2月10日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

左利きの日。
「左利きが集まるコミュニティ」として結成された「Japan Southpaw Club」が2001(平成13)年に制定。日付は、2月10日の「02」と「10」で、 「レ(0)フ(2、二)ト(10、十)」の語呂合せから。既に、8月13日が世界的な「左利きの日」となっていたが、日本では盆(旧盆)の時期に当り、イベント等を開催するのが難しいため、別の日となるこの日が制定された。なお、「Japan Southpaw Club」は、既に活動を終了している。左利きとは、一般的に人間の手の内の利き手が左であること、又はそのような人のことを指す。但し、広義には手や腕だけでなく、脚、目、耳のいずれかが左優位の場合にも用いられる。なぜ左利きが少数なのか、なぜ利き手の人の割合が約10%前後で変動がないのかについては、はっきりとした理由が分かっていない。左利きの人は、一般的に右手に比べて左手がより器用で、多くの動作に左手を使うことを好む。例えば、文字を書く、料理をする、箸を使う等である。左利きは、全ての動作を左手で行なうと思われ勝ちであるが、実際には、完全な左利きは少ない。文字を書くのは右でも、ボールを投げたりするのは左を使う等、動作によって使う手が異なる場合もある。また、特にどちらの手と決まっていない動作も多い。そういった意味では、左利きの人は、両利きと呼ばれることもある。個人差は多く見られるが、大人になる程利き手の変更は困難である。そのため、日本を始めとする世界の多くの国で、幼少時に周囲の人物が、箸や鉛筆の『利き手の変更』を行なわせようとすることが多い。しかし、この「矯正」は本人が望んだものではないため、うまく腕を動かせないストレスに加え、「矯正」の指導をする親が激しく叱ることが多く悪影響が少なくない。世の中の製品(道具や機械、楽器等)は、右利き用に設計されているものが多い。これは、左利きにとって不便なだけでなく、危険性が高い場合がある。また、一般に左利き用の製品は右利き用に比べ割高であり、経済的負担を強いられる。左利きの人は、多くの場面で右手用製品を使わざるを得ず、結果としてかえって左利き用の物が使いにくくなることも多い。スポーツにおいては、時として左利きであることが有利に働く場合がある。また、競技上の優位性確保のため、敢えて利き手でない腕を用いる場合がある。特に、野球、ボクシング、相撲、柔道等、直接人と勝負するスポーツや、一対一で必ず対戦するようなスポーツにおいては、左利きであることが有利に作用する。右利きと左利きの人口比から、左利きが右利きと対戦する機会が多いのに対して、右利きは左利きと対戦する機会が少ないからである。左利きの人を指す言葉として、「サウスポー」がある。「サウスポー」は、1892(明治25)年にアメリカ合衆国中西部、イリノイ州シカゴの地元新聞、シカゴヘラルド紙の記者の作った造語とされる。野球の本塁が北西にあるのが原則であるため、左投げ投手の手(ポー:paw)は南(サウス:South)から繰出されることから名付けられた。他にも、アメリカ南部出身の大リーグ所属投手に左利きが多かったことから等、「サウスポー」の語源については諸説がある。 
左利きグッズの日。 
社会生活で左利きの人が感じている、さまざまな道具の使い辛さ。それを解消するための左利き用グッズの普及を目指し、左利きグッズを扱う、神奈川県相模原市中央区相模原の菊屋浦上商事株式会社が制定。日付は、2月10日の「02」と「10」で、 「レ(0)フ(2、二)ト(10、十)」と読み、「レフト = 左」の発想から。社会生活で左利きの人が感じている様々な道具の使いづらさ。それを解消するため、左利き用グッズの普及を目指している。左利き用グッズとして、ハサミやカッター、定規、鉛筆削り、扇子、急須、フライ返し、コルク抜き、スライサー等の商品がある。 
豚丼の日。 
