3月15日 記念日 その7 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

眉の日。
顔の印象の8割を決めるとも言われる眉は、プロが客観的に見て整えることが大切。そこで、大阪市北区豊崎に所在する、化粧品の販売、眉の専門家であるアイブロウスペシャリストのサロン「アナスタシア」の運営等を手掛ける企業、クレディアワールドワイド株式会社が、サロンで眉を整える文化を普及させることを目的に、2016(平成28)年に制定。なお、クレディアワールドワイド株式会社は、その後の2019(令和元)年12月、アナスタシアミアレ株式会社に社名を変更している。日付は、新生活を迎えるこの時期に、3月15日の「3」と「15」で、「さあ(3)行こう(15)」「最高(315)の眉、最高(315)の笑顔」等の意味の語呂合わせから。眉は、機能的には額から落ちる雨水や汗が目に入らないようにする役割を担う。それぞれの毛の方向は、それに対応するものと考えられる。同様に、雨水やほこりや小さなゴミが目に入るのを避ける役割も担っている。他方で、眉は人の表情を作る重要な役割を担っており、それによるコミュニケーションにおいても、重要な役割を果たしている。眉は、目元のみならず、顔全体の印象を左右するパーツであるため、古くから化粧の一環として、眉毛を任意の形に整える、引眉等の行為が行なわれてきた。歌舞伎等、世界の古典的な舞踊において、目や口元と同様に眉を強調する化粧を行なう例は数多い。現代では、主に女性が眉を抜いたりカットしたり、剃ったりして眉の形を整えることがある。女性の場合は眉を描くため、全て剃り落としている人もいる。また、逆に薄い眉や不揃いな眉の場合は、眉のラインを描き足すこともある。髪を染めている人の場合は、髪の色に合わせて眉毛を染めることもある。眉毛には生理的役割はないので、頭髪と同様、美容として加工することに余り抵抗感はないと言える。因みに、ネコの眼の上から顔の横にかけてある長い毛が「眉毛」と俗称されることがあるが、これはひげ(洞毛)の一種で、人間の眉毛とは異なる感覚器としての性質を持っている。 
冠婚葬祭互助会の日。
東京都港区西新橋に事務局を置く、経済産業省の許可事業である冠婚葬祭互助会業を営む企業で構成される一般社団法人、全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)が制定。日付は、冠婚葬祭互助会が「割賦販売法(昭和36年7月1日法律第159号)」の対象事業となった日、1973(昭和48)年3月15日から、3月15日を記念日にしたもの。冠婚葬祭互助会とは、加入者が毎月一定額の掛金を前払金として払込むことにより、冠婚葬祭の儀式に対するサービスが受けられるシステム。略称は互助会。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)では、相互扶助の精神を広めて日本の伝統文化を重んじ、日本の儀式文化を継承すると共に、多様化する社会に合わせて新たな儀礼文化を創造することを目指している。2023(令和5)年には、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)が設立50周年を迎える。それを記念すると共に、より多くの人に冠婚葬祭互助会のことを理解してもらおうとしている。1973(昭和48)年に設立され、2013(平成25)年に一般社団法人へ移行した全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)は、2022(令和4)年10月時点で全国206社により構成される。1948(昭和23)年、日本で初めての冠婚葬祭互助会となる横須賀冠婚葬祭互助会が設立された。冠婚葬祭互助会の名称は、冠婚と葬祭の二大儀式を「互いに助け合い」の礼をもって送りたい、という相互扶助の願いを込めたものである。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)加盟互助会は、前受金残高ベースで全国の互助会の約98%を占め、全国各地に結婚式場・斎場・貸衣裳部門等を持ち、冠婚葬祭事業を展開している。儀式に関する習慣や風習は各地で違いがある上、加入者が儀式に対して希望する規模や内容にも差異があるので、冠婚葬祭互助会において各社は、地域の風習等を勘案すると共に、加入者の利便を考え、契約金額やサービスの内容が異なる複数のコースを用意している。加入者から前払いされた前受金は、主として結婚式場や斎場を建設する費用や維持費等に当てられる他、儀式に必要な各種の衣裳や祭壇等の備品を購入すること等に使われており、加入者の利点は、儀式の予約をしたことにより低廉な価格で利用でき、加入時に約束した冠婚・葬祭の契約内容をいつでも保証されている。最近、盛んに話題となっている葬儀の「生前予約」であるが、まさに冠婚葬祭互助会の契約そのものであり、その意味でも先進的・合理的と言える。また、加入者が結婚式・葬儀以外にも人生の節目となる時期に行なわれる、様々な通過儀式にも利用できるようにしている。  

