3月8日 記念日 その8 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

ギョーザの日。
東京都中央区銀座に本社を置き、冷凍ギョーザを販売する、食品事業・ケミカル事業・医薬事業等を運営する味の素グループの冷凍食品メーカー、味の素冷凍食品株式会社が、この日にギョーザを大いに食べて、その美味しさをもっと知ってもらおうと制定。1972(昭和47)年、味の素冷凍食品株式会社の冷凍ギョーザが発売された。その当時は、まだ電子レンジがあまり普及していない時代で、家庭における電子レンジ普及率は10%未満であった。味の素冷凍食品株式会社では、冷凍食品を、家庭の食卓にのぼる頻度が比較的高い、家庭で手づくりしにくい、家庭の調理器具で解凍調理が容易にできる、という3つのコンセプトを基に開発し、冷凍ギョーザは、発売された12品の冷凍食品の中の1つであった。その後、調理簡便性の高い冷凍食品に対するニーズが高まる中で、味の素冷凍食品株式会社のギョーザは、「おいしさたっぷりの具」「油なしでパリッと焼ける」「おいしさは素材から」「おいしい安心、自社工場から」等のキャッチコピーと共に、何度もリニューアルされてきた。そして、2012(平成24)年に「油・水なしでパリッと焼ける」ギョーザが完成した。「羽根の素」の技術開発により、油・水なしでさらにパリッとジューシーに焼ける新調理法を実現した。さらに、顧客からの声を取入れ、使い勝手のよい「小分けトレイ」になり、全ての「野菜の国産化」を行なった。日本で初めて、工場で作った生の餃子を販売したのは、東京都中央区銀座に本社を置く、主に魚肉練り製品等を製造する、業界では最大手の食品メーカー、株式会社紀文食品であり、現在は、多数の食品会社や餃子店がチルド食品や冷凍食品として各種餃子を販売している。冷凍餃子のシェアでは、2012(平成24)年時点で味の素冷凍食品株式会社が9年連続でシェア1位で、家庭用国内シェアは約47%(店頭市場ベース)と、圧倒的な「独り勝ち」の状態で、その時点でシェア2位は、餃子を中心とする中華料理チェーンの「大阪王将」を前面に打出した、東京都品川区東品川に本社を置く、外食事業や冷凍食品等の販売事業を展開する企業、イートアンド株式会社製である。その後、1位の味の素冷凍食品株式会社はさらにシェアを伸ばし、50%を超えた。2014(平成26)年に、冷凍餃子市場は前年比約8.4%の増加で、約388億円となっており、シェア2位に付けるイートアンド株式会社も、「羽根つき餃子」の投入と認知の拡大という方法で、市場シェアを30%を僅かに超えるまで伸ばした。ギョーザ(餃子)は、紀元前6世紀頃の中国の遺跡から、既に食べられていた痕跡が見付かっている。中国では、水餃子(茹でて湯切りをしたもの)が主流であり、焼き餃子は余り食べられていない。日本では焼き餃子が主流であり、用いる具材、調理法も中国で主流のものと異なる。日本の餃子は、薄目の皮を使い、豚ひき肉、キャベツ、ニンニク、ニラ等を入れるのが一般的である。日本に餃子が伝わった当時は、物資不足のため豚肉ではなく羊肉を使用していたことから、臭みの強い羊肉の臭い消しとしてニンニクが用いられた。その後、豚肉がメインで使用されるようになってからも、風味の良いニンニクが餃子とも相性が良く好まれたため、今日も多くがそのまま具材として使用され続けている。日本国内で初めて餃子を食べた人物は、常陸水戸藩第2代藩主で、「水戸黄門」としても知られる徳川光圀とされており、明の儒学者で、日本に亡命していた朱舜水から教わったという。明治時代までにも餃子を出す中華料理店は存在し、料理書でも作り方は紹介されている。しかし、呼び方は「チャオツ」等、原語の音をそのまま使い、「メリケン粉に包んだもの」や「焼いた豚饅頭」等という解説を付けなければならない程、庶民には縁遠い存在であった。