2月16日 できごと その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1953年 - 南アジアに位置するインドのジャワハルラール・ネルー首相が連邦議会で、米ソ二大陣営のどちらにも属さない「第三世界」の結集を訴える。「第三世界」とは、第二次世界大戦後の世界を二分した、西側諸国のアメリカ合衆国を盟主とする資本主義・自由主義陣営と、東側諸国のソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営との対立構造、東西冷戦期に、東西両陣営いずれにも属さなかった国々を、フランス革命時の第三身分(聖職者、貴族に対する平民)に準えてこう呼ぶようになったもので、主に、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ(アメリカ大陸の北半球中緯度から南半球にかけて存在する独立国、及び非独立地域を指す総称)等の発展途上国を表わすものである。 
1958年 - 滄浪号ハイジャック事件。乗客30名、乗員3名、アメリカ軍の軍事顧問団員1名の計34名を乗せ、韓国南東部にある釜山から、韓国の首都ソウルへ向かっていた大韓国民航空(大韓航空の前身)「滄浪(チャンナン)号」ダグラスDC-3型機が、韓国北部の平沢(ピョンテク)上空でハイジャックされ、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)中西部の平安南道にある順安空港に強制着陸させられる。1958年3月6日、客室乗務員、乳児1名、実行犯と思われる7名を除く乗客と運航乗務員が韓国へ帰還したが、北朝鮮は「滄浪号」を返還しなかったため、大韓国民航空は運営上の大きな打撃を受け、赤字の解消に頭を悩ませることとなる。 
1959年 - 南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海洋上の大アンティル諸島に位置するキューバの首相に、革命軍のフィデル・カストロが就任。 
1961年 - アメリカ航空宇宙局(NASA)が、大気密度の測定のためだけに打上げられた、一連の膨張型人工衛星の初成功機「エクスプローラー9号」を打上げる。 
1961年 - 長野県下水内郡栄村の青倉地区で雪崩が発生。家屋4戸が全壊して11名が死亡し、3名が軽傷を負う。
1962年 - 南ベトナム解放民族戦線が第1回代表大会を開催。南ベトナム解放民族戦線は、南ベトナム(ベトナム共和国)で結成された反サイゴン政権・反アメリカ・反帝国主義を標榜する統一戦線組織である。略して解放戦線と呼ばれたが、越南共産(ベトナムコンサン)を略したベトコン(越共)と通称されることも多い。 
1971年 - 東大宇宙航空研究所(現在の宇宙航空研究開発機構[JAXA]の一部、宇宙科学研究所)が、試験衛星「たんせい」を打上げる。 
1974年 - 東大宇宙航空研究所(現在の宇宙航空研究開発機構[JAXA]の一部、宇宙科学研究所)が、試験衛星「たんせい2号」を打上げる。 
1976年 - 衆議院予算委員会で、アメリカの航空機製造大手のロッキード社(現在はロッキード・マーティン社)による、主に同社の旅客機の受注を巡って明るみに出た世界的な大規模汚職事件、ロッキード事件の証人喚問を開始。証人喚問の場に立った、国際興業(バス事業を中心とした企業)創業者で同社社主(当時)の小佐野賢治が発した、「記憶にございません」が流行語となる。 
1977年 - 日米繊維協定の対米輸出規制枠の全廃に合意し、事実上完全自由化される。 
1978年 - 中国の首都北京で、日中長期貿易取決めに調印。 
1978年 - 宇宙開発事業団(NASDA、現在の宇宙航空研究開発機構[JAXA]の前身の1つ)が、電離層観測衛星「うめ2号」を打上げる。 
1978年 - アメリカ合衆国中西部、イリノイ州シカゴで、世界初の電子掲示板システム『CBBS』が作られる。電子掲示板は、コンピュータネットワークを使用した環境で、記事を書込んだり、閲覧したり、コメント(レス)を付けられるようにした仕組みのことである。単に「掲示板」と呼んだり、英語表記の略語で「BBS」と呼んだりする。電子掲示板を利用すると、情報交換や会話・議論等を行なうことができる。主に、パソコン通信やインターネットのウェブ等の上で実装される。インターネット上の電子掲示板は、個人がウェブサイトに開設する等、小規模なものから、電子掲示板を集めて1つのウェブサイトとして発展させ、現実社会に影響を与える大規模なものまで、様々な電子掲示板が存在する。 