天赦日は開運財布の日。
大阪市天王寺区城南寺町に本社を置く、「財布屋」の名称で財布職人手作りの高品質の「開運財布」を製造・販売する企業、株式会社美吉屋が制定。「天赦日」は「てんしゃにち」、又は「てんしゃび」と読み、暦には「天しや」と書かれ、干支や六曜等によって吉日を選ぶ「選日(せんじつ)」にも書かれる。この日は、天の神々が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、全てにおいて吉とされる、暦の上で最も縁起が良い日である。そのため、天赦日にのみ何に関しても良いという意味で、「万(よろづ)よし」とも注記される。天赦日は季節と日の干支で決まり、年に6回程しかなく、年によってその日付は変わる。2024(令和6)年では、1月1日(月)、3月15日(金)、5月30日(木)、7月29日(月)、8月12日(月)、10月11日(金)、12月26日(木)となる(この年は7回)。開運をもたらす「開運財布」を購入するにはふさわしい「天赦日」を広め、1人でも多くの人に、ポジティブに過ごしてもらうことが目的。1959(昭和34)年12月15日に創業した株式会社美吉屋は、皮革製小物や財布の製造・販売を行なう。その後、2002(平成14)年にインターネットサイト「財布屋」を設立し、特に高品質な日本製の「開運財布」に力を入れている。
こころの健康づくり週間。
3月15日から3月21日まで。「こころの健康」は、人がいきいきと自分らしく生きるために重要であり、生活の質にも大きく影響する。「こころの健康」には、幾つかの要素があり、具体的には、自分の感情に気付き、それを表現できること(情緒的健康)、その時々の状況に応じ適切に考え、問題解決ができること(知的健康)、他の人や社会と建設的で良い関係を築けること(社会的健康)、人生の目的や意義を見い出し、主体的に自分の人生を選択できること(人間的健康)が挙げられる。こころの健康を保つためには、ストレスに立向かう抵抗力(ストレス耐性)を高めて、ストレスに上手に対処することが大切で、「適度な運動」「バランスのとれた食事」「十分な休養」はストレス耐性を高める。
邪神忌。
アメリカの作家、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの1937(昭和12)年の忌日。「邪神忌」は、日本のファングループが命名し、この日にはトークイベント等が開催される。怪奇小説・幻想小説の先駆者の1人とされるハワード・フィリップス・ラヴクラフトは、生前は無名であった。しかし、死後に広く知られるようになり、一連の小説が「クトゥルフ神話」として体系化された。ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの創造した怪神、異次元の神、神話体系は世に広まり、現代のコリン・ウィルソン(イギリスの作家・評論家で、「オカルト」ブームの発端の1人となっている)達や、「SF宇宙冒険物」に大きな影響を与えている。ゴシック小説(18世紀末から19世紀初頭にかけて流行した、神秘的、幻想的な小説)や、アメリカの作家・詩人・評論家、エドガー・アラン・ポー(アメリカにおいて、文筆だけで身を立てようとした最初の著名な作家であったが、文名を得てからも、その生活はほぼ常に貧窮の中にあり、その作品は当初、本国アメリカよりもむしろ、ヨーロッパで評価された)等の系譜に連なる、独特な恐怖小説や先駆的SFの作者として、近年顕著に再評価されつつある。ハワード・フィリップス・ラヴクラフトは一生の間、アメリカ合衆国北東部、ロード・アイランド州プロビデンスに住み、昼はブラインドを降ろし、ランプを灯して、無気味な物語を書き続けた。主な舞台は、ニューイングランド地方(アメリカ合衆国北東部の6州[北から南へメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州]を合わせた地方で、中心都市は、アメリカ合衆国で最も歴史の古い街の1つでもある、マサチューセッツ州の州都ボストン)であり、入念な文体と悪魔的雰囲気で、怪奇現象を描いた短編が高評価されていて、SF的作品もある。ハワード・フィリップス・ラヴクラフトと、友人である作家クラーク・アシュトン・スミス、ロバート・ブロック、ロバート・E・ハワード、オーガスト・ダーレス等の間で、架空の神々や地名、書物等の固有の名称の貸し借りによって作り上げられた「クトゥルフ神話」では、太古の地球を支配していたが現在、地上から姿を消している、強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が、現代に蘇ることを共通のテーマとする。そのキャラクターの中でも、旧支配者の一柱、彼らの司祭役を務め、太平洋の底で眠っているという、タコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたような、クトゥルフが有名である。