2月6日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1944年 - 鹿児島県肝属郡垂水町(現在の鹿児島県垂水市)にある垂水港で、乗客約700名以上を乗せた出航直後の客船「第6垂水丸」(122トン、定員350名)が、方向転換しようとバランスを崩して転覆。大幅な定員オーバーで出港したため、正確な死者数は分かっていないが、死者は464名とも、547名とも言われている。
1952年 - イギリスで、ジョージ6世が死去し、ジョージ6世の第一王女、エリザベス2世が即位する。 
1956年 - 当時は新聞社系週刊誌が全盛であった中、出版社の刊行としては、初の週刊誌となる『週刊新潮』(2月19日号)が、文芸書の大手として知られる出版社、新潮社から創刊される。新聞社系週刊誌の代表的な存在、『週刊朝日』とは異なる路線を目指し、新聞社が扱わないニュースを主とした編集方針を採ったが、次第に独自のスタイルを築き、発行部数は上向き、1959年新年号は100万部を発行するまでになっている。
1958年 - ミュンヘンの悲劇。ユーゴスラビア連邦の首都ベオグラード(現在はセルビア共和国の首都)からイギリスに向かっていた英国欧州航空 (BEA、1974年に英国海外航空[BOAC]と合併し、ブリティッシュ・エアウェイズとなる) 609便エアスピード・アンバサダー型機(双発レシプロ旅客機)が、給油のために立寄った西ドイツ(ドイツ連邦共和国)南東部にあるミュンヘンのリーム空港(現在は、ミュンヘン空港[フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港]に移転)で離陸に失敗。フェンスを突破り、約300m離れた空き家に激突して炎上する。同機は、イングランドのサッカークラブであるマンチェスター・ユナイテッドのチャーター機で、乗客38名、乗員6名の計44名の内、乗客21名、乗員2名の計23名が死亡する。選手は死亡者8名、重傷者7名。原因は、滑走路上のシャーベット状になった氷雪(スラッシュ)による失速とされる。 
1959年 - アメリカの電子技術者、ジャック・キルビーが集積回路(IC)の最初の特許を取得。集積回路(IC)とは、特定の複雑な機能を果たすために、多数の素子を1つに纏めた電子部品である。主に半導体で構成された電子回路が、複数の端子を持つ小型パッケージに封入されている。 
1959年 - アメリカの大陸間弾道ミサイル「タイタンI」が、初めてテスト発射される。 
1967年 - ベトナム戦争: アメリカ軍が枯葉剤の散布を開始(枯葉剤作戦)。枯葉剤は、除草剤の一種であり、その散布は、名目上は熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症であるマラリアを媒介するマラリア蚊や蛭を退治するためとされたが、実際は、南ベトナム解放民族戦線(ベトコン[越南共産])の隠れ場となる森林の枯死、及びゲリラ支配地域の農業基盤である耕作地域の破壊が目的であったと言われる。枯葉剤散布は後に、ベトナムでの奇形児出産増加の原因になったとされる。 
1968年 - グルノーブルオリンピック(第10回オリンピック冬季競技大会)開催。2月18日まで。開催都市は、フランス南東部のリゾート地、グルノーブル。次回の4年後に札幌オリンピック(第11回オリンピック冬季競技大会)の開催が決まっていた日本は、この大会に過去最高の62選手を送込んだが、メダルはおろか6位入賞すら果たせず、次回の開催に不安と課題を残す結果となる。フランスで製作された記録映画『白い恋人たち』は、単に事実を記録するのでなく、芸術性をも追求した映画となっている。ナレーションもストーリーもなく、さまざまな映像が単発的に映し出され、全編に亘ってメインテーマが何度も流れる。聖火リレーの映像で始まり、開催の準備や選手の練習風景、日常生活等、競技以外の部分まで幅広く映像を残し、最後に祭りの後の静けさを映し出して終わる。フランスの作曲家、フランシス・レイが作曲した同名のメインテーマ曲もよく知られている。 
1972年 - 札幌オリンピック(第11回オリンピック冬季競技大会)スキージャンプ70m級(現:ノーマルヒル)で、笠谷幸生が金メダル、金野昭次が銀メダル、青地清二が銅メダルを獲得し、日本がスキージャンプ70m級のメダル独占を果たす。
1976年 - アメリカ合衆国北東部が、発達した低気圧による猛吹雪(ブリザード)に襲われ、大きな被害が発生する。 交通機関は途絶し、高速道路上で立往生する車が続出し、車内で避難中に、排気口が雪で塞がれたことによる一酸化炭素中毒、また、沿岸部では高波に襲われる等して約100名が死亡し、市民生活にも大きな影響が出る。これを機に、緊急時のヘリコプターの有用性が改めて認識され、医療機関がヘリポートを設置する動きが進む。 