1983年 - 1983年オーストラリア森林火災。オーストラリア南東部のビクトリア州、及びオーストラリア中央南部のサウス・オーストラリア州で、同時多発的大規模な森林火災が発生。合わせて約2,000平方kmが焼失、75名が死亡、2,600名以上が負傷する。 
1985年 - 中華航空006便急降下事故。台湾北部にある台北の中正国際空港(現在の台湾桃園国際空港)からアメリカ合衆国西部、カリフォルニア州にあるロサンゼルス国際空港へ向かっていた中華民国(台湾)の航空会社、中華航空(現:チャイナエアライン)006便ボーイング747-SP-09型機が、アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州サンフランシスコ沖の太平洋上で失速し、きりもみ状になって垂直降下する。乗客251名、乗員23名の計274名の内、2名が重傷、50名が軽傷を負い、機体は大きく損傷するが、最寄のサンフランシスコ国際空港へ緊急着陸に成功。墜落寸前の事故から奇跡的に全員が生還する。 
1996年 - 薬害エイズ事件で厚生大臣(現在の厚生労働省の前身の1つ、厚生省の大臣)菅直人が謝罪会見。なお、薬害エイズ事件とは、1980年代に、主に血友病(生涯に亘り皮下血腫、関節出血、筋肉出血等の出血症状を繰返す病気)患者に対し、加熱等でウイルスを不活性化しなかった血液凝固因子製剤(非加熱製剤)を治療に使用したことにより、多数のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者、及び後天性免疫不全症候群(エイズ[AIDS]、ヒト免疫不全ウイルス[HIV]が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす免疫不全症)患者を生出した事件である。 
1998年 - チャイナエアライン676便墜落事故。インドネシア中部にあるバリ島のデンパサールから、台湾北部にある台北の中正国際空港(現在の台湾桃園国際空港)に向かっていた、チャイナエアライン(台湾の航空会社)676便エアバスA300-600R型機が、小雨と霧の中で着陸進入中に、大きな機首上げ等の異常飛行状態に陥る。それでもそのまま着陸復行を続けようとしたところ、失速状態になって制御不能となり、滑走路を飛越えて電柱等に衝突、横滑りしながら付近の民家や養魚場・工場・倉庫を次々と巻込み、住宅街に墜落、爆発炎上する。乗客182名、乗員14名の計196名全員と、近隣住民6名の合わせて202名が死亡する。 
2005年 - 「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書(京都議定書、平成17年条約第1号)」が発効。地球温暖化の主原因物質である二酸化炭素の排出量を削減することを、先進国に義務付ける。 
2006年 - 神戸空港(愛称:マリンエア)が開港。神戸空港は、神戸市の中心部となっている三宮の南約8kmの沖にあるポートアイランド南側の人工島に建設された、2,500mの滑走路を運用する地方管理空港である。大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港(関西空港、関空)と合わせて「関西三空港」と称され、この呼称は、国土交通省を始めとする公的機関等でも用いられている。航空路線の大半は、大阪国際空港と関西国際空港に就航しており、大阪国際空港が「国内線の基幹空港」、関西国際空港が「国際線の基幹空港」として機能している。神戸空港の便数は、両国際空港と比較すると少ないが、主要路線の国内線が就航している。なお、国際線は、関西国際空港にのみ就航している。大阪国際空港と関西国際空港の運営は、2016年4月1日より、関西エアポート株式会社が行なっており、2018年4月1日からは、関西エアポート株式会社の100%出資会社、関西エアポート神戸株式会社が、神戸空港の運営を神戸市から引継ぎ、「関西三空港」の一体運営が実現している。2022年9月18日に開かれた第12回関西3空港懇談会では、神戸空港の国際化が決定され、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催される2025年までに国際チャーター便を、関西国際空港の混雑が予想される2030年前後に国際定期便を就航させ、1日最大発着回数40回を目指すことになる。
2006年 - 堀江メール問題: 衆議院予算委員会で「ライブドア社長堀江貴文が、社内メールで自由民主党(自民党)幹事長武部勤の次男への現金振込を指示した」と民主党(後の民進党)の永田寿康議員が指摘。この証拠とされたメールが捏造であったことから、永田寿康は議員を辞職し、民主党執行部は総退陣に追込まれる。