ガイウス・ユリウス・ウェルス・マクシミヌス、マクシミヌス1世)により暗殺される。このできごとにより、アフリカ属州(ローマ帝国の属州[本国以外の領土]で、領域の概要は、現代の北アフリカに位置するチュニジアの北部と、その南東隣で、地中海沿岸のリビア西部からなる)生まれのローマ帝国皇帝で、領内の体制を固めた後に大胆な東方への外征を行なったルキウス・セプティミウス・セウェルスが創始したセウェルス朝が終焉する。 
1229年 - 第6回十字軍: 外交交渉により、エルサレム(現在の中東、パレスチナに位置するイスラエル東部に所在)に入城した神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世が、イエス・キリストの墓とされる場所に建つ教会、聖墳墓教会でエルサレム王として戴冠(国王や皇帝が即位の後、公式に王冠・帝冠を聖職者等から受け、王位・皇位への就任を宣明する儀式を行なうこと)。     
1314年 - フランス国王フィリップ4世の命で捕えられたテンプル騎士団(中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会)団長ジャック・ド・モレーが、宗教裁判で異端とされ、焚刑(火刑)に処せられる。 
1438年 - 現在のスイス領内に発祥したドイツ系の貴族の家系、ハプスブルク家のアルブレヒト2世が神聖ローマ帝国のローマ王(ドイツ王、ローマ皇帝の前段階)に即位。 
1850年 - トラベラーズチェック(旅行や出張等の海外渡航の際に、多額の現金を持ち歩かなくても済むように発行される、外国旅行者向けの小切手)とクレジットカード(後払いができるカード)の発行元であるアメリカ合衆国の企業、アメリカン・エキスプレス社が、ヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールドにより創立される。当初は、荷馬車により高級貨物を運ぶ運送業者として事業を開始している。アメリカン・エキスプレス社の創業者達は、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、アメリカ合衆国西部を地盤とする、2017年7月現在では、アメリカ合衆国で最も支店数が多い金融機関、ウェルズ・ファーゴの創業者でもある。アメリカン・エキスプレス社は、輸送網を全米、及び、隣国のカナダやメキシコにも広げ、海外旅行に行くアメリカ人旅行者のサポートのために、海外に事業網を展開する。1970年代から1980年代にかけて、世界各国でクレジットカードの発行を開始し、世界的普及を背景に事業規模を全世界的に拡大する。また、単なる金融サービス業、若しくは、旅行代理店の枠を超えた柔軟な有事対応も伝統となっている。
1871年 - フランスの首都パリの民衆が、アドルフ・ティエールの臨時政府に対し、武器を取り蜂起する(パリ・コミューン[自治政府])。 
1874年 - 太平洋中央部の洋上に位置するハワイ王国が、アメリカに対して独占的な通商権を与える条約を結ぶ。 
1881年 - 『東洋自由新聞』創刊。当初は2,000部を印刷した『東洋自由新聞』は、自由民権と君民共治、フランス流急進自由主義を主張した新聞であったが、同年4月30日の34号で休刊に陥り、事実上の廃刊となる。 
1913年 - ギリシャ王国国王ゲオルギオス1世が暗殺される。経済面に力点を置き、ギリシャ王国の近代化を志向したゲオルギオス1世は、バルカン半島(ヨーロッパの南東部に位置する半島)に属する諸国である、ブルガリア、セルビア、ギリシャ、モンテネグロの間で結ばれた、オスマン帝国(現在のトルコ共和国の前身)に対する同盟、バルカン同盟によるバルカン連合軍が、兵員数で劣勢で戦略的にも劣勢なオスマン軍に勝利した第一次バルカン戦争により、オスマン帝国を降伏させたテッサロニキ(現在のギリシャ北部に所在)に意気揚々と乗込む。ゲオルギオス1世は、テッサロニキでもアテネと同様、護衛兵を付けずに街中を歩き回っていたが、アルコール中毒の浮浪者とされる男に銃撃され、死亡している。
1915年 - 第一次世界大戦・ガリポリの戦い: 連合国軍によるダーダネルス海峡(地中海に繋がるエーゲ海と、黒海に繋がるマルマラ海を結ぶ狭隘な海峡)進攻作戦が失敗に終わる。 
1921年 - 中央ヨーロッパに位置するポーランドとソビエト連邦の間で、リガ条約(ポーランド・ソビエト戦争の講和条約)が結ばれる。 