1978年 - 成田空港問題: 第一次「横堀要塞」事件。機動隊が、成田空港第二期工事区域内にあった、反対派の「横堀要塞」と呼ばれる団結小屋(地下1階地上3階建てで、浴槽・トイレ・ベッドを完備し、長期戦に耐える構造となっていた)や、その上に立てられた鉄塔の撤去に着手する。 
1985年 - アメリカのコンピュータエンジニアで、インターネット・デジタル家電製品や同製品に関連するソフトウェア製品を開発・販売する多国籍企業、アップルコンピュータ(現:アップル インコーポレイテッド)共同設立者の1人、スティーブ・ウォズニアックがアップルコンピュータを去る。
1988年 - 衆議院予算委員会で日本共産党の正森成二議員の質疑中に、浜田幸一委員長が宮本顕治共産党議長を「人を殺した」と発言。与野党間で審議が紛糾し、浜田幸一は12日に委員長を辞任する。 
1989年 - 中央ヨーロッパに位置するポーランドで、政府と反体制勢力による円卓会議が始まる。4月5日まで。円卓会議は、日増しに高まる民主化への要求や相次ぐストライキ、社会主義経済運営の行き詰まりを受け、政府と反体制勢力による対話の場として国内の安定化を図ることを目的に設けられる。結果として、政治権力は実質的に統一労働者党から、新たに創設された二院制議会、並びに大統領職へと移行する。現在では、その後のポーランドの政治や社会のあり方を決定付ける重要な転換点であったのみならず、一連の東欧各国における社会主義体制崩壊の先駆けとなるものであった、と評価されている。 
1998年 - アメリカ合衆国東部、バージニア州アーリントンにあるワシントン・ナショナル空港が、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港に名称を変更する。ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港は、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.のビジネス街中心からおよそ5kmに位置する空港であり、地下鉄が直結している。3本の滑走路を有するが、全てが相互に交差しているため、同時離着陸が困難なことと、最長の滑走路でも 2,100m程度と短いため、短中距離便の運航が殆どとなっている。 
2000年 - 横山ノック前知事の辞職に伴なう大阪府知事選で、通商産業省(現在の経済産業省の前身)大臣官房審議官の太田房江が当選。日本初の女性知事となる。 
2004年 - ロシアの首都モスクワの地下鉄で、チェチェン人(ヨーロッパ東部のコーカサス地方北部の民族で、ソビエト連邦解体以降、一部のチェチェン人はロシア連邦最南西部のチェチェン共和国において、ロシア連邦からの分離独立を目指してテロリズムを行なっている)テロリストによる爆破事件が発生し、市民39名が死亡する。 
2011年 - 日本相撲協会の現役の大相撲力士による、大相撲本場所での取組での八百長への関与に関する問題、大相撲八百長問題で、日本相撲協会は2011年春場所の中止を決定。本場所中止は65年振りで、不祥事を理由とした中止は初となる。
2016年 - 2016年台湾南部地震。台湾南部に位置する高雄で、モーメントマグニチュード(M)6.4の逆断層型地震が発生。最大震度の7級(激震)を記録し、死者117名、負傷者551名等の被害が出る。台湾はフィリピン海プレートとユーラシアプレートが衝突している収束型境界にあり、世界の中でも地震が多い地域の1つである。  
2018年 - 2018年花蓮地震。台湾東部の花蓮県近海を震源として、モーメントマグニチュード(M)6.4から6.7の横ずれ断層型地震が発生。最大震度の7級(激震)を記録し、17名の死者が出た他、7階建てのホテルや12階建てのホテルが倒壊する等、大きな被害が出る。日本は外国で唯一、国際緊急援助隊専門家チームを派遣している。
2019年 - アメリカ合衆国を中心とした北アメリカ(アメリカ合衆国とカナダ)、及びヨーロッパ諸国によって結成された軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)が、東南ヨーロッパのバルカン半島に位置する北マケドニア共和国(マケドニア旧ユーゴスラビア共和国)の加盟を正式承認。
2023年 - トルコ・シリア地震。西アジアのアナトリア半島(小アジア)と東ヨーロッパのバルカン半島東端の東トラキア地方を領有するトルコ南東部を震央として、モーメントマグニチュード(Mw)7.8の大地震が発生。南隣のシリアにかけて大きな被害が出る。死者5万6,000名以上(トルコ5万名以上、シリア6,000名以上)。