北海道芦別市北7条西4丁目に本社、札幌市白石区菊水元町9条に札幌本部を置き、豚丼や焼き肉、ジンギスカン、しゃぶしゃぶ等のたれ、ソース・ドレッシング等の製造・販売を行なう調味料メーカー、株式会社ソラチが制定。北海道を代表する、老舗の調味料製造メーカーの1つである株式会社ソラチは、「北海道のたれ屋」として有名で、十勝名物の豚丼が全国的に知られる原動力の1つになった企業である。かつての地元芦別を中心とする道央地方では、「たつ印」のたれの製造メーカーとして知られており、ジンギスカンのたれに至っては、発売開始60年を誇るロングセラー商品である。また、近年は、「十勝豚丼いっぴん」等のレストランチェーンの経営・新たな機内食や、他社とのコラボレーション商品の開発にも参画している。日付は、2月10日の「2」で「ぶた」、「10」で「どん」と読む語呂合わせから。十勝豚丼を「味わう日」「楽しむ日」とし、また、北海道内外へ豚丼を広めることを目的としている。豚丼は、豚肉を牛丼に似たタレ味に調理しており、豚肉用に調合されたタレで煮込んだものを米飯の上に載せた丼物である。北海道の十勝地方、帯広発祥の豚丼は、豚の焼肉を使用している。一方で、牛丼チェーン店等による割り下で煮込んだ豚丼も存在する。焼肉系の豚丼と割り下で煮込んだ豚丼とは、かなり味わいの異なるものになるが、これらを含めた総称として豚丼と呼ばれる。帯広発祥の豚丼は、豚肉を砂糖醤油等で味付けした甘辛いタレで焼いたものを使用する。豚肉の部位としては、主にロースやバラ肉を使い、調理法も味わいも牛丼チェーンの豚丼とは異なる。十勝地方では、明治時代末に養豚が始まり、大正時代末期には豚肉料理が一般的になりつつあったが、食材や調理器具の制限で料理法が限定されており、特に、豚カツ等は庶民が食べられるものではなかった。そこで、庶民にも食べられる料理ということで、鰻丼をヒントにした醤油味の豚丼が開発されたという。豚丼としての歴史は古いが、新たに牛丼チェーンによる豚丼が広まってきたため、名称における紛らわしさを避ける目的で、帯広系豚丼、十勝豚丼、帯広豚丼と呼称する場合もある。いずれの場合も、豚丼の読みは「ぶたどん」である。帯広を中心とした十勝地方には、約200軒もの豚丼店がひしめき、全国からも注目を集める観光の1つにもなっている。  
フルーツアートの日。
東京都港区元赤坂に所在する一般社団法人、日本フルーツアートデザイナー協会が制定。フルーツアートの魅力を広く知ってもらうことが目的。ぺティナイフを使い、フルーツを見た目にも美しく、美味しく食べられるアート作品のように仕上げるフルーツアートは、普段は捨てられてしまうことの多い葉や皮も巧みに利用して、フルーツの付加価値を高める。日付は、2月10日の「2」と「10」で、「フ(2、二)ルーツアート(10、十)」の語呂合わせから。フルーツアートを通じて、フルーツの新たな魅力を引出すことで、生産者と提供者、そして消費者を繋ぎ、フルーツの消費拡大を目的とした活動を行なう為、2010(平成22)年に設立され、2011(平成23)年には一般社団法人となった日本フルーツアートデザイナー協会では、フルーツの素晴らしさを伝える「フルーツアートプロフェッショナル」の育成を行なっている。
みやざき地頭鶏の日。
宮崎県ブランドである「みやざき地頭鶏(じとっこ)」の品質向上や、生産者の経営の安定を図るために創立された事業協同組合、「みやざき地頭鶏事業協同組合」(事務局所在地は、宮崎市広島)が2010(平成22)年に制定。記念日を通して「みやざき地頭鶏(じとっこ)」をPRすることで、さらなるブランドの向上と消費拡大を図ることが目的。日付は、2月10日の「2」と「10」で、「じ(2、二[次])とっ(10、十)こ」の語呂合わせから。地頭鶏(じとっこ)とは、宮崎県、及び鹿児島県の霧島山麓において、古くから飼育されていた在来種である。名前の由来は、江戸時代にこの鶏を飼育していた農家の人達が、極めて美味しい肉であることから、藩城主の地頭職(じとうしき)に献上している内、いつからともなく地頭鶏と呼ぶようになった、と言われている。生産羽数が非常に少ないため、1943(昭和18)年には、天然記念物に指定された。また、2008(平成20)年に開催された「地鶏・銘柄鶏食味コンテスト」で、優秀賞を獲得している。