1925年 - 日暮里大火。東京府北豊島郡日暮里町(現在の東京都荒川区に所在)で工場から出火し、折からの強風に煽られ、燃広がって大火となり、全焼約1,720戸、半焼約400戸、焼失面積約46,000坪等の被害が出る。
1926年 - 三・一八事件(三・一八虐殺事件)。北京の段祺瑞政府(中華民国臨時政府)打倒を叫ぶ民衆のデモに対し、政府軍が発砲する。 
1929年 - 先代の首相官邸(現:首相公邸)が竣工。日本では、首相が公務を行なう建物を「官邸」、居住する建物を「公邸」と分け、隣接するこの2つを区別している。鉄筋コンクリート4階建(地上3階・地下1階)の旧首相官邸は、大正末期から昭和初期にかけて流行したアールデコ(1910年代から1930年代に、フランスを中心に流行した美術工芸の様式で、単純・直線的なデザインが特徴)、表現主義(感情を作品中に反映させて表現する傾向)等の建築様式を取入れた、文化的にも価値があるといわれる建築である。現在、旧首相官邸の建物は、敷地内を曳家(建築物をそのままの状態で移動する建築工法)により移動し、改修を施された上で、首相公邸として利用されている。なお、地上5階、地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート構造で、震度7(激震)にも耐えられる現在の首相官邸は、1999年から建設が開始され、2002年4月22日から使用されている。外国の首脳官邸には、アメリカ合衆国の「ホワイトハウス」、フランスの「エリゼ宮」、ロシアの「クレムリン」、イギリスの「ナンバー10」、フィリピンの「マラカニアン宮殿」等、独特の通称を持つものが多い中、日本の首相官邸にはそれがない。各国の官邸には、法令で定められた正式名称とは別に、より親しみ易い雅名や愛称等が付けられているものが多い。実際に、そうした国では、通称の方が広く一般に使用されている場合が殆どで、正式名称が明文規定されていない国や、そもそも不明という国まである。また、通称が公式名に昇格した例も少なくない。特にこれといった通称もなく、「総理大臣官邸」や「首相官邸」のような硬い公式名が一般に使用されているのは、むしろ少数派となっている。
1937年 - ニューロンドン学校爆発事故。アメリカ合衆国南部、テキサス州東部にあるニューロンドンで、ガス廃棄ラインとの接続部から漏出した天然ガスの爆発により、学校の校舎が崩壊し、300名以上の学生と教師が死亡する。 
1938年 - 北アメリカ南部に位置するメキシコが、国内にある外国所有下の石油資源を全て国有化する。 
1940年 - 第二次世界大戦: ナチス・ドイツ(国家社会主義ドイツ労働者党支配下のドイツ国)指導者兼首相(総統)アドルフ・ヒトラーと、イタリア王国国家指導者兼首相ベニト・ムッソリーニが、ブレンナー峠(オーストリア西部とイタリア北東部の間に位置する峠で、古来からイタリアと北東ヨーロッパを繋ぐ重要な峠として利用されている)で会談し、フランス・イギリスに対して共同で当たることを確認する。 
1941年 - 北海道美唄市にある三菱美唄炭鉱でガス爆発が発生。死者・行方不明者177名。
1944年 - 第二次世界大戦: ナチス・ドイツ軍が中央ヨーロッパに所在するハンガリーを占領。 
1945年 - 第二次世界大戦: 国民学校(初等教育と前期中等教育を行なっていた学校)初等科(修業年限6年)以外の全ての授業を、4月から1年間停止することを決定。
1945年 - 後に、量産単発プロペラ機としては世界最大/最重量の機種となる、アメリカ海軍で運用された艦上攻撃機ダグラスA-1 スカイレイダーとして採用された、試作艦上攻撃機ダグラスXBT2D-1が初飛行。 
1946年 - スイスとソビエト連邦が国交を樹立。 
1947年 - アジア極東経済委員会(アジア太平洋の国、及び地域に加え、フランス、オランダ、イギリス、アメリカも加盟している、現在の国際連合アジア太平洋経済社会委員会)が設置される。国際連合アジア太平洋経済社会委員会は、アジアと太平洋地域の経済の発展、社会の開発のための調査・研究や勧告等を主な任務としている。 
1953年 - 自由党(自由民主党[自民党]の源流政党の1つ)を離党した鳩山一郎、三木武吉、河野一郎らが、分党派自由党(自由民主党[自民党]の源流政党の1つ)を結成。その後、分党派自由党が母体となって結党された日本民主党と自由党が、いわゆる保守合同により統一され、自由民主党(自民党〉が誕生している。 
1958年 - 文部省(現在の文部科学省の前身の1つ)が、各小中学校に道徳教育の実施要綱を通達する。