日本で、一般の日本人が食べられるようになったのは第二次世界大戦後で、満州(現在の中国東北部に所在)等からの引揚者によって広く普及するに至った。しかし、米飯が主食の日本ではおかずとして、水餃子ではなく薄目の皮を使用した焼き餃子が主流となった。以降、大衆的な日本人向けの中華料理店やラーメン店、また、餃子専門店、スーパーやデパートの惣菜コーナー等で広く扱われ、家庭の手軽な惣菜として定着し、家庭で食材から作る他、冷凍食品・チルド品も多くの種類のものが出回っている。日本では、でき上がった餃子を「焼き目」の側を上にして皿に盛る、という独自性がある。中国では、餃子の「上下」は、あくまで皮と皮をくっつけた側が「上」と考える。中国人が日本の餃子を見ると「ひっくり返っている」と見える。春巻きに似た形で鉄板焼きにしたものを、棒餃子や焼き棒餃子と称したり、特に、日本で広まった、鉄鍋で焼く餃子を鉄鍋餃子と称したりして出す店がある。また、鶏の手羽先に具を詰めて揚げたものは、手羽先餃子と呼ぶ。従来、「ギョーザの日」は旧暦1月1日とされていたが、年により日付が変わり覚えにくい、等の理由で、3月8日に変更された。日付は、3月8日の「3」と「8」で、「み(3)んなでハ(8)ッピーギョーザの日」の語呂合わせから。また、家庭用餃子で最も食べられている、味の素冷凍食品株式会社の「ギョーザ」が発売された1972(昭和47)年3月8日にも因んでいる。2021(令和3)年7月23日から同2021(令和3)年8月8日までの17日間、東京都等で開催された2020年東京オリンピック(第32回オリンピック競技大会)の選手村では、食堂で味の素冷凍食品株式会社の「ギョーザ」が提供されており、各国・地域の選手達から「世界一おいしいギョーザ」と称賛され、大会期間中に話題となった。選手達が口にしていたギョーザは、市販されているギョーザと全く同じ商品であった。冷凍食品のランキングサイトでも、第1位には味の素冷凍食品株式会社の「ギョーザ」が選出されている。
日本列島たこせんべいの日。
愛知県碧南市大浜上町に本社を置く、「たこせんべい」や「えびせんべい」等の菓子を製造・販売する企業、スギ製菓株式会社が制定。島国の日本が誇る海の幸の1つ、「タコ」を使った「たこせんべい」を、日本列島の各地から全国に届けて、その美味しさを味わってもらうことが目的。そして、多くの人に多くの幸(多幸 = たこ)が訪れるように、との願いが込められている。スギ製菓株式会社は、1970(昭和45)年3月に創業した会社で、記念日の日付は、その創業の月や幸(さち = 3)から3で、タコの足が8本であることや、数字の8がつくる2つの円や輪を、縁や和に繋げていくこと等から、3月8日としたもの。スギ製菓株式会社の「たこせんべい」は、北海道産タコと北海道産日高昆布を使用し、秘伝の甘辛ダレで仕上げた、定番の味の煎餅である。その他の商品ラインナップとしては、天然桜えびの釜揚げをまるごと練り込んだ「桜えびせんべい」や、福岡県製造の明太子の後を引く辛味がくせになる「明太えびせんべい」等がある。
プレミアム美肌の日。
東京都千代田区飯田橋に本社を置く、化粧品の開発、製造、販売等を手掛ける企業、MTコスメティクス株式会社が制定。MTコスメティクス株式会社では、健康でハリのある肌を「美肌」と表現しており、プレミアムな化粧品で肌を労るための大切なスキンケアを習慣化して、美肌を保ってもらうことが目的。日付は、「3」で「み(3)んな美しく」、「8」で「肌(は[8]だ)・ハッ(8)ピー」の語呂合わせから、「全世代のみんながハッピーに美肌になれるように」との願いを込めて3月8日に。MTコスメティクス株式会社は、化粧水や美容液、乳液、クリーム、アイトリートメント、シート状美容液マスク、クレンジング、洗顔等の製造・販売を行なっている。